アメリカ入国備忘録 202106 ②

アメリカ入国備忘録第二弾です。個人的な備忘録と、これから入国を考える方の参考になれば。
*COVID19含む世界情勢は刻一刻と変化するため常に最新情報を手に入れるよう心がけることが肝要と思います。

今回の旅程は関西国際空港ーホノルル経由ーニューヨーク着です。

本稿は空港で必要になった手続きやトランジットの流れを記載しておきます。

1、出発地(関西国際空港)
2、飛行機機内
3、経由地(ホノルル国際空港)
4、飛行機機内
5、到着地(JFK空港)

1. 関西国際空港より出国
出国時は観光など短期滞在時の手続きとは違い、visaの提示を求められます。また滞在先の住所も聞かれたように思います。私はすでに職場がもっているアパートとあらかじめ契約していたのでそこを、そうでなければ短期滞在用のホテルやコンドミニアムなどを伝えればいいと思います。これは入国時に必要になります。まず航空会社(今回はハワイアン航空)の窓口でチェックインし、手荷物を預けます。この時に陰性証明書を提示します。その後出国手続き、搭乗と通常との大きな差異はありません。

2. 機内
ここも通常通りです。マスクの着用義務があるぐらいでしょうか。

3. 経由地(ホノルル国際空港)
ここでの手続きがコロナ下、かつ長期滞在という意味で大きく異なります。まず飛行機を降りてから入国審査があります。ここではvisa、DS2019の提示、滞在先の住所、滞在の目的などを伝える必要がありますがそこまでナーバスになる必要はありません。visaさえ降りていればアメリカへの入国審査で日本人が細かく問いただされないと信じています。あえて言うとDS2019の開始期間は重要です。私は当初2021.4.1開始のDS2019を所持していましたが諸事情から渡米が2021.6.10に伸びました。DS2019の開始時期より30日以上を越えての入国は原則認められないので、正確な日程が分かったら新しいDS2019を職場に発行してもらいましょう。(改めて領事館へ行く必要はありませんが領事のサインのある古いDS2019も一緒に持っていかないと無効になりますのでご注意ください。)入国審査が終わると荷物を一旦pick upし税関を通過、transitの方へと進みます。税関では申告用紙を提出するだけで大荷物でしたが特別呼び止められたり別室へ連れていかれるというようなこともありませんでした。常備薬がたくさんあったので薬剤携行証明書なども作成しましたが今回は不要でした。まず折り畳みテーブルの簡易受付みたいな場所で陰性証明書を提示させられます。この時、ハワイ州では陰性証明があっても指定医療機関でなければ自主隔離機関が生じましたが、transitで本土域出ることを告げると「空港からは出ないでね!サンキュー!」といったノリで次へ進みました。次にSafe Travels Programの提示を求められる場所に行きつきました。大体の日本人はすでに済ましているスムーズに終わりますが、やっていなくても大丈夫。その場でFree WiFiを使用して登録できます。乗り継ぎのDomestic Terminalへ進むのですがそこは完全に空港の外。つまり実質指定医療機関ではなくてもホノルルに入れてしまうのです。(時間もないので当然寄り道せずに次の場所へ)

4. 機内
何ら変哲もない機内での時間。今回は長旅かつ初めての移住ということで、ついてからのトラブルに備えてビジネスにしました。ハワイアンのビジネスは比較的安価ですし、サービスも申し分なく、南国気分も味わえるのでお勧めですね。

5. JFK空港到着→目的地へ
さぁ到着です。ホノルル国際空港ですでに税関・入国審査は済んでいるので荷物をpick upし新居へ向かいます。市内への生き方はAirTrain+Metro、タクシー、バスなどの方法がありますが今回は荷物も多くへとへとだったのでタクシーを使用します。最近は取り締まりも強化されいわゆる「白タク」は減少していますが黄色いタクシー、いわゆるイエローキャブに乗車しましょう。ちなみにJFKではタクシー乗り場に案内役がいて順番に車に案内してくれるのでむしろ安心です。大荷物であったのでトランクに入るか心配していましたがニューヨークのイエローキャブは基本的にバンタイプなので問題なし。料金はやや高いですが55$一律だったような気がします。電車を使えば節約可能です。

我々はついてすぐにはアパートに入れず、荷物を置いて仕事場へ挨拶、PCRのキットを受け取り、すこしマンハッタン内を散策しました。6月でしたがなぜかその州だけ寒くパーカーを購入する羽目になりましたが、できれば温度調節可能なように服は用意しておくのがおすすめです。あとニューヨーク市内はトイレが少ないので注意しましょう。ニューヨークトイレ事情はいつか触れておきたいです。

*若干記憶があいまいな部分もあるので心配な部分は担当部署にあらかじめ質問しておきましょう。だいたい不安な点はよく聞かれる部分なのか丁寧に教えてくれることが多かったです。

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