7/11脱炭素経営支援セミナーを開催します!
こんにちは!福井県庁カーボンニュートラルディレクター(CND)の岩井です。今日は、7月11日に開催する「福井県内企業のための省エネ・脱炭素経営支援セミナー」を中心にご紹介したいと思います。
そもそも「脱炭素経営」って何?
皆さんは「脱炭素経営」という言葉を耳にされたことございますでしょうか。「脱炭素経営」とは、一般的に企業の経営方針に脱炭素化を盛り込んだ考え方を指すことが多いようです。
世界的な気候変動などの問題から、欧米を中心に環境重視のライフスタイルや経営にシフトし始めており、個人だけでなく、企業も脱炭素化へ向けた取り組みが求められています。
「脱炭素経営」としてみなされる具体的な取り組みは、再生可能エネルギーを活用した発電や省エネ機器の導入などによる省エネ活動、RE100などの環境問題に関する枠組みへの加盟などが挙げられます。
脱炭素経営のメリットとは
詳細は、来月のセミナーの中でもお伝えすることになるかと思いますが、脱炭素経営のメリットは大きく5つあると言われています。環境省が発行している「中小事業者のための脱炭素経営ハンドブック」には、脱炭素経営のメリットとして、下記が記載されています。
①優位性の構築(自社の競争力化を強化し、売上・受注を拡大)
②光熱費・燃料費の低減
③知名度や認知度の向上
④社員のモチベーション向上や人材獲得力の強化
⑤新たな資金調達への有利性
環境省/中小事業者のための脱炭素経営ハンドブック
SMEs_handbook.pdf (env.go.jp)
上記の5つのメリットを踏まえ、脱炭素経営を、事業基盤の強化や新たな事業機会の創出、企業の持続可能性強化のためのツールして認識・活用していくことが今後求められます。
福井県のセミナーは何が特徴?
さて、話は戻って、7月11日(月)に、福井県主催で「福井県内企業のための省エネ・脱炭素経営支援セミナー」を開催します。4月からいくつかの企業、支援団体を回らせていただきましたが、共通して聞かれるのが、「ここ最近の原油価格や電力料金の高騰によるコスト高が本当に苦しい」ということです。
企業の皆様の生産コストを「省エネ」でしっかりと抑えていただく、さらに、「脱炭素経営」を目指していくことで、企業の持続可能性をさらに高めていただく、そういった事を目的としたセミナーです。
講師には、環境省中部地方環境事務所、経済産業省近畿経済産業局から、地域脱炭素の支援をご専門にされている職員の方にお願いしています。さらに、最後には、福井県から、脱炭素に向けた取組み、省エネのポイントもご紹介予定です。
今回、産業労働部と一緒にこちらのセミナーを準備させていただきました。下記のちらしをご確認いただき、ぜひ福井県ホームページよりお申し込みいただけたらと思います。リアル/オンラインのハイブリッド開催で、リアル会場は先着順となります。ぜひ会場でお会いしましょう!それではまた。
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