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方程式12「ライバルを決める〜小笹芳央くんの巻〜」


リンク・アンド・モチベーションと言えば、就職人気ランキング上位のコンサルティング企業。その代表取締役会長が小笹芳央くん。

リクルートに同期入社し、配属は東京と神戸と地域は違ったが、
同じ人材開発部に配属されたのは幸運だったと思う。

ひょっとすると、                          僕が勝手にライバル視していただけかもしれないが(笑)、
常に意識する存在だった。

僕が配属されたのは、2年連続全国MVPを獲得した神戸支社。
方程式③で登場した拠点長の木村英一さん、
方程式④で登場したエース細川泰史さんという上司のもとに、
『カメラを止めるな』のプロデューサー市橋浩治くん、
同期海外派遣第1号となった上野高稔くん
そして僕という新人3人が加わり、チーム3連覇を成し遂げた。

しかし。
よく言われる「一生に一度しかない」「最優秀新人賞」は
小笹くんが獲得した。

彼の一歩先を行く情報感度とフットワーク、人を巻き込む力など、
話をするたびに刺激を受け、自分の足りなさを痛感したものだ。


彼は、人材開発部の先輩だけでなく、東京で活躍する先輩方と日々交流し、
多くのスキルを吸収している。

一刻も早く「東京」という渦の中心を見に行かなければ、
置いていかれるのではないかという焦りを感じていた。


その後、彼が採用チームの責任者になっていき、
僕は企画チームの責任者を志向するようになる。

明確に意識していなかったが、
自分なりに彼と自分との領域の棲み分けをしたのかもしれない。


「お兄ちゃんが得意な分野は任せて、弟は違う方向に進む」       みたいな感じだろうか。

それから、僕は編集部に人事異動、さらに福岡ドームへの出向。       さらに、ポケモンカードゲームで大化けしたメディアファクトリーへ出向と、エンタテインメントにどっぷり浸かって行くことになる。

株式会社人事部と言われたリクルートの人事部は、まさに人事の中の人事。
その保守本流のエースだった小笹くんに、僕はいつかリクルートの社長をやって欲しいと思っていた。

だから、彼がリクルートを退職すると聞いた時、めちゃくちゃ残念だった。
自分のことのように悲しかったのを覚えている。
 
絶対負けたくないと思い、成長欲を書き立ててくれる存在。
そんなライバルを決めることが、1番の栄養剤になる。


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かしのたかひと

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超うれしいです〜。ありがとうございます!
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リクルート、福岡ドーム、メディアファクトリーを経て、映画プロデューサー、ベンチャー経営者、政治家、作家に。