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クリスマスにおすすめの映画

ポーラーエクスプレス🎄🚂🎅🔔

小学生のときに、とある工業地帯の映画館で、お母さんと鑑賞。

それから20歳を超えて、ゲオでDVDレンタルしたり、BSプレミアムの再放送などで、もう一度見ようと試みましたが、最後まで見ることができませんでした。あやふやな記憶ですが、いつも、主人公の少年がトム・ハンクスが吹き替えをしているおじさんの機関車に乗り込むことになったシーンで、見るのを断念してしまいます。

ただ、子どもの頃にみたときは、最高にわくわくして、最初から最後まで、スクリーンに映し出される、クリスマスの世界に釘付けでした。

一つ確かに覚えていることは、以下のエピソードです。
クリスマスの世界から、人間たちが暮らす、日常の街に帰る前に少年は、サンタさんらしき人物から、クリスマスの世界の旅の記念として、そりかトナカイについていた鈴をプレゼントしてもらいます。その鈴は耳元で鳴らすと、この世のものとは思えない、とても美しい音色がするのです。時が経ち、少年は大人になってこの鈴をもう一度、耳元で鳴らします。ところが、かつての美しい音色が聞こえてこないのです。クリスマスの世界の音色は、大人になったら、もう聞こえなくなってしまうのかなと、子どものとき、不安になりました。そして、大人になるなんて、遠い先のことだから私はまだ、クリスマスの世界を信じていいんだと、自分自身に言い聞かせ、不安な気持ちをなだめました。

30歳を目前に控えた私は、もうクリスマスなんて、半分慣れてしまって、なんてことない日々の日常のひとつになっています。みなとみらいのイルミネーションなんて素晴らしいけれども、けれども、毎年同じ電飾で、飾られて、ラジオからはおなじみのクリスマスソングが流れて、恋人やファミリーたちがわいわいしていて、そして寒くて。



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