cohakoという場所
2021年の春頃にJR東日本さんからお電話いただき、数件の空き物件のお話をいただきました。
そして2022年2月28日にオープンした、JR常磐線「勝田駅」にオープンしたシェアスペース「cohako」の話。
2021年の春は「晴耕雨読」が一年たって、ちょっと自分が意図した場所にはなっていないなと感じていた時期でした。←この話はまた今度。
色々と変えたいなーと思っていたけれども、日立市さんと一緒に作った場所なのでそんなに自分の好き勝手にはできないんだよなーって思っていました。
まちづくり界隈、まちづくりの本を読んでいると「補助金は麻薬」とか「補助金の呪い」って言葉が出てきます。
まあまさにその通り。。。
私は補助金を貰ってもきちんと持続して機能して、あり続ければいいじゃんとは思っています。でも制約的なものはありますよね。もちろん私物化はできない。
だったら、
自分のわがままに運営できる場所を作ろう。
自己資金のみで運営すれば、誰にも文句は言われんだろ。
マンパワーは確実に足りないし、金もない。私は人を頼るのがとても苦手。
そんなわけで最初は断っていたんだけど、嫁さんがとっても乗り気になり手伝ってくれるというのでやることにしました!
ここをどんな場所にしようかなーってたくさん思った。
仕事のあり方やパートナーとの関係。時間の使い方とか食事の内容。
色々と人生には山あり谷あり。
大好きを真ん中におく生き方をしよう
この生き方、今もまだまだできてない。
でもそんな生き方をしてそれを感じてもらえる場所にしようって。
この考え方は
「おやつのじかん」ってプロジェクト名になりました。
子供の頃、楽しみにしていたおやつの時間。
限られたおやつを美味しく楽しんだあの時間。
大人になったら嫌というほど満喫しようと思っていたあの時間。
いざ大人になったら不要になっていた時間。。。
こんな時間を思い出して、ちょっと余白を持ってみない?
みたいなプロジェクトですわ。
なので自分の好きを詰め込む場所にする。
でも作ってみたら結局、「晴耕雨読」と同じような場所になった。
誰かの応援をして誰かが生きやすくなるのを見るのが好きみたい。
オーナーの色に染まらない場所
シェアキッチン・シェアサロン・コワーキングスペースを備えたのは、
誰か1人だけの色に染まるのが嫌だから。
人には当然好き嫌いがある。だから誰かだけの色に染まると結局は仲のいい人たちや常連の集まる場所になってしまう。
その輪に入れないほど居場所を求めている。
話をするのが苦手な人はたくさんいて、決めつけるのは良くないけども
やっぱり話すのが苦手な人は輪に入りにくい。
たくさんの人が店主になる場所なら輪に入れる確率は高くなる。
シェアキッチンに立つ人の自己実現ももちろん応援しているけど、
居場所を探している人にとっても良い場所になると思ってます。
だからこの場所も他の施設も私が運営しているのは別に知らなくていい。
店主として立つ人たちの料理やかける音楽、それぞれの人柄の中で居心地良い日が見つかれば嬉しい。
そんな場所がcohakoです。
しれっと自社でもカフェ始めました。主に木曜日です。
7月から少しづつ物販もやります。
この物販はゼロウェイストっていうやり方です。
お楽しみに!!
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