風邪をひいて良かった。
風邪をひいた。
喉のイガイガから始まったけど、前日庭仕事をしていて花粉にまみれたからだろうな、たいしたことないだろうとたかを括っていた。
翌日から鼻水。
これも花粉だろう。
鼻炎もちだしな。
そして土曜日。
朝起きて体全体が違和感。
なんだか芯の部分が暑い。
ただ、体温をはかってみても平熱。むしろそれより低い。
雨が近いから湿気か。
それが昼ご飯にやきそばを作っていた時にもうダメだとなり、夫に伝え、後を任せて横になる。
そこでやっと気がついた。
風邪をひいていたんだと。
さて、私はなんのためにこのタイミングで風邪をひいたんだろう。
そんなことを寝室の天井を見ながら考えた。
というのも最近この本を読んでいるから。
この本のことはまた語りたいことはたくさんある。
そしてまだインプットしたいことも。
だけど今はそのタイミングではなかったよう。
というのもなんのためにと問うた時、出てきたのがとにかく頭をやすませるためと真っ先にでてきた。
そして頼ることをするためと。
知識を身につけるのも。
家のことは私がやらなければと奮起することも。
(誰もしないんだから、私がやらねば誰がやる!と怒りまくっていたことも。)
今は一度緩めてみてはという提案だった。
私が躍起になりすぎて見えてなかった景色を見るためだった。
そんなをぼんやり思っていたら息子が寝室に来た。
「ママ、ぼくがいたら元気になるって前言ってたから来たよ。」と。
そして一緒に横になり、気がつくと夕方だった。
まだだるさは残るものの、だいぶ体が軽くなった。
平日だとこんなに安心して昼寝はできない。
これも夫が何をせずともいてくれるからだろう安心感も思い出した。
夜は緩みきり、弱音が溢れてきた。
そこも今の私の回復をサポートしてくれ、さらにいかに人生をそれぞれが堂々と生きていくかを話をよくしている友人に聞いてもらいまた安心した。
一晩明けて日曜日。
まだだるさは残るものの昨日よりましだ。
動こうと思えば動ける。
ただ今日はなにかに後ろ髪ひかれたとしてもゆっくりしよう。
だらだらをゆるす。
それも目的な気がするから。
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