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第2部が第1部を補完する『チェンソーマン』#122話 正義の悪魔

こんにちは。
体調不良など重なり全く考察できていませんがとりあえず更新。

ネタバレしてるので注意。







1、吉田とキガちゃんの関係


キガちゃんが吉田に対して「キガちゃんって呼んで」と言ったので吉田とキガちゃんが初対面だと感じた読者は多いと思う、
が、
おそらくふたりは顔見知りだ。
なぜそう思ったかというと、吉田が「これからはキミを悪魔として接しなければいけなくなってしまうかも」と言ったあと、キガちゃんが自白を始めたからだ。
これまでのラブコメ展開にものすごく影響されているだけかもしれないが、ふたりはお互いに好意を持っている可能性がある。そうでなければキガちゃんが自白する理由が見つからない。キガちゃんは吉田に、「悪魔」として接して欲しくないから自白をしたとしか思えない。そして吉田はキガちゃんを悪魔として接したくないから忠告したとしか思えないではないか。そうなると、吉田がデンジのいる高校に転校してきたのも、実は”キガちゃんがいるから”とも考えられる。

2、キガちゃんの目的?


キガちゃんが“ノストラダムスの大予言”に関わっているのではないか、と吉田は(公安は)疑っている。
そもそもノストラダムスの大予言とはなんなのか、詳しく知らなかったのでWikipediaを見てみたらめちゃくちゃ面白い内容だった。みんなぜひ読んで欲しい。
正直ノストラダムスの大予言については全くの知識不足なのでここでは触れません。

さて、
ここまででわかっているのは、
キガちゃんは“世界を最悪の恐怖に導”こうとしていることは確定している。ただこれには違和感がある。キガちゃんはそこらの悪魔とは違って、ちゃんと“人間”の姿をした悪魔だ。マキマさんと同じく人間の姿をしており、人間に友好的なはずなのでキガちゃんが人間を大量に殺そうとしているとは考えにくいような気がする。ただマキマさんも自分の死を日本国民の死に変換していたので“人間に友好的”の定義はよくわからないが、目的を達成するために犠牲は必要だと割りきっているのかもしれない。きっとキガちゃんにも何かしらの目的があるということだろう。
それと、”最悪の恐怖に導く”だけで、ノストラダムスの大予言のように”人類絶滅”と言っているわけではないので人間を殺そうとしているわけではないのかもしれない。…アパートの住人は死んでしまったけど…。

そもそもキガちゃんがなぜ高校生になってデビハン部に入っているのかが謎。デビハン部をチェンソーマン同好会とするなら、キガちゃんもチェンソーマンを追って学校に入った可能性はある。

今個人的に考えているのは、正義の悪魔とキガちゃんが手を組んでいるという説です。


3、囚人30人


キガちゃんからの情報でひっかかることがある。それは「今週中に命を落としているんでしょ」という台詞だ。
団地に出現した悪魔は“40秒前”に出現しており、その悪魔が囚人を殺すなら「今日命を落とすんでしょ」と言うのではないかと思うのだが、
「今週中」は、未来を含んでいるような表現でもあるし、「落としているんでしょ」という言い方はすでに過去形でもあるので、すごく複雑な言い回しだなと思った。しかも囚人が7人死ぬことは把握しているのに、日時は把握していないということは、キガちゃんが、7人の囚人を殺す犯人は知っているけど今週中に殺されるはず、ということは知っているということだ。
さらに言えることは、7人の囚人は狙って殺されているということだ。そうでなければキガちゃんがそれを把握できるはずがない。
そこから考えると、罪を犯したユウコが殺されたように、何者かが罪人(囚人)を制裁しているのではないだろうか。
そんなわけでぼくは正義の悪魔黒幕かなと思いました。
キガちゃんは吉田に自白もしているし、もしかしたら正義の悪魔に従わされている可能性はあると思う。



4、余談 吉田がアサにデビハン部のコーヒーしか出さなかった理由


今回の件で吉田がアサにお金をかけない理由がわかった気がする。たぶん交渉が難しい相手ほど吉田は金を掛けているんだと思う。相手が自分に好意を持っていれば交渉はたやすいのでモノで吊る必要がない。キガちゃんに「遠慮してほしかった」と言ったのは、難しい交渉はするが、モノで吊るような相手ではなかったからだ。
対してデンジにお金を掛けているのは、見てわかるように吉田はデンジに嫌われていると自覚しているからだと思う。
にしても吉田のアサに対する態度はまじで腹立つな。




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