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なぜ善逸は箱を庇ったのか? 鬼滅の刃 第4巻26話「素手喧嘩」考察(ネタバレ注意)

こんにちは。
2020年はもう9月になってしまいましたね。
早いものです。
著作権がよくわからないので、鬼滅の刃公式画像を使わせていただきました。


本当は「鬼滅の刃のすごいところ!」みたいな気軽なテーマにしたかったのですが、読めば読むほど深刻になっていくので、こんなお堅いタイトルになってしまいました。そして長くなってしまいました。鬼滅は先の先までいろいろと(?)繋がっているので、とりあえずは6巻までに絞って考察したいと思います。

かなりネチネチしてますし、テンション低めの考察になっています。あと、ちゃんとした答えが出てないものもあります。(そもそも考察なので正解なんてないのですが)それと、同じことを2回言っていることがあります。すみません。

漫画は気楽に読め!という意見、めっちゃわかります。

もちろん楽しく読ませていただいてます。

鬼滅の刃はすごいです。そして本当に面白いです。とにかく面白い。まじですごいと思います。やばいです。(語彙力が無い)

今回は鬼滅の刃6巻までのネタバレを含みます。
このnoteを読む場合は是非6巻まで読んで下さい。

毎回言いますが、まず原作、あるいはアニメに目を通してください。



(以下、ですます調、ストーリーの説明は極力省きます。ネタバレ注意。)

では早速。
この回で善逸の行動に疑問を持った方もいらっしゃると思う。
少数派なのかもしれないが、ぼくはちょと不自然だなぁと思ってしまった。というのも、はじめて見たとき(ぼくはアニメが初見だった)善逸の性格がよくわかっていなかったせいもあるかもしれない。

善逸が箱を守った理由をざっくり思い出しておこう。

*炭治郎はすごく優しい
*信じたい人を信じる
*何か事情があるはず
*命よりも大切なものだと言っていたから

理由は明確と言えば明確である。
だけどなんかふんわりしている。
善逸が炭治郎と出会って2話しか経ってないし(実際の時間経過はわからないが)、鼓屋敷では離ればなれで、信頼関係を築くなんて無理だろう。
読者や視聴者は今まで炭治郎がめちゃくちゃ頑張っていたのを見てきたし、炭治郎が人並外れて優しいのを知っているから、「今までの炭治郎を知っているぼくたち」なら善逸にかわって箱を守っても不思議ではないけど、
出会って間もない、炭治郎の過去も知らない善逸がサンドバックになってでも守った理由ってなんなんだろう、という素朴な疑問が湧く。

…難癖つけてるみたいで申し訳ない。(一応言っておくがぼくは善逸が大好きです)

みなさんは、この26話にタイトルをつけるとしたら、どんなタイトルにするだろうか。
善逸の魅力が全面に出ている話だとしたら、善逸に関係したタイトルにしたくなる。
しかし26話のタイトルは「素手喧嘩」だ。
これは炭治郎と伊之助を主題としてつけられているのではないだろうか。

この26話は善逸の視点のみで語ることは出来ないとぼくは思う。

1、善逸が箱を庇った理由とはあんまり関係ないけど炭治郎の視点から26話を振り返らせて下さい

(テーマである「なぜ善逸は箱を庇ったのか?」とあまり関係ない(関係あるといえばあるけど)ので読み飛ばしていただいて良いです。)

1ー1 フラッシュバック

3巻巻末、炭治郎が鼓屋敷を出ると、伊之助は刀を抜いていて、正一は離れたところで泣いている。そして善逸は箱を抱えて血だらけになっている。

ここで炭治郎のなかで、禰豆子が六太を庇った状態で倒れていた場面のフラッシュバックが起こる。
禰豆子と六太は殺されて(鬼にされて)しまった。(余談だが、「正一」の名前は数字を足すと「六」になるので「六太」の暗喩かもしれない)

善逸は刀を抜かない。これでは禰豆子と同じように殺されてしまう。

そして伊之助は善逸に向かって言った。

伊之助「お前を箱ごと串刺しにしてやる!!」

この台詞に聞き覚えがあるだろう。そう、第1巻1話の冨岡義勇の言葉である。

義勇「お前ごと妹を串刺しにしても良かったんだぞ」

思い出すだけで辛い(泣)

伊之助の言葉を聞いて、炭治郎の中で伊之助と義勇が重なり、善逸が箱を守ろうとする姿は、かつて禰豆子を守ろうとした自分自身(炭治郎)と重なった瞬間である。

義勇は「鬼」というだけで禰豆子を殺そうとした。伊之助も今まさに同じことをしようとしているのだ。

ここで炭治郎は伊之助をぶっ飛ばす。
そのあと炭治郎が伊之助に言った言葉が印象的だ。

炭治郎「お前は一方的に痛め付けていて楽しいのか?卑劣 極まりない!!」

これはもちろん伊之助に向けた言葉だが、ぼくにはどうしても冨岡義勇への返答でもあると思えて仕方がない。

第1巻1話で義勇は斧を握らない炭治郎を叱った。そして炭治郎の怒りを増長させるために禰豆子の肩を刺した。

義勇の「生殺与奪の権を他人に握らせるな」の一連のくだりは確かに人間を殺そうとする鬼に対しては正しい対処かもしれない。

しかし炭治郎は鬼ではない義勇(人間)に斧を向ける必要はなかったと思う。なぜなら人間なら話し合いが出来るからだ。(この問題は柱合裁判でも触れられているようないないような…)
ぼくは話し合いで解決しようとした炭治郎の肩を持ちたい。
(もちろん義勇は炭治郎が鬼滅隊に入る素質と覚悟があるかどうかを見極めるためにわざとやったことはわかるのだがそれとこれとは話が別だ)

そして義勇も、たとえ鬼であっても攻撃してこない(拘束に抵抗してはいるが)禰豆子の肩を刺す必要はなかったのだ。(もちろん義勇が炭治郎を鬼滅隊に入る素質と覚悟があるかどうかを見極めるためにわざとやったことはわかるのだが(2回目)炭治郎からしてみれば禰豆子を傷つける意味がわからないし、許せないことだ)

禰豆子は理性を取り戻していたのに、「鬼だから」というある種の差別によって理不尽に傷つけられてしまった。
義勇が禰豆子に危害を加えたので、怒った炭治郎は斧を振るわざるを得なくなった。

そして、伊之助の「箱ごと串刺しにしてやる」発言に対して怒った炭治郎は暴力を振るわざるを得なくなった。
伊之助の行動も義勇と同じく、「差別」として表現されているとぼくは思う。

「お前は一方的に痛め付けていて楽しいのか?卑劣 極まりない!!」

炭治郎のこの言葉は重く受け止めるべきだ。

(義勇は嫌なやつ、みたいな文章になってしまったが、これはあくまで炭治郎の視点からの推測だ。結果的に禰豆子への偏見は無くなり、炭治郎たちを庇ってくれたので義勇はとても良い人だと思っている)

1ー2 炭治郎の石頭

第6巻46話の炭治郎の言葉を借りるならば、「善良な鬼と悪い鬼の区別」が出来ず、たとえ素手でも鬼を倒そうとする伊之助に対して「頭が固い」という意味で炭治郎から強烈な頭突きをされている。
伊之助の「固い考え(鬼は問答無用で斬るという考え)」は炭治郎によってカチ割られたということだろう。伊之助もそのあとは攻撃をやめている。

1ー3 すぐに善逸を助けない

箱を守る善逸を、かつて義勇から禰豆子を守ろうとした自分自身と重ねているのだとしたら、気になるのは「善逸だったらどう行動するのか?」である。
炭治郎は斧を振ったが、善逸はこの状況をどう潜り抜けるのだろうか。
善逸は「無抵抗」を選んだ。

ネットで「炭治郎、早く善逸を助けてあげて」という意見をちょいちょい目にした。

もしぼくが炭治郎だったら、殺されるかもしれない状況で善逸がどうやって箱を守ろうとするのか静観してしまうかもしれない(善逸ごめん)

しかし炭治郎のことだから当然、どうしたらいいのか、という自問自答があったのではないかと思う。それにフラッシュバックを起こしていて混乱もあっただろう。伊之助を暴力によって仲裁して良いのか、もしかしたら伊之助は交渉に(話し合いで)応じてくれるかもしれないとか、考えなければならないことは山ほどあったんだろうと推測する。

2、善逸の視点から考えてみる(本題)

2ー1 尊重

冒頭でも書いたように、善逸が箱を守る理由はだいたいわかっている。

善逸は、箱の中には鬼が入っている、くらいしかわかっていなかっただろう。
姿を見ているわけでもない。どんな鬼が入っているかわからない。もしかしたら音をきいて鬼が狂暴かそうでないかは聞き取っていたのかもしれないが、全く謎だったはずだ。善逸が初めて禰豆子の姿を見たときの様子からして、箱の中身が女の子だということはわかっていなかったと思われる。

箱を庇った時の善逸の言葉を思い出そう。

善逸「俺が……直接炭治郎に話を聞く」

義勇は問答無用で禰豆子を斬ろうとした。そして伊之助も斬ろうとしている。

しかし善逸は違った。
炭治郎に事情を聞こうとしたのだ。

さて、ここでまた第1巻1話の義勇の言葉を振り返る。

義勇「鬼がお前の意志や願いを尊重してくれると思うなよ
当然 俺もお前を尊重しない それが現実だ」

鬼は炭治郎を尊重しない。
俺も炭治郎を尊重しない。

「俺も」とはどういうことなのか。
「弱者は強者にねじ伏せられるのみ」だからだろうか。

たぶん違う。

義勇は「生殺与奪の権~」の炭治郎への叱責は「世間一般(鬼殺隊)での認識」を説いたんだと思う。

そこらにはびこる鬼は炭治郎を容赦なく殺そうとしてくるし、
鬼殺隊は炭治郎の願いを聞き入れられない。なぜなら鬼は親でも兄妹でも殺して食べる。それが現実なのだと。

「善良な鬼と悪い鬼の区別」もせずに「鬼だから殺さなければならない」のが世間一般(鬼殺隊)の認識であるということだ。

「虐殺」や「差別」となんら変わらない。

義勇は炭治郎が土下座しても聞き入れてくれなかったし、(土下座して怒られた)伊之助も善逸が「炭治郎の大切なものだ」と言っても無視し続けた。
つまり「差別(鬼)」がそこにあるかぎり、意志も願いも聞き入れてもらえない。差別の前では人間である炭治郎や善逸の意志すら尊重してもらえなくなってしまったのだ。

それなのに善逸は鬼であると知っていながら守ろうとした。

つまり善逸は鬼に対する「差別」が無かったのではないかと推測している。

しかも善逸は、炭治郎が抱える事情によって判断しようとしている。善逸は炭治郎の心を尊重しているのだ。
善逸は意外と心が広くて、とても優しいということだろう。

もし善逸が鬼を「差別」していたなら、炭治郎がどれだけ優しい人間であっても、炭治郎を尊重しないし箱を守るという選択もしなかっただろう。

余談;善逸は鎹カラスがしゃべったときも異常に驚いていたし、鼓屋敷で伊之助と鬼をみたときは「化け物だ」と言い、藤の家紋の家のおばあさんは「妖怪だ」と騒いでいる。鬼に限らず全てのものに驚く善逸はある意味平等だ。(平等?)

2ー2 刀を抜かない理由

善逸は身を呈して箱を守った。伊之助にボッコボコにされても。
なぜ善逸は暴力に対して無抵抗を選んだのだろうか。

たしかに臆病な善逸なら刀を抜かないかもしれないが…。

炭治郎によると「隊員同士で刀を抜くのは御法度だからだ」と言っている。
善逸は隊律を忠実に守っているということだろうか。
正直ここでも疑問が湧くのだがこの問題は正直よくわからないので別の機会で読み解いていこう。



「鬼滅の刃」の世界では、というか、特に炭治郎の場合、「怒り」の感情が強くなったときに刀を振る、殴る、などの暴力が出てくる。

1巻1話、義勇は心の中で炭治郎にこう呼び掛けている。

義勇「怒れ 許せないという 強く純粋な怒りは 手足を動かすための揺るぎない原動力になる

義勇は怒りを誘って炭治郎に斧を振らせたし、
藤の宿で善逸が禰豆子を初めて見たときは「鬼殺隊を舐めるな」と怒って刀を抜いている。

つまり、善逸が刀を抜かなかった理由は伊之助が殴ってきたことに対して、「怒りが湧かなかった」からではないか、と推測される。

善逸は「伊之助が鬼殺隊として鬼を殺さなければならないと思う気持ちはよくわかる」と思ったのかもしれない。

「伊之助が鬼を斬ろうとするのは当たり前だ」という感覚と「炭治郎の大切なものだから守る」の間で板挟みになってしまった結果、どちらも傷つけないという選択をしたのではないだろうか。

2ー3 暴力を放棄する

先程「伊之助の気持ちもわかるから善逸は怒らなかった」と考察したが、善逸、怒っているかも?と思わせる場面がある。
4巻26話、伊之助に向かってこう言っている。

善逸「だからお前は……引っ込んでろ!!!」

…怒っている。
ということで、怒っているのになぜ殴り返さなかったのか、について掘り下げなければならないだろう。

まず炭治郎が善逸に出会ったばかりの、炭治郎の台詞を振り返っておこう。

炭治郎「助けてくれってなんだ なんで善逸は剣士になったんだ
なんでそんなに恥をさらすんだ」

炭治郎がめちゃくちゃ真面目にツッコミを入れていて笑ってしまうのだが、コミカルなシーンに思えて、実は炭治郎はめちゃくちゃシリアスに善逸を叱っている。

ここで再び義勇の言葉を思い出そう。

義勇「生殺与奪の権を他人に握らせるな」

そもそも生殺与奪の権ってなんなんだ。

Wikipediaより引用→
生殺与奪の権利 とは、他人に対して「生かす」か「殺す」かを選択できる権利のこと。俗に「相殺(そうさい)」と同様「せいさいよだつ」と読むという説もある。」

ふむ、なるほど。

善逸は「助けてくれ」「守ってくれ」が口癖である。
「助けてくれ」も「守ってくれ」も、自分ではない誰かに命を委ねることになる。
善逸は生殺与奪の権を自ら手放そうとし、他人に握らせようとしている
剣士ならば鬼から人を守らなければならないのに、善逸の口癖は「助けてくれ」である。これは剣士として「恥をさらす」ということだろう。

善逸は1話の義勇の言葉はもちろん知らない。意識のある善逸はことごとく、「剣士」とは真逆だ。
箱を斬ろうとする伊之助に善逸はまず交渉しようとしている。
義勇に叱責される前の炭治郎と同じように。
(炭治郎と善逸は全く違うように見えるが、実はとてもよく似ている、というより善逸はもう一人の炭治郎なのではないかと思うことがあるが、、よくわからない)

善逸は常に怖がっていて、炭治郎にはしつこすぎるくらい「守ってくれ」と言い続ける。これは完全に「生殺与奪の権の放棄」である。
「生殺与奪の権の放棄」をするということは、「強者になってねじ伏せる」ことも放棄するということだ。善逸は暴力を放棄しているといっていいだろう。(起きている時は)





余談;これはもはや妄想の域なのだが、第3巻の表紙カバーが「炭治郎と善逸が振り返っている」のは1巻1話を振り返っているのではないか、と思っている。善逸との出会いと、4巻の始まりは1巻のオマージュであり、つまり炭治郎にとっての「新たな再スタート」でもあるといえるのではないだろうか。

2ー4 命よりも大切なもの

さて、善逸の過去についてだが、女に貢がされ、借金をしていたとか。

善逸「でも俺は人によく騙された 俺は自分が 信じたいと思う人をいつも信じた」

この言葉から、善逸は騙されているとわかっていながらその人を信じていたということだろう。
その人が悪い人間であっても、信じたいから信じたのだ。

これを炭治郎にあてはめるならば、
「鬼殺隊員が鬼を連れている。(隊律違反かもしれない)でも信じたいから信じる」という感じだろうか?

善逸の生き方は危うい。
いつも綱渡りをしているようなものだ。
良い方にも悪い方にも染まってしまう。
6巻45話「鬼殺隊柱合裁判」では「鬼を連れている炭治郎を庇った」として義勇も処刑しろという意見が出ている。
善逸だって柱合裁判の場に呼ばれる立場だったかもしれない。

格好良く言えば「善悪を超越している」とも言える。
善逸にとって善悪などどうでもよいのかもしれない。

これは炭治郎にも言えることだ。禰豆子は鬼になってしまって、世間では「滅殺されるべき悪」とされる存在になってしまった。
禰豆子はもしかしたら、いつか人間を食ってしまうかもしれない。
もし禰豆子が人間を食ってしまったら、鱗滝の言うように、炭治郎は腹を斬らなければならない。
炭治郎もつまりは禰豆子を信じたいから信じ、命を委ねてしまっている。

6巻46話、鱗滝は手紙でこう綴っている。

鱗滝「もしも禰豆子が人に襲いかかった場合は竈門炭治郎及び
鱗滝左近次 冨岡義勇が腹を切ってお詫び致します」

「鬼滅の刃」において、「信じる」というのは「命を懸ける」のと同義であり、それが柱合裁判においては鱗滝と義勇が命を懸けたことによって炭治郎の命を守った。

「信じる」とは「命を懸ける」事であり、「命を守る」事にも繋がっていく。この3つは常に三角形で結ばれており、切っても切り離せない、物語の基盤になっているとぼくは思う。

善逸は炭治郎を信じたいから信じ、つまりは炭治郎に命を懸けたということだ。
その炭治郎が「命よりも大切なもの」と言うのだから、善逸が箱を守りたいと思うのも当然だし、必然だったということだろう。

2ー5 自己肯定感

(ここは考察ではなく想像で書かせていただきます。)

4巻33話で善逸は心の中でこう言っている。

善逸「俺は 俺が一番自分のこと好きじゃない」

ぼくは善逸の気持ちにものすごく共感してしまう。
「一番自分のこと好きじゃない」
……わかる(泣)

自分に自信が持てないから、自分以外の全ての人を「自分よりは信頼できる人」に感じてしまうのだ。
たとえ「騙されているかも」と思っていても、「きっと事情があるんだろう」と、自分の感覚を信じずに、相手を信じてしまうのではないだろうか。
「信じたいと思う人をいつも信じた」というのはそういうことではないかと想像している。
善逸は自分を信じることが出来ないから「助けてくれ」「守ってくれ」と誰かに命を委ねようとするのかもしれない。


4、まとめ

「なぜ善逸は箱を庇ったのか」考察を整理しよう。

まず、作中で善逸が語っていた理由↓
*炭治郎はすごく優しい
*信じたい人を信じる
*何か事情があるはず
*命よりも大切なものだと言っていたから

考察の結果↓
*善逸はすごく優しい
*炭治郎の意志を尊重している
*炭治郎の事情によって、善良な鬼と悪い鬼の区別をし、判断しようとしている
*善逸にとっても、命よりも大切なものになっていたから

…まとめになっているだろうか…?

とにかく26話はそれぞれのキャラクターの魅力が濃縮されたような回になっていて凄いと思う。(伊之助についてあまり触れられなかったが)

「鬼滅の刃」の考察は今後も少しずつやっていきたい。

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鬼滅の刃は漫画なのに文学作品みたいでものすごく感動しています。
最終回が大変気になりますね…。

グダグダの考察を読んでいただきありがとうございました。



note更新の活力にします‼️