iPhone15がUSB Type-C充電を採用。ここからIT未経験の人が学ぶべき『ルール統一』について
こんにちは。
Career Artスタッフのエンジニア担当です😆
今日はIT時事ネタを書いていきます。
毎年9月といえば...?
―色々なイベントが連想されるのですが、
ITエンジニアの自分としては、iPhoneの新作発表がまっさきに思い浮かびます。
現代の生活において、スマホは切っても切り離せないですよね。
その中でも、特に日本ではiPhoneの普及率が、Androidと比較して多いと聞いたことがあります。
実際どれだけのシェア率があるのかを調べてみると、以下のようなサイトがありました。
2023/09/28時点でのデータを切り出してみると、
日本でスマホを持っている方の約7割が、iPhoneを使っていると言えそうですね。
日本人のスマホユーザ過半数がiPhoneユーザということで、様々なメディアでも取り上げられているiPhoneの新作発表ですが、今回の一番目立った特徴は
『充電ケーブルにUSB Type Cを採用』
だと、僕は考えています。
これまでiPhoneは、ライトニングケーブルと言った、独自のケーブルを採用して充電やデータ転送を行っていました。
これが、最近のAndroid端末で使用されているUSB Type-Cへの変更に踏み切ったこと、個人的にはすごいなと思っています。変えた理由は様々噂されていますが、
・今まで保ってきた慣例を変えて、新しいチャレンジをしたこと
・世界動向を見て、柔軟に対応しようと規格を合わせにいったこと
を切り取ってみると、自分は感動を隠しきれません😉
ITエンジニア業界における”ルール統一”
なぜ自分がこういった部分に感動するかというと、ITの開発現場などでも”ルール統一”をするということがいかに大変なのか、見てきているからです。
ITの現場においては、基本的に1人で1つの製品を作り上げていくというよりは、チームで一つの製品を作り上げていくということが圧倒的に多いです。
その中で、どんなに細かいことでも、”ルールを作っておき、それを徹底する”というチームプレイが圧倒的に大事になってきます。
例えばですが、以下3つを見てください。
1. マネージャー
2. マネジャー
3. マネージャ
これはすべて『管理者』を表すカタカナ言葉です。
これを見た方は、ほぼ確実にこういうのではないでしょうか?
「全部同じじゃん!!」
はい、有り体に言うと自分もそう思います。😓
ただし、これは”人間視点では”同じと言えますが、
IT(コンピュータ)の視点では、これらはすべて別物として扱われてしまいます🤨
別物として扱われるとどうなるか...プログラミングがうまく動かなかったり、バグの原因になってしまい、ITエンジニアとしてはマイナスになることが多いのです!
そのため、なるべくルールを統一しようとエンジニアたちも日々奮闘しているのですが、
そんなにすぐには統一できないというのが現状です。
そんな現状を見てきたからこそ、iPhone15のこの変更に感動してしまうのです。
「ソフトウェアの現場ですら変えることが大変なのに、コストを掛けてハードウェアの部分を変更するなんて!なんて挑戦的なんだ!」
と、思わざるを得ないのです。
もちろん、ライトニングケーブルのままではEU圏で販売できなくなるリスクがあったので、変更せざるを得ないといった事情はあったとは思いますが。。。
今からITエンジニアを目指される方は、”ルール統一”を今から意識してみると、今後良いITエンジニアになれるかもしれませんね!
世の中、いろんなカタカナ言葉が、異なる表記で使われていることが非常に多いので、そこを探してみるのも面白いですよ!
今回の記事はここまでとします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨