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雑談:世の中は悪くなってる?

土日はパパとしてのお仕事がたくさんあるので、スキマ時間を使ってちょっと雑談おばいたします。


オジサン世代になりますと、「昔は良かったよな~」って話についなりがちなんですけど、本当にそう?ってお話。



私、多感な時期を昭和時代に過ごしまして。

お仕事を始めたのは平成ですが、青春時代はバリバリ昭和でした。WEBも携帯も無くて、情報源として頼りになるのは雑誌。


もうタイトルは忘れてしまいましたが、学校で友達と回し読みして気になったお店はメモを取り、休みの日になるとそれを頼りに原宿やら渋谷あたりをブラブラする日々。


当時は今から考えると信じられないくらい治安が悪くて、私も遊びに行くときは特殊警棒を隠し持っていたりして。今だったらマジあぶねえ奴で即捕まっちゃうけど、ヤンチャな奴らはナックルカイザーとかチェーンとか、警棒とかを持って出歩くのが普通だったのです。

渋谷のセンター街を歩いているだけで、地元の不良が突然後ろから飛び蹴りかましてきたり。若い子たちは何であんなに気持ちが荒れてたんでしょうかね。当然新宿の歌舞伎町、池袋西口なんかも夜になると危ない場所でした。


今みたいに携帯で画像取られて拡散!みたいなことがなかったし、街に監視カメラもそんなに無かったので捕まらなきゃ問題無しってなもんで、皆やりたい放題でした。タバコ、酒、喧嘩。

部室の冷蔵庫に酒入ってたし、学校の屋上には灰皿代わりのバケツが置いてあって、憩いの場となっていました。これ、不良が集まるような学校の話ではありません。偏差値70以上の進学校の話です笑


青春時代を共に過ごしたオジサンたちで集まると大抵「あんときは良かったよなー」ってな話になるんですが、本当にそうかねえ。

確かに世の中全体がすごくいい加減で、ゆるゆるだったから私みたいな奴でも生きていられたんですけどね。その陰で表に出てない事故や事件は今よりもずっと多かったんじゃないかって思うわけです。


「ハラスメントやなんやかんやってさ、俺たちの時はそれが普通だったよ。暮らしにくい世の中になっちゃったよな。。」なんて言う輩もおりますが、それがダメだったから今叩かれてんじゃないの?って。


パワハラ、モラハラ、セクハラ・・いろんな場所で騒がれ、叩かれていますが私としては「世の中は正しい方向に向かっている」と、そう思います。

もうね、嫌なことをされたら我慢せずに大声を上げて、どんどん摘発していっちゃえばいいと。ね

それで皆が暮らしやすい世の中になれば最高かと。ダメなものはダメなんだよ。こんなに個が尊重される時代は、人類史上初なんじゃないかと。期待している次第であります。


「今の若い奴らは酒も飲まないし、車も買わないし、無駄がなくて全然面白みが無い」

確かにそうかもね。でもさ、それをやってた俺たちを見て、「ああはなりたくねえな」ってそう思わせちゃったんじゃないの?

お給料をちゃんと出してあげないから、無駄な事に使う余裕がないんじゃないの?

そう思うわけです。


私は一人の経営者として、若者にできるだけたくさん給料を払えるように頑張っております。明日のお金に困らずに、欲しいものがちゃんと買える暮らしをさせてあげられるように。将来に対する夢を、目標をもって暮らしていけるように。


まだ会社も小さくて、たくさん雇ってあげられないのが悔しいんですがね。私の仕事のモチベーションはそこにあります。

虚無の中に、一筋の光を。

幸せのおすそ分けを頂けたら嬉しさの極み。 新弾箱買いします