ふじもん/キャリア教育と介護

はじめまして!ふじもんと申します。住宅型施設で介護職員として働きながら、教育や福祉、リ…

ふじもん/キャリア教育と介護

はじめまして!ふじもんと申します。住宅型施設で介護職員として働きながら、教育や福祉、リベラルアーツなどを中心に勉強、活動等をしています。 読者の方たちに分かりやすく楽しい記事を提供できるよう、がんばっています(^^) #教育 #福祉 #リベラルアーツ #論理学 #哲学 #ライター

マガジン

  • 7アンバサダーズ

    • 69本

    日本リベラルアーツ協会に関わるメンバーが、思い想いの情報発信を定期的に行います。 現在の更新タイトル予定は 月曜:「VUCA時代の教育デザイン」田村美香さん 火曜:「週替わり日」 水曜:「人事からみた教養教育の大切さ」かずながさきさん 木曜:「デザイン思考な生き方」Takaさん 金曜:「ボトムアップ科学技術」ふなよしさん 土曜:「介護を教科書から理解する」ふじもん/ライターさん 日曜:「学問と社会の分断を無くせ」keiichi kitamura(いっちー) さん

最近の記事

今回のキャリアイベント開催に至るまでの想い

こんにちは^^ ふじもんです。 今日のアンバサダー投稿も、先週と同じく介護のテーマから脱線します。 外を出歩くときは目的地に一直線で、あんまり寄り道をしない質なのですが、こういった文章を書いたり、会話をするときは道草食ったり、寄り道、脱線しがちです。不思議です。 今回の内容はただ寄り道をして油を売るわけではなく、行脚になった気持ちでだいじなことを書いていきます。 ありがたい説法はできませんが。 「どういうふうに生きていくか」という、ふじもん自身がだいじにしている想いと、

    • フットサルをして気づいたこと

      今日はTwitterの宣言通り、介護とは違う内容のことを書いていきます。 勉強や本を読んで得た知識からの学びではなく、今週の自分の経験からの気づきです。そして、その気づきを踏まえて今後どんな行動をしていくかという内容です。 何故、全く異なる内容やスタンスで書くのかというと、この7アンバサダーズの企画書を改めて読み直し、自分なりに言語化する作業をしたことがきっかけです。 7アンバサダーズの意図・目的に、より近いインプットの思考とアウトプットをしたい(しなきゃ)という想いが

      • 認知症の方とのコミュニケーション

        こんにちは! ふじもんです。今日は梅雨だ~って感じの天気でした汗 さて、今回からの投稿は前回までの内容から移って「介護職のコミュニケーション」について連載していきます。 今回は「認知症の方とのコミュニケーションで大切なこと」をテーマに大切な考え方を20個挙げていきます。 本当は一つ一つ説明を加えていきたいのですが、自分の力量と読みやすさ等を鑑みて、4つのことについて経験を踏まえて説明をしています。 前回までの認知症の方の記憶障害、認知機能の障害、感情面などを振り返りなが

        • 認知症の捉え方~行動・症状とその原因という分類から~

          今回の投稿は、これまでの認知症についての連載のまとめです。 これまで、認知症とそれに関連する知識を並べてきました。 それらを「行動・状態」と「その行動・状態の原因」という分類から整理して、認知症を捉えてみるということが今回の投稿の目的です。 それでは早速いきますよ!! 中核症状について記憶障害 認知症になると記憶障害が起こります。 アルツハイマー型認知症は特に近時記憶(数秒、数分前の記憶)の保持が難しくなります。 ついさっきご飯を食べたのに、「ごはんはまだ?」と繰り返

        今回のキャリアイベント開催に至るまでの想い

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        • 7アンバサダーズ
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          認知症のBPSD②と介護職にできること

          アンバサダー企画も1ヵ月が経ちますが、未だにペースが掴めずにいるふじもんです…。 他のアンバサダーさんたちの投稿を毎日拝読していますが、単に知識の習得だけでなくテーマについて考えさせられるような内容ばかりです^^ 前回の自分の投稿では認知症のBPSD(行動・心理症状)について解説していきました。 今回はその認知症の方を理解する1つの方法として、BPSDが出現する原因と、認知症の方にとって心地よい生活環境は何かということについて書いていきます。 前回の投稿はこちら B

          認知症のBPSD②と介護職にできること

          学校で習うはずのことができていなくて悔しいので、5月の目標を立てたという話

          最近は、インタビューを文字起こししたり、あるテーマについてリサーチをしたり、それをもとに記事を書いたり、という日々を過ごしています。 もう少し具体的に述べると、「相手の伝えたいことのポイントや、意図を読み取る」という「読解、理解」と、「それを正確に、適切に、また自分の考えや意図を相手に伝える」という「言語化」「編集」の作業をしています。 単に知識などをインプット&アウトプットすることとは違う力が必要だなあと感じています。 そして、それらの力が未熟だと感じています。 と

          学校で習うはずのことができていなくて悔しいので、5月の目標を立てたという話

          箱庭療法とは何か、気になったので調べてみました

          こんにちは^^ ふじもんです。最近は蒸し暑くて、少し参っています汗 明後日30日、土曜日の20時からのイベント「働くことを哲学と心理で問い直す」開催にあたって、今回のサブタイトル、箱庭療法について個人的に調べてみました。 名前はよく耳にするのですが、実際にはどういったことをするのか?どんな効果があるのか?等、気になったので調べてみました。 今回のイベントの予習のつもりで、ぜひご一読いただければ幸いですm(_ _)m 【箱庭療法のキーワード】 心理療法、非言語的、守りが

          箱庭療法とは何か、気になったので調べてみました

          認知症のBPSD①と介護カフェ開催のお知らせ

          今回の投稿では、認知症のBPSDについて解説していきます。 認知症の方の心理状態についても少し触れている内容になっています。 また、記事の最後には明日24日開催の介護カフェの告知・申し込みフォームも書いています。 ご興味ある方、ぜひご参加いただければ幸いです^^ BPSDとは何か Behavioral and Psychological Symptoms of Dementiaの略称がBPSDです。直訳すると「行動と心理の認知症による症状」といったところでしょうか。 日

          認知症のBPSD①と介護カフェ開催のお知らせ

          対話カフェで介護を考えるきっかけに

          今度の日曜日、24日の21時から学生団体ラジリアさんが開催している対話カフェに介護の話題を取り上げていただけることになりました! テーマは「経団連が提案した介護施設の人員配置基準緩和を考えてみる」です^^ 介護のニュースサイト、Jointさんの1月25日の記事を拝見した際から、色んな人の意見を聞いてみたいなという気持ちがずーっとあったため、この機会で開催していただきました。 今回の対話カフェ×介護カフェ、色んな立場の方に参加して欲しいのですが、特に、介護に関わるお仕事をさ

          対話カフェで介護を考えるきっかけに

          認知症と認知機能の障害について、とアンバサダー

          こんにちは! ふじもんです。今回の投稿が遅れてしまい、楽しみにして下さっていた方をはじめ色んな方にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでしたm(_ _)m 時間をしっかり確保して、今後もがんばって連載を続けていきます! 遅れを取り戻すために、まずは前回の認知症の投稿のおさらいから話を進めていきます。 記憶の分類モデルを基に認知症を理解する 前回は人間の記憶の仕組みを説明しながら、認知症の方はどんな記憶機能が障害されてしまうのかを解説しました。 具体的には、記憶する時間(短

          認知症と認知機能の障害について、とアンバサダー

          手話と自分とアンバサダー

          今日のアンバサダー投稿も介護についてではなく、別の話題です。 昨日、あるイベントに参加してきました。 介護のイベントではなく、今の自分の言語的な感覚(言語だけに留まらないかもしれません)に大きな影響を与えていることについてのイベントでした。 いつもどおりTwitterをしていたら...。 こんなツイートがまわってきました。 自分はコーダとカテゴライズされる人間でもあります。 音楽記号ではなく、耳の聞こえない親の子どものことをコーダと呼んでいます。 いま大ヒットしてい

          手話と自分とアンバサダー

          日本はいま"教育ブーム"ですが、あなたのそれは先生へのリスペクトを前提としていますか?

          今回はメディア報道、SNSでの投稿(教師のバトン含む)などを見ていて、思ったことを書き残していきます。 "教育ブーム"、"コンテンツ"と表現している理由を考えて頂けるきっかけになれば幸いです。 戦後最大の教育改革期である令和の時代①現在、戦後最大の教育改革が行われている最中に我々大人は生活をしています。 ②この記事で示している"教育"の対象は、いわゆる学校教育、つまり子どもたちです。 ③次の見出しで戦後最大の教育改革が行われている令和の時代の"教育

          日本はいま"教育ブーム"ですが、あなたのそれは先生へのリスペクトを前提としていますか?

          介護施設で「見ているの」は誰なのか?と、はたらいて笑顔になれた話

          ※今回の投稿は前回までのテキスト内容ではなく、ふじもん個人の体験や感じ方による主観的なものです。 アンバサダー投稿遅くなって申し訳ないです。 4月最初の投稿が遅れ、先行きが思いやられますが個人的には「まあ、まだまだこれからペースを掴んでいけばいいかあ。」と楽観視しています(笑) さて、今回の記事は一番最初の注意書きのようにテキストに基づいた介護知識ではなく、僕個人の主観による内容です。 前回の記事の答え合わせは、次の記事に書きます。 認知症の内容から一度離れて、小休止に

          介護施設で「見ているの」は誰なのか?と、はたらいて笑顔になれた話

          認知症と記憶について、とアンバサダー

          前回は、認知症とは何か?についての記事でした。 認知症の定義、どういった状態なのか(認知症という病気では無い)老化による物忘れと認知症の記憶障害の違い、認知症の症状について解説しました。 前回の内容はこちら 今回は中核症状というものを人間の記憶のしくみ、記憶の分類モデルに基づいて説明をしていきます。 本題に入る前に、中核症状についておさらいをしていきましょう! 中核症状のおさらい レビー小体型認知症という言葉、聞き馴染みがないかもしれませんが、こちらのツイートの記事

          認知症と記憶について、とアンバサダー

          あなたにとっての哲学は何ですか?

          「ヴィトゲンシュタイン、またはカントかなあ。それに付随して、論理学も大切にしたい。」と私なら答える。 もしかしたら違和感を持たれた方、いるのではないか? これは「哲学」という言葉の用法に関わるモヤモヤだ。 つまり、具体的な行為で述べれば「辞書に載っているいくつかの意味の内、どれを頭に思い浮かべるか」ということだ。 もちろん、違和感の要素は他にもあると思う。 (ミスリードするような見出し画像にしたのも、ズルいとは思っている) ただ、「それこそ」言語哲学の立場から言うと

          あなたにとっての哲学は何ですか?

          認知症とは何か、と火曜日のアンバサダー

          こんにちは(^^) ふじもんです! 早速ですが、今回のアンバサダー連載から「認知症の基礎知識」について解説してまいります。 よろしくお願いしますm(_ _)m 前回の記事にも書かせて頂きましたが、2012年の高齢者(65歳以上)の約7人に1人が発症していること、2025年には約5人に1人が発症するという統計になっている認知症。 (データは平成29年版高齢者白書・内閣府発表より) 超高齢化社会に突入する日本で暮らす人にとっては必要不可欠な知識です。 また、介護会社に入社し

          認知症とは何か、と火曜日のアンバサダー