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私がサインした離婚届を持たせて
彼が提出するまでの間。
実際のところ私は
彼が離婚届を出さないでいてくれるかもと
思っていたかもしれない。

別居先を探している最中も
「最低限の家電だけ買って、今の家からは
 洋服だけ持っていく予定。大きな俺の家具は
 置いておく。ずるいかもしれないけど
 復縁の余地をもたせておきたい」
と言われていたから。

気持ちが完璧に離れたわけではないんだな、と。
今はただ、距離を置きたいだけなんだな、と。

離婚届へ私がサインしたのも
私がキレたというのもあるけど
彼の中で「完全に別れる」というプロセスが
必要だと感じたから応じたという面もあって。

一番期待したのは、触れ合いがあったことかな。
週末デートも付き合ってた頃以上にしてたと
思うし、夜の触れ合いもあった。
腕枕してくれたり、一晩中抱きしめてくれたり。
私が眠れない時はずっと頭を撫でてくれたりも。
だから離婚はしなくて済むのじゃないか、と
期待してたかな。

むしろなんでこんなに愛情表現のようなものを
するのに、別れるの?と混乱していたかも。

これだけ愛情表現があるのだから
たとえ離婚したとしても
今度は私からプロポーズしたらいいかも!
とまで思っていた。
そのくらい、彼と離れることは
想像できなかったのだ。

だけど9月も月末に近づいた頃。
役所から封書が届いた。
開けてみるとそこには
「離婚届を受理したのでお知らせします」と
書かれていた。

悲しみ、寂しさ、喪失感、裏切られた感、などが
ごちゃ混ぜになり浮かんできた。
だけどその中に【ほっとした】感情があったのも
事実で。
あぁ、ようやく終わったのか、と。

その後は、セミナーやYouTubeライブなどが
詰まっていたので、良かった。
そうじゃなかったらしんどかったかもしれない。

この時、青葉カウンセラーにも
お世話になっていた。
青葉さんは、メールカウンセリングを
してくださるカウンセラーさん。
だいたい1週間に1通のペースでやり取りして
もらっていたのだけど
青葉さんが居てくださったことも私にとって
心の拠り所になっていた。

いつも温かい
寄り添う言葉を投げてくださって。
どんな長文でも嫌がらず受け止めてくださって。
いつも側にいるよ、味方がいるよ、と
教えてくださって。
毎回号泣しながら青葉さんのお返事を見ていた。

こうして1年9か月という短い結婚生活が
幕を下ろした。


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