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【永久保存版】令和の飲み屋での支払い意識

どうも、電脳海賊です
今回はかなり気合入れて記事に向かっております!
何故なら己が社会人になってから殆どの時間を費やした仕事に対して否定に近い考えを持った上でこの先に必要な考えを深堀りしてお伝えしたいからですね。

同業者からは迷惑な記事かも知れませんが己が経験して来て本気で思う事なので出来れば同業者にも参考にして貰いたいです。

それでは行きましょう!

平均客単価

皆さんは飲み屋に行かれた際にいくら位支払ってるでしょうか?
行く飲み屋の種類によっても価格は大きく変わりますよね。因みにザックリですが下記がおよその価格表です
※価格はあくまで己の経験での体感値です

◇スナック

・セット料金(席代+お酒+軽食+水 他):3,000円~6,000円
・ボトル代:2,000円~10,000円
・ビール:500円〜1,000円

ボトルキープをすれば1万円もあれば2時間は楽しめる感じです。ボトルを入れるなら2万円くらいが目安となります。基本的にカウンターを挟んだ接客でお相手は綺麗なお姉さんから妖艶な女将さんまで。比較的女性を相手する飲み屋の中でもコスパは良い方なのでは無いでしょうか?個人的にはスナックを長期間営む女性は能力値が高い印象があります。己は全然スナックとかは行かないのですが1回知り合いのスナックに一人で行った時にボトルも入れずにロクにお酒も飲まず支払いが25,000円だったのには驚きました・・ボラれた?

◇キャバクラ

・セット料金:3,000円〜5,000円/1H
・同伴料:3,000円
・指名料:1,000円〜3,000円
・ドリンク代:500円〜1,000円
・ボトル代:3,000円〜50,000円
・サービス料:10%〜15%加算
・クレカ手数料:10%加算

一気に価格が上がりますね。ボトルを入れずに指名もせず1セットで1万円くらいでしょうか。キャバ嬢と同じお酒を飲む場合はボトルを入れなければなりませんし基本的にキャバ嬢が飲む飲み物は全て有料です。同伴から指名してキャバクラを堪能したい場合は2万円〜4万円必要になりますね。語弊があるかもですが女の子のパンツを見に行くトコなイメージがあります。綺麗な女性が真隣に座っておっぱいやパンツチラつかせながらコミュニケーションするので耐性が無い男性は勘違い必至ですね。。わかります。己もです笑

◇クラブ・ラウンジ

・セット料金:5,000円〜20,000円/1H
・同伴料:3,000円〜5,000円
・指名料:1,000円〜3,000円
・ドリンク代:1,000円
・ボトル代:3,000円〜10,0000円
・サービス料:10%〜15%加算
・クレカ手数料:10%加算

キャバクラの上位互換ですね。自分で行った事は1回も無いのですが高級クラブに何回かお客の社長さんに連れて行って貰った事があります。その時の支払額は二人で13万円位でした・・・ヒェ・・
女性達はキャバクラよりは年齢層が高く落ち着いた感じでしたね。お話も上手でとにかくコチラを立てて気持ちよくお酒を飲ませてくれる褒め上手な方が多い印象でした(行った店舗が神戸最高峰のクラブだったかもですが)

さて、価格は一旦ここ迄で少し皆さんに考えて欲しい事があります。それは

なんでこんなに高いお金を払う人が居るのか?

次の項目で私なりに考えた答えを深堀りします。

付加価値である事

お酒ってのは自分で買ったらビックリする程安くつきます。下手したらエナジードリンクの方が高い位ですね。
では何故、人は高いお金を払ってまでお酒を飲みに行くのか?(行ってたのか)それは・・・

・人肌が恋しいから

長年BARを営んで来てこれは間違いないと思います。
ご飯にしてもお酒にしても一人よりも誰か見栄えが良く好意を持てる相手と楽しく過ごせる方が格段に気分が良くなり美味しくなるからです。それを商売にしたのが水商売なんです。つまり水商売で高額を設定するという事はそれなりの【付加価値】を備えているという事なんですね。

つまりは付加価値さえシッカリしていれば値段はいくらでも構わないんですね
無論『需要があれば』ですが。

近年は水商売でのその需要の質が低下してる様に感じます
単純にSEXに対するワンチャンスを餌にしてる感を感じているのは己だけでしょうか?
そして世が不景気になり高額を支払えなくなっても人肌恋しい人々が向かう先は・・
次の項目はそこを深堀りします。

BARで見てきたモノ

己は約30年程水商売に携わっています。自分自身の店舗は今年で21年目となりそれなりに経験値を持っているつもりです。そんな己が自分で行っていた商法をまず振り返ってみましょう。

・とにかく楽しさを

創業初期はとにかく自分自身が『楽しい』と思える事を追いかけて来ました。フレアバーテンディング然り、ダーツしかり自分が興味を持ち一生懸命出来る事を店舗の『ブースト』として頑張って来たつもりです。他店舗との交流は殆ど無く、自分の店舗と自分の世界観を構築するオリジナリティ溢れる日々だったと思います。今思えば成功のプロセスを天然で踏んでいた気がします。偶然なんですけどね。

5年〜10年迄の創業中期は店舗経営が最も全盛期を迎える時期でもあります。フレアで全国に認知を取ってクルーや常連客にも恵まれ経営は安定していました。この辺で己はかなり『サボってしまう』んですね。世界観を創る事と未来への準備をすることから目を背けて日々を過ごします。勘違いや自惚れも多々有ったかとも思いますね。

そして創業10年以降になって初めて己は『自身が酒を飲む』事を解禁します。それと同時に他店舗との交流も始め沢山の人々と接触する様になっていきました。コンセプトは変わらず『とにかく楽しさを』のまま。正直に言えば楽しかったです。単純に沢山の人々と接し沢山の経験をする事は今までの人生に無かったモノだったし、お酒が持つ力にコントロールを失う自分にも悪い気はしてませんでした。売上も単純に跳ね上がりました。

ここからが本題です

これは実際の営業事例の一例です

お酒を解禁し、お酒に取り憑かれた己はいつしか『狂気的な楽しさを提供するキャラ』成り下がっていました。
ストレスフルのお客、現実を忘れたいお客、寂しさを紛らわせたいお客、日々が退屈なお客・・そんな客層に自分がしていっていつの間にか『とにかく楽しさを』の内容がズレたモノに変わっていってたんですね。

【ストレスフルなお客が来店する】
→よし!飲むか!遊ぶか!!
→バカ程飲む、バカ程遊ぶ
→お客ブッ倒れる、自分も倒れる
→伝票額は数万円
→お客は吐きまくり時には失禁までする
→翌日の仕事に多大な影響を出す

コレを毎日繰り返す感じです。生産性の欠片もありませんがとにかくその時は楽しいんです。そして嫌なことも何もかも『忘れ』れるんですね。無論自身も吐かなかった日は無いです。飲んでる間もスキを見て吐きに行って水で胃を強制的に洗浄して朝まで飲み続ける・・・そんな日々です。

そんな自分には一応の需要は有りました

忘却案内人としての需要が。

今考えると最低な需要ですよね。己は誰かの明日を創るどころか奪っていたんです。例えそれが望まれた事だとしても己と朝まで飲んだお客の翌日は悲惨なモノだったかと思います。

己の付加価値は非現実の世界でのみ発行される儚い価値と成り下がってしまいました。そんな己にいつまでも正しい需要がある訳もなく店舗は失速していきます。当然の結果だと思います。

付加価値とは生産的なモノで有るべきで他者の明日を創る事だと今の己は思うんです。己が数年間飲んで稼いだお金も尊いお金には変わり有りませんが1日数万円の価値があったかと聞かれると微妙です。

そんな時期にコロナウイルスがやって来ました

リセット

己はこの機会に自分やお店をリセットする決断をしました。想い出深い店舗を出て新たに同じ屋号で店舗をこのコロナ禍に作りました。新たなコンセプトは

顧客の明日を創る

その為には自分を徹底的に改革する事や新たな知識、結果が必要となるのでコレを書いてる今も勉強中です。己はもう誰の明日も奪わないお酒を創ると心に誓います。

話を付加価値に戻します。
己の店舗はジュースでも700円〜頂いております。高いと感じる方も多いかと思いますがもう少しなので頑張って最後まで見て頂けると嬉しいです。

普通のBARの客単価はどのくらいでしょうか?昔の己のお店は2,000円〜4,000円位でした。そもそもBARやお酒自体が嗜好品なので基本的には余裕が有る人が携わるモノなんです。店舗のスタイルにもよりますがお金を気にしながら飲む顧客の時点でBARにとってはあまり良い顧客では無いかと思います。

少なくとも己の上顧客は支払額など気にしていません。気にするのはサービス内容だけですし己も他の店舗に求めるのは値段よりも『質』です。それが値段と釣り合ってるのならば何の躊躇も無く言われた額を支払います。

スナックやラウンジの付加価値は本質を突き詰めればセックスです
どんなに格好つけても己は本質はそこに有ると断言しますし自分の水商売人生を賭けてもいい。寧ろ水商売全体の需要の本質かも知れないとも思っています。だから『高額』を取れるんです。

それが悪い事とも思わないし需要と供給が有ればそれが商売です。なので己は自分の付加価値の設定を考えました。次の項目でお話します。

セックス以外の付加価値とは?

コロナによる自粛生活で己を含めお酒で脳を焼かれていた人々の眼が覚めています。そんなに『お酒』を売るBARや飲み屋は日常で必要が無いと気付かれてしまったんです。したいのは結局他者との直接交流(セックス)なのでそれに格好つけるか否かだけです。無論そうでない単純に美味しいお酒やカクテルを提供する人気店舗も沢山ありますが同業者は己が言ってる事を100%否定できるBARライフを送って来ていますか?送って来てるなら貴方はかなりの偉人だと思いますが己はまだそんな色恋が一切仕事に絡まない同業者と一人も出逢っていません。

ではセックス以外の付加価値とは・・・?己は本気で悩み考えて一つの答えを出しました。それは

お金です

誰かの明日を奪ってきた己だから思います。

『己との時間がお金を生む時間になれば良い』

己は今まで金融リテラシーが本当に皆無でまず自分自身が金融リテラシーを身に付ける事から始めました。外国為替、株式、政治、そして税金・・・本当に自分が知らなかった事ばかりで自分の無知さに驚愕する日々です。よく20年近くも商売できたなと思います。そして猛勉強と実戦を繰り返してやっと自身が納得いく結果らしいモノが少しづつ出せる様になって来ました。

自分の中でどうしても結果を出さないと誰も納得しないと思っていたのでとにかく勉強と実戦を繰り返してやっと自分を少し認めれる結果に辿り着きました。

勘違いして欲しくないのは決して投資をやれと言う訳ではありません。
ただ、投資や金融リテラシーを上げる過程での『気付き』自体にお金を生む本質が沢山あった事を伝えたいだけです。

長くなりましたが今後の己の付加価値は

気付きです

その付加価値でもう一度己のお店の価格設定とサービスを見て欲しいんですが宜しいでしょうか?(時間が有るなら下記をクリックしてみて下さい)

見て頂いた方々に一つだけ聞かせて欲しいです

高いですか??

このサービス内容で高いと思われるなら仕方が無いしその方にとっては己がズレているのでしょう完全に間違っていると自分で認識できたら己はもう素直にこの業界を去ります。

提供するお酒の質は無論で己は己と過ごす時間自体に付加価値を持たせ己の街・・いや全国でも類を見ない店舗にしようと行動を開始しています。それが現在の己が望む

NEVERLAND(ありえない国)ですから。

まとめ

おそらくかなり偏った文面だったかも知れませんが以上が長年水商売に携わって来た己の本音です。

コレが全ての人々の答えでは有りませんが己にとっては自分の人生を賭けて辿り着いた大切な答えです。タイトル回収に入りますが今後の世界でも皆さんは店舗に対して『支払い』は必ず発生します。その時に思い出して欲しいのは

・支払い額の価値はあったか?
・過ごした時間は明日を創ったのか?
・思考停止の習慣や寂しさだけで行動していないか?

この3つです。

支払い意識を高めないと金融リテラシーは身に付きません。お金を増やす前にまず

無駄な浪費を無くしましょう

罪滅ぼしという訳でもありませんが己が今後お出しするお酒は

明日を創るお酒です

一人でも多くその本質を伝える為にも今後も精進を続けますね。長くなりましたがここで今回のお話は終了です。
令和はどんな形でも『付加価値』がシッカリしたお店に『投資』したいモノですね!

最後までお付き合い有難うございました!
次の記事でもまたお逢い出来れば光栄です。
\(^o^)/

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