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八街市大関・富山 住宅地に残る江戸時代の痕跡


大関

大宮神社

あの林の中に神社がある
あたりに広がるのは一見荒地だが用水路がある
地形からここが谷津田で、用水路は谷を流れる小川だったことがわかる
土留めのコンクリ板は崩れ、水路は自然に帰りつつあった
なお、この水路は泉台の団地にあるレンガ橋梁へつながっている
水路を渡り参道へ
鳥居
掠れているが、南無妙法蓮華経道祖神とある
こちらの方がわかりやすい
境内
大きな木が聳えている
目が印象的な狛犬
昭和四年、宮内石材店による作品
残念ながらこの石材店は現存していない
佐倉藩で盛んに建てられた五神名地神塔
周りの小石も奉納物かもしれない
苔むしている
神武天皇と浅間神社の祠

本昌寺

大きな擁壁の上にある
バスケットゴールがあった
龍が飾ってある

ホームページによると、慶安元年頃(江戸時代初期)に創建したとのこと。

富山

貴船神社

榎戸と八街をつなぐ大きな街道沿いにある
彫が薄くて読みづらいが、「徳川幕府の御料牧場」「移住者」といった文言が並ぶ
ほとんど同じ石碑が八街ろにもあり、土地改善記念碑で間違いないだろう
拝殿
文政の時代にこの辺を通りがかった石工が、白蛇の夢のお告げを見たのをきっかけに創建されたとある。別の石碑には明治時代の移住者に関する記述があるが、開拓が始まる前からここには神社があったのかもしれない。
境内社の稲荷
本殿

行った日 : 2023/02/25, 2024/02/10

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