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この一ヶ月で感じたオンライン研修・交流会の可能性と注意点

自粛生活が続いていますね。

私の勤め先では元々週1程度在宅勤務の制度があったのでMTG等については大きな混乱なくできている一方で、元々対面を前提に組み立てられていた新卒研修をすべてオンラインでできるように組み直す等の変化もありました(研修チーム尊敬しかない)

そんな中、私自身も元々オフラインで参加予定だったオンライン講座やオンライン交流会に変化することもあり、この1ヶ月位で色んなものが「オンライン」に変わっていくのを目の当たりにしました。

その中で、元来「オフライン超大好きマン」の私も、オンラインならではのメリットもたくさん感じることがありました。

今回は、その感じたメリットともに、注意したほうがいいなと感じた点も一緒にまとめます。

ーー可能性編ーー

■可能性①全国色んなところにいる色んな事情の方と出会える、一緒に何かできる可能性がある
3月に女性リーダー向けの交流会に参加しました。元々は東京でオフラインのイベントだったのですが、当日参加してみると、ドイツ、山口県、お子さんがいてオフラインだったら参加が難しかった方等、様々な場所や状況の方の参加がありました。


そう、もしオフラインだったら会えない方々に会えたんです。(そしてその遠隔参加でお会いできた方で素敵な方がたくさん!)

これは、「今までだったら住んでいる場所という要因だけで出会えなかったり一緒に仕事できる可能性がなかった人とできる可能性がある」ということでもあります。(今更・・という内容ではありますが、実感値として改めてメリットを感じられたのはオフライン→オンラインの流れがあったからだと思います)

■可能性②録画ができる(展開できる)
これは研修をやる側としても視聴者側からも感じたメリットですが、参加できなかった研修の内容を視聴できる、ノウハウを残しておける、というのは大きなメリットです。


もちろん、これはオフラインでもできることではあるのですが、オフラインの研修を遠くからとる、というのは、相当力を入れないと聞きづらい、見づらいことが多いです。


しかし、オンラインはそもそも画面の前にいる方向けにできているので、録画を見ても見やすいことが多く、そのままコンテンツ化しやすいです。せっかく行った研修や講義はとても大きな財産。
勤め先でも「講義は録画してとっておこう!」という話をしています。


■可能性③オフラインならお話するのが難しい人とお話の機会が得られる
私はSNSが好きで、前から「一度お話してみたいな~」と思っていた方々がいたのですが、このオンラインの流れで一気にその中の数人の方とお話をしたり、一緒にプロジェクトをやる流れになったりしました。

オフラインだと中々個別に時間をとるのが難しい方も、このオンラインの流れで公開で講座や交流会を開いていて、そこで会える、というようなことが増えてきているんです。


気になっている人がいるなら、SNSをよく見ていると突然少人数でお話できるような機会が、今ならたくさんあります。(これ、主流になってくると大人数になる可能性があるので、素早く切り込むのが結構大事だと思う)

一方で、オンラインならではの難しいところもあるなと思いました

ーーー注意点編ーーー

■注意点①ITリテラシーや通信環境・機器の状況にかなり左右される
オフラインの機会は現状皆無状態なので、それなりのITリテラシーや通信環境、通信機器が厳しいと、機会が一気にへります。機会がほしければ追いつく・・しかないのかもしれませんが、一方で厳しい環境の方へのフォローも大事です。

特に企業の場合、「厳しい人はいいです」というわけにもいかないので、フォローも必要だったりします。


また、勉強会や交流会の主催をやる際に「参加者のITリテラシーをそれなりに揃える」工夫が必要です。例えば、事前知識なく「この機能使いまーす!」という展開になったとき、前フリがないとそれに対する質問や不安で相当時間を食うケースを何度かみました。

「色んなITレベル・環境の人がいる」という前提にたつのが成功させるために非常に重要になります。

■注意点②人数によってどう進めるのか綿密に組んでおかないと崩壊する
オンラインは特に人数制限がないので、参加してもらおうと思ったらとんでもない大人数にすることも可能です。

もちろん、講義形式のものならそれでもいいのですが、意見を言ってもらったり議論してもらいたかったり、、ということがある場合、あまりに大人数だと機能しません。(話しかけるが、色んな人にみられているのでしーんとなったり)


「ブレイクアウトルーム」等の機能もありますが、それにしても、概ね何人くらい参加して、何人~何人までならこう進めて・・・というのを決めておかないと、進行がストップします。(その間のあわあわで満足度急降下したり離脱者発生する場合もあり)


■注意点③なるべく顔を出してもらい、リアクションしてもらえないと辛い
オンラインは便利で、参加者は顔も声も出さずに視聴することもできます。
ただ、ここでなるべく出してもらい、反応をしてもらったりすることが非常に重要になります。

主催をやったことがある方ならわかるかもしれませんが、何も反応がないと、主催は純粋に非常に辛いんです(涙)

また、反応がわからないので、今の進行がいいのか悪いのか、何かがわからないのかもわからないまま続けることになります。また、やはり画像や音声を切っていると、どうしても講義への「参加姿勢」も崩れがちです。


予め、「可能な方はカメラ使ってくだい」「分かったら頷いてくださいね~」等の前フリをし、反応を見ながら進めることで進行がスムーズになります。(参加側の方は是非笑顔&リアクションを大切に!)


以上、この1ヶ月位色んなオンライン研修・交流会に参加や実施をしてみて感じたことでした。
もちろんオフラインが恋しいところもあるのですが、オンラインだからこそできることも無限大です。せっかくなので、是非オンラインのメリットを生かしていきたいですね。

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