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09/09 コンソール

巨大なゴレムの膝を砕き歩行不能にすると、顔面が下がり攻撃可能になった。私は光る掌で暗号鍵を作り、額に触れさせることでほどなくゴレムは微動だにしなくなった。
壁に刻まれた古代文字が青白く光り、自分の心臓の鼓動が早くなるのを感じる。
「お見事。対話プロトコルを」
柱の影からマケイヌが声をかける。
祭屋の扉が開くと、中には半透明の結晶でできた制御台コンソール、その上には小さな模型ホログラムが浮かんでいる。このフロアの地形だ。

「これで再生リポップまでは君がフロアマスターだ。対話プロトコル偽装の流れは覚えるしかない」マケイヌは静かに語り始めた。
アイリスは息を呑んだ。制御台に近づくと、模型のダンジョンが実際に変化しているのが見えた。廊下が伸び、部屋が現れては消える。
マケイヌは続けた。
「冒険者を追い込むだけでなく、逃げ道も用意しなければならない」

突然、模型の中に小さな人影が現れた。アイリスはその動きに見入った。
「例えば、この状況を見てみろ」マケイヌは一つの模型を指さした。「迷路の先に宝物、その手前に強敵。普通の冒険者なら、どう動くと思う?」

アイリスは考え込んだ。「...罠を探す?」
「その通り」マケイヌは満足げに頷いた。「だが、ここで本当の罠は別にある。奥の部屋に隠された落とし穴だ。冒険者の予測を裏切ること、それも技術のひとつだ」

次々と様々なシナリオが提示される。財宝の見せ方、モンスターの配置、罠の仕掛け方。そのどれもが、冒険者の心理を巧みに操る技術だった。
「しかし、忘れてはならないのは、これは単なるゲームではないということだ」マケイヌの表情が厳しくなった。
「この赤い点、おそらく君の同窓生だぜ」

アイリスは、自分の体が何か大きなものとつながっていく感覚を覚えた。
意識は、Nexusの深みへと沈んでいった。

パズル要素って軽く考えてたけど相性悪いな

プレイヤースキルの重要性啓蒙のためのチュートリアル補助システム:
プレイヤー自身のスキルを自覚・向上させてプレイの質の底上げを図る

  • 様々な方法で回数死ぬと開放されるデスアチーブメント

  • 知識や経験による有利性をより明示するデスTIPS

  • 罠や怪物、宝など経験すると自動的に記録される「図鑑」の存在

  • 図鑑で明示された特徴から簡易識別をプレイヤースキル化する

  • 戦略的な判断の重要性を各種公式プリセットリプレイから学べる

  • 敵の行動パターンを予測するためのヒント 過去数ターンの行動の軌跡を視覚化・次ターンの行動が見えるように

  • 環境相互作用の予測提案 スイッチなど機械的なものやキャラや物体の落下等

  • 優先順位付けの支援表示 動的な目標リストと重要度

  • インタラクティブ相互作用テストを行える施設トレーニングモード(マイルーム?)

気づいたらもう月曜で草。進捗はあまり進んでないってのにネットワークがおかしくなりPCの環境構築なんかをしていた。また暑くなったし・・・残暑厳しそうですね。
アイテムのGetPutを堅牢にした程度の進捗です。罠とか敵のギミックを考えたい。また明日。

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