09/24 価値ある記憶
サムは指輪を手に取り、目を細めた。
「こいつは儂の手に余る。学院の魔道具屋に持って行ってみたらどうだ?」
翌日、エリックは学院の出先機関である魔道具屋を訪れた。
店主のレナードは指輪を詳しく調べ、渋い表情を浮かべた。
「この指輪には二つの記憶が封じられている。一つは『廃炎』という強力な剣術の知識だ。石すら焼き尽くす技だ」
エリックは目を輝かせたが、レナードは続けた。
「だが、使うには相当な魔力と技量が必要だ。君の魔力では難しいだろう」
詳しく鑑定をしなければ使用条件は細かくわからんが、と言ったがエリックは手をひらひらさせて断った。
「もう一つの記憶は…これは遺書のようだ。五代前の王への深い恨みが込められている。この指輪を嵌めると、その憎しみが心に染み込んでくるかもしれない。うっかりすると王城に乗り込んで無礼討ちなんてことに」
エリックは指輪を見つめ、不安げに言った。「確かに、装着していると妙な気分になるんだ。頭の中にわからん言葉が浮かぶようになる。外せないわけじゃないけど、意識が乗っ取られるようで気持ち悪い」
レナードは提案した。
「良ければ、この指輪を買い取ろう。それなりの値段は出すよ」
エリックは少し考えた後、頷いた。
取引が成立し、エリックが店を出た後、レナードは満足げに微笑んだ。「久々に記憶スロット付きを手に入れたぞ、その上王家への…」
彼は祝杯を上げることに決め、その日の仕事を早めに切り上げたのだった。
自分でも思うけど超読みづらいなまあでも雑記だしあまり読まれても
道具そのものと、道具に込められた記憶によって、その多くはゲームではスキルに相当しますが、これをアイテム化してダンジョン外に持ち出すことを可能にします。これは設定上スキルだけでなくリプレイデータや行動アルゴリズム、魂に類似したものまで含まれることが示唆されています。図鑑システムと紐づけられるので結果的にストーリー的な側面を持ちうる可能性もあるかと思います。補足おわり。
なんていうんだっけ、リアリティショー?そう、ストグラRPはリアリティショーとして楽しめる可能性がある。だからリアルでなくリアリティね。
GTA自体が完成されてないからこそその隙間をプレイヤーの工夫で補わなきゃいけなかったり、プレイヤーよりも参加者としての能動的な参加が求められるのはコミケに似ている、「お客さん」ではいけないのだ。とはいえ、お金はらってんだから俺は客だ楽しませろみたいなスタンスのもいるんだろうな、そこに齟齬がある、でもこれって誰も教えないのよね。ゲームに限らずネットリテラシーが求められる場はおそらくこれからどんどん増える。一般的なリテラシーとは別な何か。FBの一般普及しない日本ですら旧Twitterの裏垢特定班は社会を動かしうるのだから生半可な覚悟では痛い目を見るだろう。ゲーム、特にネットゲームについて、誰が教えてくれるだろうか。今の学校ではどこまで教えるだろうか。
進捗がない言い訳?もうお分かりでしょう。ホロライブGTAをずっと見てたからです。言い訳諦めた。
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