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バレエ感想⑧Kバレエ「クレオパトラ」inシネマ(飯島望未の舞台挨拶付き)

迫力満点のクレオパトラ

Kバレエプリンシパルダンサー飯島望未さんの舞台挨拶付き「クレオパトラ」上映会に行ってきました!
Kバレエのシネマは初めて見たのですが、飯島さん、とても良かったです!飯島さんはとてもセクシーで強い女性そのものでした。特に1幕目に水色の衣装で男性たちと戯れるシーン、カエサルに初めて会うシーン、圧巻のラストは鳥肌が立ちました。特にカエサルとクレオパトラが初めて対面するシーンは、お互い恋に落ちたことがすぐに分かり、飯島さんと遅沢さんの演技力に感動しました。飯島さんが美しい方だからこそ、説得力がありました。顔も綺麗ですが、スタイルも素晴らしくヘビというよりも蜘蛛のような、なんとも独特の動きをしていたのが印象に残りました。
他にも山本雅也さん、岩井優花さん、吉田周平さん、みなさん素晴らしかったです。ちなみに、オクタヴィアヌスを演じた杉野慧さんのアップが尋常じゃなく多かったですw 超ハンサムだからいいのですがw

「エジプト」を表現するマイム

ちなみに、トークショーの内容は最後に書きますが、舞台中にも出てくるこの両手で三角を作るマイム。これはエジプトのピラミッドをモチーフにしたもので、「エジプト」を表現しているそうです。舞台の中でも「エジプトが懐かしい」というような場面で使われる重要なマイムです。ぜひ注目してみてください!

トークショーの内容

飯島望未さん、超可愛かったです。可愛いって本当に大きいですね。SHOKOさんもとても美人でしたが、飯島さんもすごく美人!こんな美人プリンシパルを持つKバレエのパワーは凄いですね。
話している時の飯島さんはほんわかした、可愛い女の子。はにかみながら話す様子とクレオパトラとして踊っている時のギャップがたまらないです。とは言え、そこは関西人。適度に笑いを取りつつ楽しく進行していきました。

①マイムクイズ

最初に記載した「エジプト」のマイムだけでなく、劇中に出てくる「王様」のマイムを紹介したり、飯島さんの好きなマイムを紹介するなど、とても楽しかったです。にしてもクイズの最初のマイムが「あなたはここで死ぬ」とは…w  さすが関西人、笑いのツボを押さえすぎですw

②メイク

クレオパトラのメイクは、メイクさんから見本を渡された上で、自分に合ったものを工夫して化粧をしているとのこと。今回はエリザベス・テイラーのクレオパトラを100万回見てメイクを研究したそうです。次回上演される「白鳥の湖」でもメイクを工夫したいけど、早着替えが多く、あまりメイクを変えられない、と仰っていました。とは言え「黒鳥の時は赤を入れたい」など、すでに計画は進んでいるみたいなので、飯島さんが次にどのような舞台メイクをするのか、楽しみです。

③熊川哲也ディレクターのオーラの色

熊川哲也監督がどんな方かという話にもなり、「オーラがすごく、入ってきた瞬間スタジオが凍りつく」と話していたのが印象的でした。オーラの色は金ピカだそうで、周りを圧倒する空気が凄いそうです。テレビで見てても熊川さんのオーラは凄そうですが、やはり・・・。

最後はみんなで「エジプト」ポーズ

結論:熊川作品が世界で上映されるようになってほしい

ハンブルグバレエ団率いるジョン・ノイマイヤーの作品が世界中で上演されるように、モンテカルロバレエ団率いるジャン・クリストフ・マイヨーが「じゃじゃ馬慣らし」をボリショイバレエに振り付けたように、熊川哲也さんもKバレエだけでなく、海外から招待されるようになってほしいと思いました。新作だけでなく、今回のクレオパトラのような作品が日本だけでなく海外の沢山のバレエ団で上演されるようになっていってほしいです。

ちなみに3月の「白鳥の湖」の次は、熊川哲振付の「蝶々夫人」の上演があります。飯島さんはここで元ミュンヘンバレエのジュリアン・マッケイさんと共演予定で、マッケイさんもオーラがすごく、超ハンサムだそうです。蝶々夫人、見にいきたくなりました😁

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