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「挨拶をしたくない」と思ったことありますか?幼少期~挨拶しない理由はこれかも知れない

自分の過去をさかのぼってお話する機会がありました。
そこで、衝撃的に自分を理解したことについて書きたいと思います。

これは、私の幼少期のお話で、自分の子供が挨拶しなかったり、理由も分からず言語化できない気持ちで感情的になってしまう方には是非読んでいただきたい内容になりましたので良かったら読んでみてくださいね。

私は、体を動かすことが好き。思ったことを言葉で説明するのは苦手だったので、どうしても感情的になってしまう子供でした。

幼稚園の頃は、走ることが大好きで、風を感じどこまでも走っていきたいと思っていました。走っていると言葉にできない爽快感や一緒に走っている友達の笑顔だけでコミュニケーションしていたから、すっごく楽しかったのを覚えています。

でも、幼稚園で、どうしてもいやなことがありました。
それは朝、父が車で幼稚園まで連れて行ってくれて、車を降りると
門を入ってすぐのところに園長先生が私を待ち構えていて
「かおるちゃん。おはよう」と甲高い声で挨拶してくることでした。
そして、園長先生は、私に挨拶を求めてくるのです。

私はどうしても挨拶したくないので、門にかくれていて
誰かが入ると同時に隠れながら入るのですが
見つかってしまって、走って逃げるほど、
挨拶が嫌いでした。

ただ、「おはようございます」を言うだけなのに
どうしても嫌いで
それは大人になっても根強くもっています。

大人になった私は、子どもの幼稚園で送り迎えをするのですが
ママ友に「おはよう」と言いたくないので
朝一番! 誰もいない時間を見計らって
サッと行って 子どもを預けて急いで帰る。
なるべく、挨拶する人を少なくしたいがために
門が開く前から行って1番乗りで幼稚園を出ていくようにしているのです。
一見元気があり、一番のりの張り切った人に見えるのですが
ただ挨拶をしない方法を
あみ出した結果なのです。

夫に「挨拶したくない問題」について話したところ
「社会的にも挨拶できないのはダメだし、基本挨拶出来ないなんて親の顔が見てみたい」(→みてるだろうと思ったけど)
と、悲しいお言葉を頂き。
社会性ど真ん中を生きている夫には理解してもらえませんでした。

自分でも社会的には挨拶したほうがいいことも分かっているし
子どもにも、挨拶しなさい。
と言わなければいけないことも分かっている。

別に
頃園長先生が嫌とか
ママ友が嫌というわけではなく、

ただただ、挨拶したくない。それだけでした。

そんな思いの中、まなのわcafeで、その話を聞いてくれた時
musubiのりょうすけさんが「言葉にしなくても挨拶しているから」
わざわざ言葉にしないだけだよ。
「小さい頃は命の声が聞こえるから」と教えてくれました。

と教えてくれました。
私は、うわぁーと感動してしまい。
いままで、何で挨拶したくなかったのか
ということが分かったのです。

そういえば私が、すごくうれしかったことの一つに
20代で婚約解消され心が折れていた時
小学校からの友達がずっとそばいれくれました。
お酒を飲んでいるわたしに、
励ますではなく、良いことをいうのでもなく
ただ、ただ黙って一緒に飲みながら隣にいてくれました。
何もきかず、何も言わずの関係ですが、
全て彼女は分かってくれているし、
痛みを癒してくれている感覚でした。

そうだ。
私は、言葉で伝えるよりも感じたりするのが好きなのだわ。

命の声が好きなのだ
と。

皆さんのお子さんにも、挨拶しなかったり
だまってしまう子っていると思います。
でも、その子の命の声では、
挨拶しているし
誤っているし、ありがとう。
そう言っています。

だから、何も言わなくても大丈夫
言葉って大切だけど、言葉がなくても伝わることができます。
伝わる人がいます。

だから大丈夫だよと、走りなさい!
と、幼稚園で門の前に隠れている子供に言いたい。

読んでいただいてありがとうございました。