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乩童之戦第一話非公式日本語訳の裏話的な何か

你好!我最近開始學習中文啊!ということで雷(あずま)です(合ってるんでしょうか…?)。
乩童之戦第一話の非公式日本語訳が完成したので、また一つ裏話的なものをしたためました。まだ読んでいない方は読んでみてください!

前回…Weekend Showの裏話は完全にお気持ち表明と化していたので、今回はちゃんと裏話然とした体に仕上げたいと思っています!
では、始まります…

タイトルの話

「乩身之戦」だよね?サブタイトルもツイート内じゃ「牛頭・馬頭」って書いてあるけど「牛頭・馬面」じゃん?

って言われそう、いや私も気にしてはいるんです…タイトルの「乩身之戦」を「乩童之戦」にしたのは完全なミスです、でもまあ、意味としては同じ…だと思うからいいかな?ということで通しました。
実際に乩身でググると乩童が一番上に出てくるから、許してください!
サブタイトルは修正で文字を変えようかなって思ったんですけど、いろいろあってそれが難しそうなので、画像はそのままにしました。牛頭・馬面は日本だと馴染みが薄いので、馴染みのありそうな牛頭・馬頭にしました。
まあみんな…タイトルそんなに気にしてないよね!たぶん…

訳の話

今回はWeekend Showと違って英訳版だけで日本語訳を作る予定でした。しかしまあ、一応比較しながら読んでみると英訳版はちょいちょい省略されている部分があるんですね(もちろん省略しても理解するには問題ないといえばなさそうなんですが)。一応全部ちゃんと伝えたい派の自分としては結果的に中国語版を見ながら訳文を作ることになりました…
中国語は短文だと辞書を引いてそれぞれ単語の意味が分かれば理解しやすい言語なんですが、長くなるとどれがどこに掛かっているのかが、かなり分かりづらいのでその点で非常に苦労しました(同時に英訳に助けられましたが)。
そういうこともあって、かなり原文に忠実に訳している…はずです!たぶん…
何度か意味が全く変わってしまうレベルの致命的な誤訳をしかけましたが、おそらくほとんどは大丈夫なはずです。中国語に自信のある兄貴姉貴が居られれば、ぜひ指摘してください!

描き文字の話

描き文字はご存知でしょうか?端的に言えば漫画の背景等で描かれている効果音等を表現する文字ですね。ドンッ!とかバシッ!とかそういうやつです。
当然ながら日本語以外の言語で描かれている漫画にも描き文字は存在します。

例を挙げると上の画像の2枚目左上のコマ、牛頭が馬頭を睨みつけているので「ギロッ」という文字を当てました。これが中国語だと「盯」が当てられています。「盯」の意味は見つめる、にらむ、そのまんまですね。英語だと「staring」が当てられています、これも同様にじっと見る、凝視する、という意味があり、そのまんまです。

正直、描き文字まわりは訳すべきかかなり迷いました(何より修正が面倒なので)。実際描き文字って描いてあることに意味があるのであって、内容がはっきり掴めなくても問題なさそうに感じたからです。今回は試験的に全部訳してみましたが…中国語版の描き文字であれば普通に理解できそうだよなぁと思っていますし、修正にかかる時間コストを考慮すると効果としては微妙というのが本音。もちろん、ちゃんと全部日本語化できるのが一番いいとはわかっているんですけど、文字が入っていない素の画像が手に入らない以上かなり無理くり修正する必要があるので大変なんですよね…上から無理やり文字を乗せるにしても違和感ありそうですし…英訳版はちょいちょい文字の配置が違ったりするのでそれを利用してパッチワークの如く何とかしていましたがどうにもならないところもあって描くしかなかったりすると結構つらいので考えものですね。

フォントの話

Weekend Showでは源暎アンチックにお世話になりました。が、今回はメディバンペイントのクラウドテキスト機能を使ってアンチックセザンヌを本文に使用してみました。源暎アンチックも対応している文字が非常に多く、日本語には存在しない漢字も表示できるので便利なのですが、アンチックセザンヌは統一感がやはり出たと思います。そのほかに描き文字では鬼滅の刃で使用されたフォントセットが安くなってたので買ってみましたが、陽炎書体がかなり使い勝手がよかったです。乩童之戦においてふんだんに使用されているので、どんな感じか見ていただけたらと思います。

昭和書体サイトで現在もお買い得価格で販売されているので購入されてみてはいかがでしょうか?(割引価格での販売期間は当面の間未定のようです)。

2話以降の訳作成の話

2話以降…どうしようね…って気持ちです。Weekend Showよりはかなり気楽に作ることができました(なんででしょうね…)。
おそらく6章まではサクサク作れるはずです、英訳があるので、たぶん…
問題は作成にかかる時間と需要です。まあ一応自分がストーリーをちゃんと理解するために作っている側面もあるのですが、需要がないのに時間かけて作ってもなぁ、という面もあります。
正直手伝ってくれる人がいたらなーと思いますが、まあそういうやる気のある人がいたらもう作ってますよね…って話になりますよね。

そもそも論として人の制作物に乗っかってるわけなのでそういう点で非常にアレな感じなのも否めません。公式にいつ怒られてもおかしくないんですね(おそらくハッシュタグ Nekojishiをつけているので見てはいると思います)。一つの大義名分(にはならないと思いますが)として日本語化されていないコンテンツなので、そういった理由で楽しめていないのはもったいないよなーということで、気軽に読んでもらえるようにしているというのがあります。まあこれに関して報酬とか、そういったことをもらおうとかは一切考えていないので、許してほしいなーと思ってます…(描き文字とかの素材を提供してくれたら嬉しいですけどね!)。

おわりにみたいな話

Weekend Showはそこそこのいいね、RTがいただけたのでそれなりの方に読んでもらえたのかなーと思いますが、今回の乩童之戦もNekojishi関連コンテンツなのでせっかくなので読んでもらいたいなーと思っていますが、どの程度反応があるかなーと気になっている次第です。

まあ反応があったからなかったからでどうこうってわけではないんですけど、何かしら反応があったら嬉しいのは否定できませんね、みたいな。
とりあえず2章までは訳すつもりでいますが、それ以降やるなら描き文字は訳さずに本文だけ訳す低コストな訳にしようかなと思っています。もちろん訳の品質は落とすつもりはないので楽しみにしていただけると嬉しいです。

最後に9月29日(執筆日の前日!)にA Sunny Day Is Watching over Youのポップ・パンクカバー(英語詩)が公開されていました!
オリジナルのしっとりとした歌唱とはまた違った印象ですごく新鮮でした!
お時間があればきいてみてください!

そういうわけで、次回の裏話でお会いしましょう(あるといいな…)


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