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【カーボンニュートラル】期待が寄せられる洋上風力発電

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再生可能エネルギーの中でも未だ普及が十分でなく、国が政策として導入を推進している「新エネルギー」。CO2排出量の少なさという点から、カーボンニュートラルを語る上で欠かせません。

ここでクイズです!

クイズに挑戦!

新エネルギーのひとつである風力発電。年々累積導入量は増えていまが、2022年12月末時点で風力発電導入量の最も多かった都道府県はどこでしょう。

A. 北海道
B. 鹿児島県
C. 青森県

本記事では、風力発電についてご紹介します。最後にクイズの正解も発表するので、ぜひ最後までお読みください。

風力発電とは


風車が回転するエネルギーを発電機に伝えて電気を起こす風力発電。
太陽光発電と異なり、風が吹いていれば夜間でも発電することができるという強みがあります。他にも以下のようなメリット・デメリットがあります。

【メリット】
・エネルギーへの変換効率が高い
・製造時の環境負荷が少ない
・火力並みの発電コストで経済性も確保できる

【デメリット】
・自然条件に左右されるため出力が安定しない
・まとまった電力を確保するためには広大な面積を必要とし、設置地点が限られる
・投資コストがかかる

拡大が期待される洋上風力発電


日本国内では、これまで陸上風力発電の設置が進められてきました。しかし、デメリットにあるように、平野部などの導入に適した土地を広大に確保しなくてはならないことが大きな課題でした。

そこで近年、洋上風力発電の拡大に熱い視線が注がれるようになってきています。
導入が進む欧州に比べ地理的な制約も多く、海外の水準からみてもコストが高いといったハードルがあるものの、国も入札制度を導入し競争を促すなど、コスト軽減などに努めていく方針を示しています。事業規模が大きいこともあり、導入の拡大に伴って投資促進や次世代技術の開発など大きな経済波及効果も同時に期待されています。

まとめ


今回は風力発電についてご紹介しました。
風力発電の導入にはまだまだ課題が残されているものの、それぞれの新エネルギーが持つ特徴やメリットを生かすことがカーボンニュートラル実現への一歩となりそうです。

クイズの正解発表💰

答えは「C. 青森県」

青森県は全国でも有数の風力発電の適地として知られており、次いで秋田県・北海道・鹿児島県・三重県と続きます。
地理的特徴を生かした各自治体独自の取り組みにも注目していきたいところですね。

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【参考サイト】
・電気事業連合会 「風力発電」
https://www.fepc.or.jp/enterprise/hatsuden/new_energy/huuryoku/index.html

・経済産業省 資源エネルギー庁「再生可能エネルギーとは 風力発電」
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/renewable/wind/index.html

・経済産業省 資源エネルギー庁
「もっと知りたい!エネルギー基本計画③再生可能エネルギー(3)高い経済性が期待される風力発電」
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/energykihonkeikaku2021_kaisetu03.html

・一般社団法人 日本風力発電協会 
「【速報版】日本の風力発電導入量(2022 年 12 月末時点)」
http://jwpa.jp/pdf/dounyuujisseki2022graph_hp.pdf


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