社Dの現状とか (3年目)

はじめに

この記事は社会人学生 Advent Calendar 2022 21日目の記事になります。

はじめましての方ははじめまして、そうでない方はいつもお世話になっております。ぴょりこ (@_capp365) と申します。

社会人学生アドベントカレンダー、もう3年目の参加となってしまいました。とりあえずD進して何にもわからん1年目コワーキングスペースに籠ったり運動の習慣をつけた2年目に引き続き、3年目の近況についてつらつら書いていきます。ためになる話とかはないと思います。

博士課程の経過

進捗の話

3年目はようやく進捗らしい進捗がありました。大き目なトピックとして、昨年度投稿してリジェクトされたネタをちゃんとジャーナル化して供養出来たことがあります。「来年はまずアウトプットに注力する」と去年の記事で明言していたのですが、まぁそれなりにアウトプットできた年になったと思っています(去年よりリジェクトの数も増えました)。

成果ゼロの間は『本当にこのネタで論文になるのか?』と真っ暗闇を模索していたような感じだったので、1本アクセプト以降は精神衛生面でかなり良くなった気がしています。一方で(矛盾してる気もしつつ)全然楽になった感じがしなくて、相変わらずしんどいなぁと思いつつ日々過ごしています。余談ですが、アクセプト以降は良くなったと言いつつ、その直後に限って言えば業務にも支障がでるくらい気が抜けてしまい、地味に立ち直るのにかなり時間を要してしまいました。

現在は授業の単位も取り切りったので、残りの手持ちネタの供養が終わったら学位論文を書いて、来年度は審査というスケジュール感で動いています。

興味と関心の話

前述の進捗状況などもあり、少し落ち着いたりすると、色々周りのものが見えてくるというか見たくなるもので、授業を受けたり、学生向けの情報を眺めたりしていると「(今の研究に全く関係ないけど)これ面白そうだなぁ」「(今の研究に全く関係ないけど)この集中講義受けてみたいなぁ」「(今の研究に全く関係ないけど)ちょっとこの本読んでみたいなぁ」みたいな気持ちが次々と湧いてきたり、後述しますが業務の方も去年から大きく変化し、もっとしっかり取り組みたいなぁと思うものも出てきて、目移りしつつぐっと堪えて目の前のやるべきことを消化するモードになっています。

学生という身分だから享受できるものも多く、ちょっと勿体ないなぁとも思うのですが、まぁキャパが全然足りないので仕方ないですね。

身の回りの変化

転職した話

転職は学位を取るか諦めるかして落ち着いてからかなぁと思っていたのですが、気が付いたら転職してました。

ちょっと気になった会社というか事業などがあり、「まぁ興味ある分野の話聞けるなら色々な意味で刺激になって良いのでは」ぐらいの気持ちでカジュアル面談などに申し込んで、根掘り葉掘り聞いてみたら、(私自身の関心とのマッチ的な意味で)いい感じで。「ここまで聞いた上で入らない決断したらあとでかなり後悔しそうだな」と思ったので、あとは勢いでした。

カジュアル面談、面接等で社会人学生であることを伝えたらどんな反応されるか少しだけビクビクしてたのですが、ふたを開けてみれば「実質副業みたいなものだと思うので問題ないです。もし必要な手続きがあったら適宜対応します」みたいな反応で、まぁそういわれてみればそうかと思いつつ、結構安堵したことを記憶しています。

もし前職の業務と博士課程の研究に関連があったり、社内の支援制度を利用していたり等があった場合は、めんどくさいことになっていたかもしれないのですが、社内でやったことと言えば進学時に当時の上長に許可と一筆いただいたくらいだったので、しがらみのようなものも無くさらっと転職してしまいました。

生活の変化

こんなご時世なので前職も現職も基本は在宅勤務なのですが、だいぶ働き方は変化しました。

前職は社外のお客様の前に立つ類の仕事も多少していたので、基本在宅と言いつつ週1~2回は客先に行っていました。加えて社内のいわゆる耳だけ参加するだけの打ち合わせも多く、打ち合わせを聞きながら、移動中などに資料作成をするみたいな仕事のやり方が常習化していました。

現職はこのあたりがなくなり、割と本当にフルリモートで働くようになりました。自分の部屋で耳だけ打ち合わせに参加することもなく、目の前の仕事に集中してる。しかもまとまった作業時間がある。労働環境としては当然良いはずなのですが、制約が少なすぎて逆にスケジュールが組みづらいというか(そんなことがあるはずないんですが)、慣れるまで違和感がありました。いや、労働環境としては間違いなく良くなったはずなんですが。

移動が減ったとはいえ、フルタイムの業務と学生生活(?)との両立は相変わらず大変で、やや業務に関しては低進捗気味という自覚はあるのですが、まぁきっとたぶん辛うじてギリギリのラインで適応できて、仕事になっている・・・はずです。

そういえば転職して圧倒的に健康になったつもりでいたのですが、健康診断の結果全然良くなってませんでした。社会人博士課程は身体に悪いですね。

おわりに

去年、一昨年に引き続き、自身の社会人博士課程について少し書いてみました。3年目にしてようやく少し軌道に乗ったのかな、という感じがしてきています。

3年も社会人学生アドベントカレンダーに参加させていただいていると、同じような時期に社会人博士課程に在籍されていたであろう方々の修了報告を数多く見かけるわけで、「うぉぉ…」と少し心が乱れたりすることがないわけでもないのですが、社会人学生、言うまでもなく大変であり、長距離走なので、自分のペースでやっていきたいと思います。やっていきましょう。


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