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やめて!レンジを筆で塗らないで!


…なんて過激なタイトルをつけてしまいましたが、皆さんはレジン作品を作る際、コーティング作業等で筆を使う派ですか?
(ここで言う筆とは毛の筆とします)

レジン作品の作り方を色々と調べてみると、「筆でレンジを塗る」という言葉が出てくるかと思います。
恐らくですが、多くの方がやっていると思います。

個人的な意見なのですが、レジンと筆は

とても相性が悪い

と思っています。
その理由を細かく見ていきましょう。

レジンと筆の相性が悪い理由

理由1 細かい気泡が入る

私が思う、一番レジンと相性が悪いと思っている理由がこれです。
レジンを塗る際、毛と毛の間に細かい気泡が入ってしまい、作品の仕上がりが悪くなってしまいます。
特に

  • 新品の筆を使う場合

  • メンテナンスしたばかりの筆を使う場合

といったケースで、発生しやすいと感じています。

塗り方にもよる為、必ずしも気泡が入るというわけでは無いのですが、作品作りの際には気をつけたいポイントと感じています。

理由2 毛にレジンが染み込んで勿体ない

筆をレジンにつけた際、当然の事ですが毛にレジンが染み込みます。
…これ、個人的に凄く勿体無いと感じてしまいます💦

と言いますのも、毛に染み込んだ部分は実際に作品に使われるわけではなく、最終的に捨てられてしまう運命にあるからです。

ならべくレジンを無駄にしない為、染み込まないようなもので塗っていくのが良いと考えています。

理由3 片付けが大変

筆でレジンを塗った後の片付けとしては、以下のようなものが挙げられます。

  1. 筆のレジンを拭き取る

  2. 筆をレジンクリーナーにつけ、レジンクリーナーを拭き取る

  3. 筆を乾かす

場合によっては2の状態で数十分放置したり、2を繰り返したりします。

レジンは粘度が高い為、軽く水洗いすればOKというようなものではありません。
また、レジンは硬化するものですので、キレイな状態を保っていないと、筆が固まってしまいます。
(UVレジンも、直射日光に当たらなくとも、部屋に差し込んだ少しの光から、少しずつ硬化します)

レジンを塗るのに適したものは?

では、レジンを塗るのに適したモノは何か?
個人的に一番オススメなのは、

シリコンブラシ

です!
筆ではあるのですが、毛の部分がシリコンになっており、爪楊枝のように先端が細いもの、平面になっているもの等、形状が色々あります。

これであれば、気泡が入る事も少ないですし、シリコンなのでレジンも染み込まず無駄になりません。
片付けも、基本的にはレジンを拭き取るだけでOKです。

前述した問題点を全てクリアできる為、個人的にはシリコンブラシをよく使っております。

筆は筆で素晴らしい

アンチ筆みたいな内容になりましたが、筆は筆で素晴らしいです!
柔らかく塗れますし、シリコンブラシよりも形状が多様な為、どんな作品にも使いやすいと思います。
ただ、片付けの難易度が高いといった問題は実際に存在するので、もしこれからレジン作品作りをしたいと考えている方がいましまら、是非シリコンブラシを検討してみてください。
色々な煩わしさが無い為、作品作りに集中できると思いますよ!



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