長崎バイオパークにて個展「カピバラ」開催中です。
2023年12月30日より今年2024年4月10日まで長崎県西海市にあります動物園・長崎バイオパークのブラジルバク前展示コーナーにて個展「カピバラ」-かわいさと、きびしさと-を開催しております。昨年の秋に池袋にありますギャラリー路草様で開催した個展で公開した写真パネルを少し構成を変更しまして大きな写真(A3ノビ)を国内の動物園や水族館で撮影したカピバラ達を36枚、そしてブラジル・パンタナールで撮影したカピバラ達を36枚、そしてA3サイズ用紙にテーマごとに9枚の写真を並べた組み写真を30枚、計102枚を展示しております。組み写真を単体でカウントすると総写真枚数は342枚になります。この中には8枚の大きな解説パネルも含まれており、更に全ての写真には解説・キャプションを付けてあります。
個展・写真展としては文字が多いと思いますが、カピバラや動物園や水族館のこと、そしてあまり知られていない野生のカピバラ達の生活などを少しでも知って頂ける機会になればと思い制作しております。組み写真ではカピバラに関係することをテーマで、少し脱線しますが私が集めいてる変なカピバラグッズやフィギュア、動物園でのカピバラに関する看板や解説、昔の各園館のカピバラ放飼場の写真など。また、知っている様で知らないカピバラ達の故郷の南米ブラジルに関する写真、撮影時に食べた料理や宿泊施設や撮影している際に出会った鳥や哺乳類・ジャガーやブラジルバク、オオカワウソの写真など。こんな環境、こんな動物達と一緒に野生のカピバラ達は暮らしているんだとなど、色々と感じて頂けたら嬉しいです。
今回の個展の最大の特徴は、動物園内で、しかもカピバラ放飼場の真横で開催させて頂いていること。おそらく、この規模で同様の写真展は世界でも無い企画だと思います。動物園の順路通りに園内を歩くと、カピバラ放飼場の直前にこの個展と出会います。カピバラの基礎知識や野生で住んでいる場所や環境、他の園館での展示方法やお子さん達に興味を持って頂くために変なカッコや笑える写真も沢山展示してあります。
御客様は、展示からカピバラに少し興味や知識を持って頂いた後に、生きているカピバラ達のいる放飼場に入場する順路です。カピバラを見たり触ったり臭いを嗅ぐことも餌あげも出来ます。個展での解説や写真は記憶や知識にした上で、そして放飼場では五感でカピバラと接するのは、今までとは違った思いや角度で観察出来るのではないでしょうか。私の個展「カピバラ」＋カピバラの聖地と言われている長崎バイオパークのカピバラ放飼場が合わさり「カピバラ」という最高の大企画展だと私は勝手に思っています。
開催期間も長く設定して頂きました。個展と言っても硬く考えないでください。写真を見て大きな声で笑ったり感想を言ったり、お子さんが走り回っても全然構いません。楽しく自由に見て頂けらと思います。ぜひ、お近くにいらした際は、個展「カピバラ」を長崎バイオパークでご覧頂き、そのまま本物の生きているカピバラを見て触って、命を感じて頂けると嬉しいです。
個展告知
https://www.biopark.co.jp/ent/events/article/20231226_002431.html
長崎バイオパークHP
https://www.biopark.co.jp/