新海誠作品「秒速5センチメートル」

アマプラで無料でみれたので見てみた。
・・・苦痛だった。
もうちょっとで面白くなると思って最後までみたが、
最後まで面白くならなかった。

東京に住んでいる中学生が、栃木の文通相手に会いに行くのはいいのだけど、
平日夜の7時に待ち合わせ?
なんで?意味不明。
休日にあえよ。
しかも田舎だよ(駅名は忘れたけど)。ファミレスだってなかろうに。

大雪で大幅におくれて会ったのは11時。
それでも文通相手は待ってくれていた。
まあ、そうでしょうね。
そして女の子が作った手作り弁当を待合室で食べるとか。
へっ?
待合室で?
駅員何やってる?
中学生が駅の待合室で弁当くってたら保護の対象でしょ。

ま、まあいい。

案の定、大雪で帰りの電車はない。
まあそもそも、11時についている次点で、
大雪じゃなくてもローカル線なんてその時点で終電でしょ。
そのキスをし、農家の納屋に二人で一夜を過ごす。

・・・おい中学生。(しかも優等生キャラ)

警察沙汰だよ。

100歩譲って、そこはスルーするにしたって、
大雪の日に納屋で1夜を過ごすのは、
正気の沙汰ではない。
火でもおこさないとかなり危険でしょ。

その後も陰気臭い焦ったい展開。

監督は運命と思わせる出会いとか、
自分ではどうすることもできない、
外部の要因に翻弄される
ほろ苦い青春を描きたかったのかな。

リアリティがあるような設定の割りに、
内容が陰気臭いファンタジーなのでついていけなかった。

天気の子とか、君の名は。ぐらいぶっ飛んだ設定で、
可愛い女の子と運命的な出会いの方が、
フィクションとして楽しめる。

そうだ絵も手抜き感あったな。
キスシーンの描写とかあまりにも雑だった。
のっぺらぼうって。
感情がわからんやん。
時間なかった?

残念な作品でした。


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