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言葉は魔法#9 大坂なおみ選手の言葉の力

大阪なおみ選手、USオープン2度目の優勝おめでとうございます!

以前から、大坂なおみ選手のインタビューは、好感をもって見ていました。とても素直に、自分の言葉を紡いでいけるのは、テニスだけじゃない大阪なおみ選手の才能を感じていました。

コートで優勝インタビューを受けている大阪なおみ選手。インタビュアーは7日間つけていた名前の入った黒いマスクについて質問します。
「あなたが付けていたそのマスクを見た人たちは、どのように感じたと思いますか?」
それに対してこう応えます、
「質問に質問で返すようで悪いんだけど、あなたはどう感じたのですか?」

鳥肌が立つ思いでした。

また、たしかこんなコメントもあったように覚えています。
「人種差別を認めない、だけじゃ足りない。反人種差別を訴えないと、世の中は変わらないと思う」※不正確です。たぶんこんな趣旨の発言。

大阪なおみ選手の言葉には、力みがなく、声だかに主張するのではないけれど、聞く人の胸にすっと入ってくる、そんな力があります。きっと、それは、大阪なおみ選手が自分の考えを相手に押し付けようとせず、自分の素直な思いから発しているからなのだと、わたしは考えます。こういう言い方もできると思います。

大坂なおみ選手は、謙虚に自分の考えを述べているから。

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