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OET medicine受験対策

OETの受験対策


OET medicine公式ページの上のタブに「PREPARE」をマウスオーバーすると、以下の画面がでてきます。「Preparation Portal」をクリックします。

https://www.occupationalenglishtest.org/preparation-portal/

まずはここのSample testを解いてみて、どんな問題か、確認してみましょう。

Sample testは3回分、無料で、OET の公式問題を解くことができます。

有料の対策本

OET 公式Plactice bookがあります。
Official OET Practice Book for Medicine

https://www.occupationalenglishtest.org/shop/practice-book-for-medicine-updated/

利点は、紙なので何度も見ることができます。リスニングはWebで聞くことができます。大阪でのON SITEのテストを受ける場合には、紙の回答用紙での練習ができるという点では良いです。CBTでは逆にオンラインコースをおすすめします。

有料のオンライ対策コース

OETが公式に認めたPreparation providersに関しては、
「PREPARE」→「Find a preparation course」とクリックすると、沢山のコースがでてきます。ALL STARSと記載されているのが公式に認められたコースのようです。

右側のFind a preparation courseをクリック

私が実際使ったのは、この内、次に挙げる3つのコースです。
何故3つも使ったか?大体1つのコースで、6セットの4技能(読むR,聞くL,書くW,話すS)テストがあるのですが、それ自体は、1セット解くのに実際のテスト時間と同じなので、R60分、L40分、W45分で終了し、Speakingに関しては、それぞれのコース料金に応じて、2回-5回とか、マンツーマン指導が受けられる、という内容です。つまり、受かるまでに5ヶ月かかると、問題解き終わって、やることがなくなる、という状況になります。

やった順番に

  1. E2 Language

  2. OET online

  3. Marg Tolliday -OET Workshop PtyLtd


E2 Language


はオンラインの使い勝手もよく、無料の解説YoutubeVideoも沢山ありますが、コース自体は、問題と答えはありますが、解説はあまり丁寧なものはないです。Writingはオンラインで提出したら点数、改善点などつけて返してくれますが、通常コースだと2回しかなかったです。Speakingの先生も優しくて、むしろ本番より簡単な採点の感じだったので、もう少し厳しく指導してくれても良かったかなと思いました。

OET online

ここはWebのデザインはあまり洗練されているものではなかったですが、各医学用語の練習する問題ページがあったり、各技能対策毎のオンライン解説(時間が決まっているので、その時間に予約して見ると質問などもできる)を見たり、見逃したら後日録画されたものを見たりできるので、一番知識を深めるのにおすすめのところになります。Steveさんの解説はYoutube無料動画もあり、例えばWritingでは動詞の時制の使い分けについて細かく解説してくれたりして、勉強になりました。Writing指導やSpeakingの指導も添削済みの答案がとても丁寧です。Speakingのモデル回答みたいなものも送ってくれたので、それを何度も練習してSpeakingに臨みました。

Marg Tolliday -OET Workshop PtyLtd

これはMrs.Tollidayというオーストラリア在住のおばさまが、マンツーマンで指導してくれるものになります。私は、3週間コースで、不合格になったら、半額返金、というコースに申し込みました。連絡すると、事前にプレテストがおくられてきて、それに合格すると、このコースを受けることができます。無事合格してコースを受けました。

しかし、3週間後のOET medicineは残念ながら、不合格に(またもやリスニングがBに届かず)。話し合って、もう1回受けるまで指導を続けるので、そのまま返金なしで、ということになり、まあ結局2週間後のテストに合格しました。

マンツーマン指導なので、スピーキングを苦手とする方は、特に何回、という縛りもなく指導してくれるのでおすすめです。でもMrs.Tollidayの都合で時間がずれたりとかは、あります。筆者のときは家族の病院付き添いで、とか、好きなTV番組と重なって、とかでしたが、全然筆者は微笑ましく聞いてましたが、合わない方はいらっしゃるかも。他は、PDFでおくられてきた紙のテストを受けて、それをe-mailで送る形式なので、Onsite受験の人には向いてるかもしれません。でもテストの内容は他のコースと一緒だったので覚えているものもあり、あまり知識が増えた感じは残念ながらしませんでした。Listeningに関しても、こればっかりはお話してても伸びませんので、利点はやはり、Speaking対策と、何でも疑問点を直接Zoomで質問できることでしょうか。

3つ受けた感想


3つ受けてみてわかったのは、それぞれに載っているテスト問題はどこで受けても同じ、なんです。Mrs.Tollidayが言っていましたが、公式の問題がOETからProvideされるので、それ以上のものはない、と。なので、それぞれのコースで同じ問題、答えを使っているけれども、指導や解説のやり方が違う、ということですね。

どれも日本円で5-6万円くらいなものが標準コース(安いのから高いのまでコースの内容で変わってくる)ですが、それぞれのHPをよく見て、自分に合ったものを選んで下さい。

私は最初から最後まで、ずっとリスニングのみ合格点の1つ下くらいをうろうろしてましたが、リスニングの問題自体は、オンラインコースの素材で限りがあるので、オーストラリアのラジオ番組 ABC health reportのポッドキャストをずっと聞くようにしていました。でも、リスニングって時間かかりますよね。苦手意識があるなら、早めに取り組むことをおすすめします。


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