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シェアしたい!耳メディアライフin LA

ポッドキャストの存在を知ったのはいつだったろう?本格的に聴き始めたのは、Podcast史上初めてミリオンのダウンロードをヒットしたSerial にハマった後であるのは間違いない。

去年の今頃、まだケータリングビジネスをしていて、毎日寿司の朝の仕込みをしていた。早朝、一人でキッチンで聞くポッドキャストは、読書する楽しさに匹敵した。情報のインプットを、本来なら、仕事と云うタスクをこなす時間でありながらできるのは、一石四鳥くらいのお得感がある。

今年は、ロサンゼルスマラソンにエントリーして、そのトレーニングのために入会したジムのトレッドミールの上で、ネズミのように走りながら、聞いている。運動しながら、どうかなと思ったけど、問題はない。むしろ、流れるコンテンツによっては、走るモチベーションさえも上げてくれる。

もう四半世紀近くもアメリカに住んでいながら、基地の町で兵隊をつかまえて覚えた英語が、それほど上達したわけではない。でも、このポッドキャストを聞いていて、そのストーリーの面白さが味わえる体験は、学習意欲を刺激する。その楽しさを、少しでも多くの日本人にもシェアしたいという思いから、ずっとアメリカのポッドキャストの番組紹介をしたいと考えていた。

もう考えるのはやめよう。書き始めよう。

だって。。。こんなに面白いこと、一人で面白がってるなんて、勿体ないから。それに、本当に他の人にとっても面白いのかどうかも知りたい。

ということで、つれづれなるままに、書き始めることにします。

1月11日、今日、選んだのは、TED Radio Hourの"The Hero's Journey"。TED talkは、日本でもここ数年で随分知られるようになったが、この番組は、その中から、テーマを決めて、幾つかのスピーカーのストーリーを本人のインタビューも含めて編集したものだ。よくまとまっていて、とても聴きやすい。

http://www.npr.org/programs/ted-radio-hour/458496650/the-heros-journey

このエピソードは、ちょうどスターウォーズがリリースされた時期に放送された。宇宙の旅をする物語が、決して、新しいものではなく、ヒーローの旅に必要な要素を全て備えていて、それがどのように構成されていったかという話から、ヨットで無寄港世界一周した女性や、戦争中に日系人収容所に入れられたスタートレックのクルー役で有名なジョージ・タケイなどのストーリーが続く。

毎回、3つから5つくらいのエピソードが、テーマに沿って、編集されていて、1時間近い番組が、あっという間に過ぎる。

日本でも、そんな感じの番組がないかなと探していたが、なかなか見つからない。学問のススメというのを勧められて、しばらく聞いてみたが、一人のゲストの話が長すぎて、ちょっと聞きづらい。というか、よっぽどその人に興味がないと飽きてしまう。

ポッドキャストがまだなかった頃に、This American Lifeというラジオの長寿番組を見つけた。その頃、金融の仕事をしていて、そのトレーニングで、アメリカ人のプレゼンテーションを、ビデオやテープで、随分聞いたおかげで、多少、英語がわからなくても、内容の面白いオーディオブックやプレゼンテーションを聞くのが好きになっていたおかげもあって、この番組が大好きになった。

車社会のせいか、アメリカのラジオ番組には、面白いものが結構ある。長寿番組も多い。今は、有料になったらしいが、ハワード・ストーンなどもラジオ番組で有名になったタレントである。

The American Lifeは、そのラジオドラマの面白さをまた思い出させてくれた。それ以上に、そのタイトル通りの、アメリカに住む人たちの多様性をドラマ&ドキュメンタリー仕立てで表現するこの番組の内容と、それを作る人たちに興味を持った。

いつか、日本版のThis American Lifeを作りたい。それが私のバケットリストにあったことを、これを書きながら思い出した。自分が作らなくても、誰か作ってくれないかな。フィードバックがんがんにするリスナーとして貢献してもいい。(^^)

その助走として、毎日、ランニングマシーンの上を走りながら聞いてるポッドキャストの紹介を通じて、まずは、この耳メディアの楽しさを、シェアしようと思って、今日は、そのプロローグとしてのポスト。

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