09/26 断片の指輪

眩い光の中、彼女はギルドの前に立っていた。手には見覚えのない宝石や小さな財宝。そして指には古びた銀の指輪が嵌められている。

「また駄目だった…」
頭の中は空白だが、心の奥底で何かが囁いている。
アイリスは指輪を見つめ、呟く。
「指輪以外は売れ。魔術ギルドの依頼を請けろ。姉の魂は未だ見つからず…」

彼女は戸惑いながらも、その言葉に従うことを決めた。
指輪を外し、持ち帰った宝を手に、宝石商のサムの店を訪れる。

「おや、今日は随分と豪華なお品だね」とサムは目を輝かせた。
「これらを全部、買い取っていただけますか?」
「もちろんさ。魔術の付与されたものはないようだね」

取引を終えた彼女は、次に冒険者ギルドの扉をくぐった。
「魔術師ギルドの依頼を見せて欲しい」
彼女は提示された依頼書に目を通す。
その中には、迷宮での調査と自分たち失踪者の捜索が含まれていた。

夜、宿屋の部屋でアイリスは指輪を嵌める。すると、断片的な記憶が蘇る。
巨大な水晶の中で見た「魂の連なりリーダーボード」には、姉の名前は見当たらない。

彼女は指輪を再び嵌め直し、深呼吸した。
自分が何者で、何を目的としているのか、再度確かめた。
「今のスコアは8000程度…まだ見えないのか、それとも…」
アイリスは小さく呟き、窓の外に広がる夜空を見上げた。


インベントリは、このゲームではスキル・記憶(を含んだアイテム)や未設置トラップも含むため、そのためのデザインになっている必要がある。
アイテム内に保持できる記憶アイテムはどんな構造か。
・固有アイコン:スキル、その使用条件等
・LvX:EXP・Lvの保持
・ReX:リプレイデータ(条件も記憶)
・Alg:行動指針(エネミーAIの転用?)
同じ処理でアウトゲームのキャラインベントリも扱いたい。キャラを開いて、アイテム開いてアイテムの中のスキル開いて、みたいな。

なんで進捗が少ないのかというとずっとインベントリイジって飽きてきたからに他なりません。ええーっ。一応動くし、別なとこいじりたい。エネミーまわりとか。また明日。


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