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スタンダードローテーション!グッバイ!去りゆくカード達

挨拶

お疲れ様ですカードショップサトPin佐藤です。
日々暑くて移動だけで汗だくになっておりますが社会人の皆さん頑張って働いてますか?
無理すると命にかかわるので適度に手を抜いていきましょうね~
この記事は全て無料でご覧いただけますが投げ銭していただけると私の水分補給が水道水からお茶に変わります。

久々!スタンダードローテーション!

まさか「なにそれ?」という方はいないと思いますが、一応解説。
数あるTCGの中でも「ローテーション」というルールを設けているゲームは意外と少なくて、MTG以外だとシャドウバースなどのDCG(スマホアプリなどのデジタルカードゲーム)の方が先に思いつくほど。

TCGとは基本的に1弾発売後、続々と新弾が発売され使用できるカードが増えていくのが一般的です。発売後数年経つと新規プレイヤーと既存プレイヤーの「資産差」というものが問題になったりならなかったり。

「新弾のカードが基本的に一番強い為、昔のカードを買う必要が無い」

「定期的にパックでは無くランダム性のない構築済みに高額カードを再録する為資産に差が付きづらい」

など「まあ問題無いやろ!」という方針を取るTCGが多い中、MTGでは「ローテーション」を採用しています。

これは使用できるカードに期間を設け、より古いカードは使えなくなっていく、というルール。

今回落ちるやつら

カードに賞味期限があるなんて!?と思うかもですがMTGには複数のフォーマット(使用できるカードに差がある遊び方)があるので賞味期限に否定的な方は同じカードが(禁止以外では)ずっと使えるエターナルフォーマットを遊びましょう。

数あるフォーマットで賞味期限がある遊び方が「スタンダード」です。

ホントは1年前にローテーションがあるはずでしたがルールが変わって直近2年間ではなく3年間のカードが使えるようになりました。

前振りが長くなりましたが今回は落ちるカードにフォーカスします!

イニストラード:真夜中の狩り

システムなんかの話は今回は長くなるのでスルー
まずは時系列で一番昔のコイツから

デッキ目線かどうしようか迷いましたがカードを張り付けてあーでもないこーでもない書く方が楽なのでその方式でw

サリア→これ

《輝かしい聖戦士、エーデリン》
簡単にトークン生みすぎw
コイツと《粗暴な聖戦士》は白単色のくせにかなりのパワーで、白単デッキの存在を知らしめる事に。
現状は赤白召集がいるのでアムニパカルとかでも全然。

コントロールの屋台骨

《記憶の氾濫》
環境終盤に《三歩先》を得た青白コントロールが生まれましたが明らかにデッキで一番抜けるとヤバいカードがコレ。
とはいえアドバンテージを得られれば良いとも言えるので損害軽微?

デルバー!

《秘密を掘り下げる者》クロックパーミッションといえば《タルモゴイフ》かこいつ!
スタンダードでもちゃんと活躍したものの今後は青いビートならまずは感染とかになりそう。

コモンじゃなかったらすごい値段に・・・

《考慮》
レアリティ・効果に反して実はかなり強烈なカード。
流石にこのレベルのカードは軽々に刷られないだろうが無くなってもスタンダードにはそこまで影響はなさそう。

パイオニアでも大活躍

《墓地の侵入者》
最初は「なんかぼんやりしたカードダナー?」と思ったものの「護法:1枚捨てる」の一文とメインから入れられる墓地対策としてスタン・パイオニアで活躍。
スタンダードではこの子のあとに優秀な黒い3マナ圏が増え続けたのでしばらくは問題無し。

2/2/2速攻メリット!?

《血に飢えた敵対者》
赤い熊であるだけでもビックリなのに速攻がついて更にメリットまである(テキスト読み太郎
この子も後継がいるので最近のカードはつええなぁ(このあと何回かいう


悪名高い?1UGのマナコストを持つ

《大スライム、スローグルク》
神河の土地と一緒に活躍して伝説のカードが増えるたびにメキメキと頭角を現し神河ランドと一緒にスタン落ち・・・パイオニアなら今後も!?

とても優秀な土地

いわゆる「スローランド」
この後対抗色もちゃんと刷られる。
スタンダードの結構めちゃくちゃな色の多さを支えたカード。
きっと何かしらの色フォローがあるんだろうけどしばらくは単色・2色が優位になりそう。

イニストラード:真紅の契り

ストーリー的には地続き。システム的には全然。というなんだかもやもやするセット。

スタンダードに帰ってきたよ!

《スレイベンの守護者、サリア》
白ウィニーの代表的なカード。
赤白召集が白いビートの顔みたいな現状ではいなくなってもまあ、という気もするけど。
相手にすると決して好きなカードではないのでもう帰ってくるなよ!

初見では強いか分からんかった・・・

《婚礼の発表》
様々なデッキを支えた名カード。
《鏡割りの寓話》禁止後の方が活躍が目立った印象。
同じようなマナコスト・同じようなパワーカードでも「攻め方」を意識させる良いカードだったと思う。
流石にこれの穴を埋めるのは簡単ではなさそうだがトークンを生めれば白徳目で戦略的にはOK!な気もするので、ドローの部分は諦めようw

1点?それくらいいいよ(重要なのはそこではない

《ヴォルダーレンの美食家》
まさか1マナでアーティファクトが出る事がここまで重要視される日が来るとは。最初期は特にシナジーも無く「血トークンいいよね」くらいの評価だったが全部赤白召集が悪い。今後は3色で《遠眼鏡のセイレーン》を採用することになるのか?それともドブンをあきらめるのか?

2マナのクリーチャーはどこまで許されるのだろうか?

《税血の収穫者》(名前はエラッタされてる
1枚でルーティング・除去・アタッカーを兼任するスーパーカード。
これ→《鏡割りの寓話》は悪夢のような動きだった。
流石にこのレベルのカードはパッとは刷られないと思うが、クリーチャータイプ的に「アライグマならええやろw」みたいな軽いノリで互換が刷られる可能性も・・・

神河:輝ける世界

ずっと「人気のない世界」と言われ続けてきた我らがトンチキジャパニーズ次元神河。
ふたを開けてみると現代風にアレンジされて所謂「サイバーパンク」風世界観に変身!
登場PWも相まってかなりの人気次元に(サトPin調べ

最高の全除去の1枚

《告別》
6マナのソーサリーなんだから打たれる前に何とかするか打たれたら諦めろ・・・とオッサンは思うのだがなんか全除去は嫌われるらしい。
歴代でも非常に強力な除去。これに比肩するのは流石に刷られない・・・とおもったが《太陽降下》あるやんけw
あっちとはもうしばらく付き合う事になる為ビート側は心休まることは無い。

タイプの無いPW

《放浪皇》
ストーリー的にも重要な人物、《漆月魁渡》との関係、そして(カードイラストにはよるが概ね)絶世の美女。
人気にならない訳が無いキャラクターだったがカードの方もまあまあ「イカれてる」性能だったw
プレリで対戦相手の方から出されるという非常に良い経験をさせてもらったのを覚えている。コンバット中に現れて能力を確認・・・「コイツつよすぎひん???」
オーコとまではいかないもののいやーな汗をかいた。
もちろんスタンダードではずーっと使われたのではないだろうか?
そんな彼女もいよいよローテーション。
もちろん穴を埋めるカードは無い!
白スキーな方々は是非今後現れるであろう新しいPWに期待して欲しい。

大したことない・・・ホントに?

《熊野と渇苛斬の対峙》
まさかこれがスタンダードローテーションの最後まで赤単のスタメンに入り続けるとは。
直接ダメージ・クリーチャー強化・自身がアタッカーとよくよく考えるとソーサリー除去の効きづらさなど加味しても厄介なカードだった。
特殊地形の減少で「ダメラン」採用数が増えるなら赤単にもチャンスはあるだろうが果たしてどんなカードが穴を埋めるのか?

代表して母性樹

神河「伝説のランド」
5種すべてが様々なフォーマットで使われたが《スローグルク》との組み合わせは伝説のカードが増えた「3年間のスタンダード」ならではだった。
土地事故はマジックでは無くてはならないものだが、こういった「土地としておけるスペル」(実際には逆だが)が無くなっていくと事故も多くなるので何か事故をケアするようなシステムが増えると良いなと思う。
とはいえ軽々にはこの手のカードは刷られて欲しくはないという気もするのでまた神河次元に戻ってくるときまで穴はそのまま埋めないでおこうじゃないか。

ニューカペナの街角

「この世界、鉄道があるぞ!?」
「いやカラデシュでもあったやろがい!」

というやり取りをしたのが懐かしいw
各次元の生活水準というか文明の度合いを見るのも楽しみの一つだが現代神河がOKならもはやなんでもOK

でっけぇ《ウッドエルフ》

《装飾庭園を踏み歩くもの》
ランプデッキの3マナベストアクション。
《ティシャーナの潮縛り》を当ててひどい目に合う事ももうないw
2マナの制限なしランパンはしばらく無いだろう(が、なんと《ラノワールのエルフ》が帰ってくるらしい!
抜けた穴が即埋まる事は無いかもだがしばらくはがんばって《アトラクサ》を使う方法を考えるのもスタンダードっぽい

間違いなくスタンダードの顔

《策謀の予見者、ラフィーン》
グッバイ・ミスタースタンダード。
エスパーデッキの代名詞であり、あらゆるデッキが「でもエスパーの方が・・・(良いデッキだよね」と言われ続けた原因。
ルーティングによるデッキの安定化、+1カウンターを置く自陣の強化など流石にオールインワンが過ぎたので今後しばらくは同様のカードは無さそう。
まあ3マナのクリーチャー自体は強力なカードが揃っているのでラフィーンがいなくなったら「《分派の説教者》ばっかりだな!」とかになる可能性もw

名前はイマイチ覚えられない

「友好色トライオーム」
ランプデッキにも種類があり「版図ランプ」と言われるデッキに必須の土地。
イコリアの対抗色バージョンの名前が「~のトライオーム」だったのでそう呼ばれることに。
これら(とスローランド)を失うと流石に多色化はハードルが高いか?

一家の名前も全く覚えられない

「オートフェッチランド」
環境最後に生まれた《事件現場の分析者》を使用した「ティムールアナリスト」
その重要な土地。
最初は「こんなコモンの土地詰め込んでデッキになるの~?」と訝ったが対戦してみると驚くほど頑強。
回復!するな!
さておき流石にこのままの形(例えば友好3色)で再録されない限り代わりは務まらなそう。

スタンダードやろうぜ!

今回は去りゆくカード達を眺めながらやいやい言わせていただいた。

来月にはブルームバロウが発売して新環境が訪れるが、今まで活躍してくれたカード達に思いを馳せる時間も大切だろう。

思い出をしっかり覚えておけばこの先何かの拍子に環境のブレイクスルーを見つけたり「この新カードもしや新しいラフィーンなのでは!?」とカード評価を正確に行えるかもしれない。

・・・とか言って最近のスタンは切り替わるの早すぎじゃね!?

8月2日:ブルームバロウ発売
9月27日:ダスクモーン発売

ブルームバロウからダスモンまで2か月無いのか・・・

スタンダードちゃんと味わう前にさっさか環境が変わってしまうw

ちなみにコンベンション静岡は10月12日ね

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