総理大臣杯決勝の思い出
またPKで競り勝った!大学サッカー部のTwitterで速報を観て決勝進出を知った瞬間
「西が丘(東京)まで観に行かなきゃ」と心の声が聞こえてきました。
関西勢が総理大臣杯で決勝戦にコマを進めたのは4年ぶり。近年は関東の大学に押され気味でした。
国士舘大vs大阪学院大 決勝戦は日曜の18時開始。次の日は朝から大阪で休めない仕事でした。ここは身体を張るしかない!(身体張るポイント笑)
競技場は味の素ナショナルトレーニングセンターの隣りにありました。オリンピック選手や各競技のプロ選手が練習やリハビリでも使用する施設。
選手時代のウッチー(内田篤人)がリハビリしてた場所やぁ。
夕方5時から競技場開門。あれ?順天堂、法政など関東の大学サッカー部員が続々と応援席へ。これが「応援要請」かぁ。あらかじめ、各大学毎に席が割り当てられていました。
大阪学院は完全アウェーなんやな。改めて東京会場の独特な雰囲気を感じました。
両チーム入場。この決勝の舞台を応援席で観ている喜びは特別なものでした。この舞台に連れてきてくれてありがとう!!
というのも私はこの決勝戦から12日後大学を去ることが決まっていたからです。
自分が仕事を辞めるタイミングでまさか総理大臣杯決勝に進むとは。。何か特別な縁を感じました。
両チームとも前への推進力の高い攻撃型サッカー。試合は一進一退、攻守が目まぐるしく変わる展開。
足元の技術、狭い局面での打開、DFの足が最後に伸びてくる感じ、すべてが決勝にふさわしいハイレベルな闘いでした。
1-1 同点。後半ロスタイムのところで新幹線の時間が迫っていたので「お先に失礼します」と会場から外に出る手前でした。
キーパーが弾いたボールを国士舘の選手がきっちり詰めて、失点。その歓声を背に私は地下鉄の駅へと歩き出しました。
後にYouTubeで最後の失点で倒れ込むキーパーの姿を見て
準々、準決勝と何度もシュートストップ、PKストップでチームを救ってきた。だからこそ総理大臣杯決勝を闘えた。堂々と胸を張ってほしいと思いました。
選手のみんな、スタッフのみなさん 素晴らしい決勝戦をありがとう。一生の思い出に残る試合でした。
(おしまい)
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