【キャリコン試験対策】面接試験の合否を左右する展開力の上げ方
5年前の国家キャリコン初受検を皮切りに、
これまで計5回の受検経験があるのですが、
面接試験の合否を左右するのは、
やはり展開力だなぁと感じております
これがあるということは、
ということです
ではこの展開力に必要なものは何か?ですが、
私は大きく3つあると思っています
です
【展開力に必要なもの】
1.相談者の方の冒頭のお話しや応答から仮説を立てられること
仮に、こんな相談者の方がいたとします
ここまでに「アレ?」と感じてほしい
or
仮説が立てられるポイント
がいくつかあるのですが、
お気づきでしょうか?
★どんな迷いがあるのだろう?
★パートタイマーだから
「誰にでもできる仕事」
「やりがいのない仕事」しかできないと
思い込んでいるのではないか?
★「誰にでもできる仕事」しか
本当にできていないのであれば、
上司は正社員登用の話はしないはずだけど、
打診を受けた際にどんな話をされたのだろう?
★打診を受けた際、
どんな気持ちだったのだろう?
★「誰にでもできる仕事」と思っている中に、
「〇〇さんだからお願いしたいと言われる
仕事」も含まれているのではないか?
★もし今の職場で
「自分にしかできない仕事」
ができるのであれば、
転職についてはどう考えるんだろう?
★今までどんな気持ちで
働いていらしたのだろうか?
2.仮説について、相談者の方に
確認または気づきにつながる
問いかけができること
1の★について、
私ならこんな問いかけをします
(最初と最後はそのままなので、略しますね)
■ひょっとしてパートタイマーだから
誰にでもできる仕事や、
やりがいのない仕事しかできないと
思っていらっしゃるのでは?と
私は感じたのですが、いかがですか?
■正社員登用の打診があった際、
上司の方からはどんなお話があったのですか?
■(詳細は知らない場合)
どんな方なら、上司の方は、
正社員登用したいと思うんでしょうね?
■仮に、今の職場でやりがいのある仕事が
できるのであれば、どうしたいですか?
■やりがいのある仕事ができたら、
どうなりそうですか?
■もし今の状態が続いたら、
どうなりそうですか?
■(上記2つを)
比較していただきましたが、いかがですか?
3.相談者が気づきを得た様子を共有できること
「最初はこうおっしゃっていたけれども、
あんなことやこんなことに気づかれましたね。」
ということをお伝えします
私がいつも心から
「もったいない!」と感じるのは、
1.はできている方が多いのですが、
2.3.をしていない方が多いんですよね
恐れずに確認しないと、
相談者の方が貴重な時間(とお金)を使って
お越しいただいた甲斐もありませんし、
気づきにつながりません
間違っていたら謝って
建て直せばいいんです!
未確認だと、見立てにつながる仮説が
誤っていることに気づけないまま、
という事態に陥ることもあるんです😱
慣れるまで怖いかもしれませんが、
「私のこの勇気が、
相談者の方の支援につながるんだ」
と信じて、がんばっていただきたいです🔥
最後に、この展開力を高めるのに
おすすめなツールをお伝えします
それは、2級のロールプレイケース内容です
相談者の属性等の概要と、相談したいことが
1ケースにつき10行以内で印字されています
これを見ながら上記1.2.の練習ができます
2023年6月16日現在、
第29回と28回の2回分・全10ケースが
協議会のホームページに
掲載されています
まだ見たことがない方は、
ぜひチェックしてみてくださいね
▽
https://www.career-kentei.org/about/learninfo/
心から応援しておりますね^^
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
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