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(25)ガチャポン商売−不良在庫を作らない

ガチャポンの商売の基本の基本

ガチャポンの事業の中で

●良い場所に置く事

●良い台紙(POP)を使う事

●不良在庫を作らない事

これらは、とても大事である。良い場所に置けるかは、自力では難しい面もあるが(契約条件や納入資格などがある為)仕入れと在庫の関係は超シビアなのだ。

薄利多売な事業なので、不良在庫は事業の足かせになる。お店を持っていて商品を陳列して売るタイプなら値下げと言う方法もあるが、ガチャポンの最低価格は100円だ。100円まで下げたら、もう下げようがない。

例えばガチャポンの事業を始めたばかりだとしよう。ここは店の横で比較的、人通りが多い場所だ。

上下2面ある一台のガチャポンをお店の横に設置できた。先月に惜しまれながら最終回を迎えたテレビアニメの人気アニメのグッズを商品として入れた。

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ところが・・・数ヶ月くらい経っても

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ポツポツしか売れない。この場所には、A、Bの商品を好むユーザはいないようなので商品を見直す必要があるようだ。

ガチャポンの事業って対面で物も売るわけではないので反応が分からない。高いのか、人気ないのか、買う人がいないのか等、全く分からない。商品をとりあえず入れ替える。

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こうなると、A、B、Cの不良在庫が出たことになる。とくにアニメキャラのグッズを仕入れているのは痛い。ガチャポンの商品って賞味期限は無いので、いつまでも保管しておけるが、アニメキャラの商品は賞味期限があるようなもので、人気が下火になった瞬間売れなくなる。中には人気が再燃するような物もあるが、ほとんど無いくらい思った方が良いと思う。

こんな感じで、結構ガチャポンの商品ってニュースに上がったり話題になったメーカーの商品でも、いざ仕入れて売ってみると全く売れない事がある。掴まされたって気持ちになる。

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