人生を壊したゲームとゲーセン、その中の出会い

俗世間に戻ればゲーセンに通っているだけで反社扱いされ、学校の教師から不良だの人間のクズだの言われ殴る蹴るの暴行を受けていたので、絶対に通うの辞めねえって決めてました。可愛くないガキですね。

そんな中、小学校を卒業して中学に入る前にまさみやで初めて出会ったストリートファイター2。当時よくわからないままプレイをした最初のキャラはリュウ。理由は「見た目がマシだったから」。

当然1人目で死亡。
ダルシム手足伸ばしてきたねえ!ってなった。その時点ではクソゲーと認識し、多分もうやらないと誓った。

次の日もやってたけどw

中学に入ってからは、そのおもちゃ屋にあったストリートファイター2をサッカー部数人でプレイしにいってた。
1台しかないところへ数人で押しかけてるから、2時間待って1プレイが関の山でした。

「もっと遊びたい」

次第にそう考えるようになり、過去に訪れた門前仲町へ足を運ぶようになった。

最初に訪れたのは赤札堂の5階にあるボーリング場。そこのスト2はテーブル筐体で、知らないやつが対戦に入ってこれないようになってたのもあり重宝した。
しかし、いかんせん1プレイ100円なのでたくさん遊べない…ので、任天堂VSシステム筐体が並んでる屋上のゲームコーナーへ再び足を運んだ。
しかし、そこにスト2はなくなっていた。
過去にあった、という話を聞いていたのだがどうやら執拗にヨガリセットを繰り返し親父にやり直しを要求した悪人が居たらしく撤去されてしまっていた。
そして行き着いた先はオレンジハウスというゲームセンターだ。ここは1クレ50円とコスパも良く、良くも悪くも昭和の雰囲気そのままのゲーセンである。
奥にエロ麻雀が置いてあり、サボリーマンには大人気コーナーだった。
同級生でも麻雀が出来るやつはヒーローであり、そして貴重なエロ資源提供者であった。そして、劇画調のエロ絵であっても神秘の一つを解き明かすかのようなワクワク感があった。

オレンジハウスでの出会い

ここでは、様々な人との対戦を経た。
その中でもまずトップに名前を挙げるとしたら…やはり、あの男を置いて他にはないだろう。
坊主頭で趣味は舐めプレイして相手を倒すこと、自転車で颯爽とゲームセンターに現れどこからともなく仕入れてくるゲームの怪しい知識の宝庫だった男、川口。
後にスーパーゲーマーズっていう速攻で休刊したゲーム雑誌ではシーダという名前で参加してたらしい。
俺の生涯でコンビニから万引してきた水を差し入れしてきたのは、彼以外居ないだろう。多分。

川口との最初の出会いこそ忘れたが、彼経由で知り合った友人は数知れず。後にDカルトで働く増子(P.N.ゔぁいおれっと)、柳田、オールバックさん(ima2045Xさん)。他にも沢山居たなぁ…

川口はよくオレンジハウスに居て、スト2の知らない連続技を教えてくれたりしたので、俺がこんなコンボムービー職人になったのは多分あいつのせいw

とりあえず語れないやばい話が多過ぎるので、やつの話はこれくらいでw

小学校の真ん前にあったゲーセン

最初に書いたゲーセンのマックもちょいちょい行っていたが、中学の見回りが来るからなるべく避けていた。
 スト2の対戦台があって、近隣に住んでいたサイクロン氏がザンギで猛威を奮ってた時に運悪く居合わせスクリューハメでボコられたのが対戦で悔しかった最初の思い出かも知れない。
それ以外にスト2時代ダルシムをやってた2つ上の兄貴にも散々やられたもんで、とりあえずやつに勝つのを最初の目標にしたのだが…。

その後対戦しないまま奴は帰ってきて丼に顔を突っ込んだまま寝て朝を迎えるほどブラック企業の電気屋による人間以下の扱いと訪問販売やキャッチの女に買わされた無意味な物の支払いに追われ、ゲーセンには来なくなった。

時代は変わり、スト2ダッシュが稼働した。

そして、俺のもとに同級生から連絡が来た「まさみやでスト2ダッシュの大会やるらしいぞ!」

人生初めてのゲームの大会に胸を躍らせていた。

続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?