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3Dモデルでデッサンのパース間違いを確認する試み…の、計画について

※画像のクレジットにスペルミスがあります。正しくはCanvas Bardです。(自分の名前なのに…)

今回の記事はタイトルの通り。
もう少し詳しく言うと、二点透視図法を利用した石膏デッサンを描く際に陥りがちなパース間違いのパターンと構造を、Blenderで制作した3Dモデルを使って明確化しようとする計画についてだ。
こう書くと仰々しいが、ようは間違えやすい形を3Dで再現したらどのようなものが出来上がるのか調べてみようというわけである。
とはいえBlenderはちょっとしか触ったことがないし、数学の知識は義務教育で習った程度かつほとんど忘れかけている。カメラのこともよく知らない。そういう人間がやることである、という前提は周知しておきたい。

そしてちょろっと作ってみた台座付き球体の石膏像がこちら。

台座に置いた球体の白い3Dモデル。床は黒に設定している。by Canvas Bird
直径20cmの球体モデル

モデルのマテリアル設定はプロパティの基本的な項目を少しだけいじった。台座の石膏感が出ていなかったり、床の黒がべた塗りみたいに見えるのが気に食わないけれど、この試みの目的は形の確認だからそこは目をつむろう。

台座の中心には球体を固定するためのくぼみも作った。球体の石膏デッサンにおける形の間違いは主にこの台座とくぼみに起きるため、特に注目したい部分だ。

カメラ設定は透視投影で、焦点距離は50mmにした。つまり初期設定のままだ。これが人間の見え方に近いらしい。多分。
ほかにも平行投影のカメラをひとつ置いてある。今回は計画の概要を整理したいがための記事投稿なので、画像は割愛する。
実は平行投影の見え方にするだけで間違えやすい形の一つ(逆パース)が再現できるのだけど、この試みで重要なのは「二点透視図法の世界で逆パースなどを再現するとどのような3Dモデルになるか」である。だから平行投影は興味本位で確認するだけに留めよう…と、今この記事を書いていて思った。

とにかく、次の段階でやることは以下の点だ。

  1. デッサンで間違えやすい形のパターンを思いつく限り描き出してみる。

  2. 透視投影モードのまま、そのパターンを再現した台座をモデリングする。

  3. 作ったモデルの正面・左右・背面をレンダリングする。

  4. レンダリングした画像を一覧にまとめる。

3,4は「めんどくせっ」となったら少し横着してまとめるかもしれない。
まあ、とりあえずこんな感じでいこうと思います。

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