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(18)カプセル販売器の事業柱を太くしないといけない

うちは、カプセル販売機の事業をしており、設置から始めた。そこにレンタルが加わった体制をずっと作っていた。

ある時、”ガチャポンをある使い方をしようと思ってヤフオクでGacha2を購入したが、鍵が無いのでカギを交換して欲しい”との問い合わせを受けた。未使用品とあったので大丈夫だろうと思ったが、肝心の鍵がなく製造メーカー(タカラトミー)に相談しても対象外との事で困って相談したそうだ。

個人的に思うけど、Gacha2やGacha Oneはクセが強いので素人は手を出さない方がいいと思う。あくまで個人的な話なので決めるのは、本人次第だけど。

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(上はGacha2の同型の写真)

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(上がGacha Oneの写真)

どちらも整備に一癖あって面倒だからだ。とくにうちは、極力Gacha2は使わない。

それはさておき、”鍵がないので開ける事ができない“という時は特殊工具で開けるかシリンダーごと破壊するしかない。最初は特殊工具で開けていたが破壊した方が早いので、今はシリンダーを破壊して開けている。見積弾くと、そこそこかかるが、それでも鍵交換を希望されたので、ご用命通りに鍵を交換した。未使用品だったので使えるように初期セッティングしてから納品した。

うちは、ガチャポンの事業者として

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店舗への設置やオンラインレンタルを営んで来たが、どちらかが傾いた時は、上に乗ってる岩(経営)は傾く。

そこに新しく、ガチャポンの鍵を開けるサービスを始める事にした。始めたと同時に、たくさんの依頼が来た。ただ機械によって鍵の穴の数も難易度も全然違うので、都度都度、見積を弾く事になる。

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(実際、鍵を無くした依頼を受けて開けた写真)

上のような上部の真ん中だけに鍵穴が付いているような物は安く開けられる。

下のカプセルステーションのように上下に鍵穴があるタイプは、最低2箇所開けなければならず、どちらも、まずは鍵穴を破砕していく。かなり大変だ。

元々ついてたシリンダーを破砕してから、新しい鍵のシリンダーを取り付ける。

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次第に鍵を開けるサービスだけでなく修理の相談が来るようになる。

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(↑エコー500のコイン識別器を修理中)

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(↑難易度が高かった、お金を入れても回らないコインメックの修理。オーバーホールして独自の部品まで取り付けて治した)

ガチャポンの鍵開けサービスから修理にサービス内容を変更し、三本柱になり、より安定した基盤ができた。

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しかし、新型コロナウィルスの影響で柱が、全部折れた・・・

営業自粛や時短でガチャポンを置いてるお店のガチャポン売上は激減。オンラインのレンタルはイベントがないのでゼロ。修理もとくになし。

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緊急事態宣言が明けてからは、店舗設置の売上を回復させるべく奮闘している日々だ。


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