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cao* ストーリー③未来は創造することができる

私「先生、夢ができました山にこもって修行したいです
先生「あなたには、山より里の修行が深く学べますよ

「え。どういうこと?山に行きたいのに」と心で思いました。

私は「ぽつんと一軒家」みたいに
一人で生きていくのが老後の夢だったりもします
(一匹の猫がいてほしい)

そう思っていたので、なぜに里の修行?
(人間関係に悩まされ生きていく)なんて無理だわぁ。
と、否定的な考えでしたが

インド哲学の書物(マハーバーラタ)には
山に修行に行く行者より、毎日ご飯を作ったり、洗濯をしたり、いわゆる誰かのために何かををすることは、最大の修行である」と。
一番初めに、習ったことでした。

結婚修行スタート

それから数年たち、ヨガとは全く無縁の社会常識人な男性と結婚します。
夫はワーカーホリックで頭の中はいつも仕事。
休みの日でも仕事のことを考えています。

私は主婦になり社宅の奥様との繋がりや
生産性のない家事に何の楽しみを見いだせなくなってしまい
心が折れしまったのです。

人間関係にノックアウト。
引きこもって生きていきたい気持ちになりました。

それから数年後ハイリスク妊娠します。
一卵性の双子
胎盤を共有しているため危険とのこと。

NICUのある病院でしか受け入れてもらえず
憧れていた助産院をあきらめ
体を動かすことドクターストップ。

マタニティヨガライフの夢は飛んで行ってしまいました。

ねたきり妊婦生活突入

ドクターストップにより
毎日ほぼ寝たきり。
そこで、体を動かさなくても出来るヨガをしていました。

話すヨガ
感じるヨガ
瞑想など
特に呼吸法は心を落ち着かせ
安心した出産ができると思える手助けになりました。

その時の私は「不安抱えながら、まつこと」がテーマでした。

出産後は24時間すべて私一人で双子の面倒をみていました。
妊娠中の安静で筋肉がなくなっている
帝王切開の傷口が痛い。
双子をお風呂に入れるだけでヘトヘト
いつまで続くのだろう。
体の限界を感じていました。

その当時は渦中にいたので、きづきませんでしたが
自分の感情や感覚が分からなくなる
言葉が出てこなくなる失感情症失言語になっていました。
感覚をなくすことで
私のバランスは保たれていたのです。

引きこもりながら仕事ができる

そんな時に、ふと見上げた棚にあった
ドライフラワー
ろうそく
アロマで「ボタニカルキャンドル」を作りました。

キャンドルは子どもの時に1回作っただけの全くの素人。
毎日YouTubeを見ながらキャンドル作りを覚えました。

できあがったキャンドルをmineで販売したら直ぐに売れて
高評価も頂き
美術関係の専門学校とコラボや
ホテルにキャンドルを置いてもらえて

家から一歩も出なくても社会との接点ができる。
そして喜んでもらえる
オンラインの繋がる楽しさを味わうことができました。

結婚してからは毎日泣いていました。
辛いことが多く、私にとってまさに修行でしたが
修行は、私を社会に向けて進化させてくれるものでした。

引きこもりでも仕事ができる
このインターネット時代に生まれてきたことをとても感謝しました。

いまこの時代、女性はインターネットを使って
もっとキラキラできるそんな時代だからこそ。
自分の時間で
働いても、働かなくてもキラキラした女性が
未来に向けて実践できるよう。

女性が、自分の生き方を見つけて笑顔でいてほしい。
そんな願いが自分を通して感じてきたものです。

いままでの経験の中から見えてくるもの

不安、心配、心が落ち着かないときに
体、心の感覚を感じにくくすることで
本来の自分と距離をとって保っている
(見ないふりをしている)

どこにいても力がぬけず安心できない
そういった心の奥にある気づきにくいストレスを
まずは、癒し
エネルギーを整えてあげることで
本来の自分自身に戻していく。

「未来は創造することができる」
それが、私の使命だと思います。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。



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