気温0℃の野生カピバラ。 寒いと生息できないはずでは?
冬のクリチバ市では、気温が0度に達する日もありますが、野生のカピバラはそんな寒冷な環境でも生息しています。クリチバ市は標高が高く900mに位置します。他のブラジルの都市と比べて気温の変動が大きい地域です。気候区分的には日本と似た位置にあり、時には0度やマイナスまで気温が下がることもありますが一日中、常に寒いわけではありません。
例えば、寒い日が続いた後に気温が急に30度近くまで上がることもあります。そのため、カピバラは常に極寒の中で生活しているわけではなく、数日間だけ寒さが厳しくなる日があるだけです。
特に、明け方は一日の中で最も冷え込む時間帯であり、この時間のカピバラは体を寄せ合って暖を取る姿が見られます。しかし、
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