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鬱だった頃の話 part1

理由も無く辛い日々がありました
理由がある辛い日々を周囲だけじゃなくて私自身も無視したから
今思ってもそうしか出来なかったから
鬱で意味も無く苦しむ時間を過ごす事になった気がします

中学生友達との関係性が大きく変わる思春期
今まで仲良くしてた子達と波長が全く合わなくなる頃
思い出すと意地悪な子とオタクな子しか居なかった様にも思えてしまう
そう思ってしまう私も私で最高に性格が悪かったです
クラスに友達も居なくて嫌がらせされたり他にも色んな不安やら不満
精神的にも辛かったのか自律神経の乱れから常に頭痛と腰痛
常に眠気で何もやる気が起きずただ座ってるのが辛くて
チョコレートを沢山食べるようになりました
絵が描けないのが一番辛かった中で高校受験の為のデッサン教室に
長期休暇の間だけ通いました

高校でもやる気が無いのは相変わらず(生まれた頃からそうなのかも)
体調の方も最初の内は症状が出た
それでも友達にも恵まれて授業は技術不足で大変ながらも楽しい生活でした
ある日急に何とも言えない悶々とした気持ちと変な悲しくて辛い感覚
学校から帰ってから右半身が痺れる程泣き
父親に「取り敢えずご飯を食べなさい」と言われて箸を持とうにも
痺れて持てずパセリを掴んで口に入れたら口も痺れてて
パセリを噴き出したのをよく覚えています
調べたら月経前気分不快症候群というので今後ほぼ毎月発症しました

専門学校に進学しても頻繁に苛々して課題を前に涙が出てきたりしました
後半普通にサボったり辛くて学校に行けない時もあったけど無事に卒業
無事に就職しました
仕事では終わらない仕事に対する責任感
1年目の残業続きとか嫌がらせで辛かったのあると思うけれど
とにかく死にたくて死にたくて仕方無い程辛かった
今までの様に近くに支えてくれる友達も居らず
親も更年期で聞く耳を持たず毎日喧嘩ばかりしていました
寝る時だけその感覚を忘れられて沢山寝ていましたが
元気に活動するには睡眠が足りていませんでした
起きた瞬間に辛さが戻って来る感覚があって起きるのが辛くて怖かったです
生理前に来ていた症状が毎日現れる様になりました
とある日会社の人と話す機会があり少し症状について話しました
「嫁も以前そうだったよ
 時間は掛かるけど治ったから病院に行った方が良いよ
 嫁もチョコ食べすぎてアレルギーになったから気を付けて」
その話を親にしたら病院に連れて行ってくれて薬を貰う事が出来ました
(今思うと自分で判断して行けば良いのにと思いますが)
症状で生理前を感じていたけど数ヶ月漢方薬を飲んだら
それが分からなくなる程症状が緩和しました
そこから長い間戦う事になります

私が鬱症状に罹って気が付いたのは
これだけ辛くても他人は何もしてくれない
というよりどうして良いのか分からないんだと思います
自分を一番よく分かっている自分でどうにも出来ない心の病気は
他人に委ねても傷つくだけです
もし記事を読んでる人が居てもし心がこんな様な状況になっていたら
長い戦いにはなりますがすぐ病院に行って欲しいと思います
医者に話を聞いてもらおうとせず症状を緩和するヒントと
薬を得る為に病院に行って下さい

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