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コンサート無事終了しました

出演者の平川さん中川さん石田さんをはじめ、関わってくださった方々がいなければ実現できなかった昨日のコンサート、無事に終えることができました。

50席用意していましたが、当日券の方が意外といらっしゃったので合計47人の方に来て頂き、シューマンの作品のみのマニアックコンサートとしては、もう感謝しかありません。

大変ありがたいことで、生徒さんが多かったですが、生徒さんのご友人や、お顔をお見かけしたことのない方も何人かと、平川さんの生徒さんやご家族など、私の知らない方にも聴いてもらえたことがまた次につながる足がかりとなれば…と思いました。

開演前の様子

第一部はシューマンがクララと出会ってから結婚をめぐる法廷闘争を経て結婚するまでを、シューマンの愛と苦悩の感情と密接に関わりながら生まれたピアノ曲の演奏、クララあての手紙の朗読、そのストーリーを語るナレーションによって構成しました。

プログラムの予備
お気に入りの若草色の方は手元に残らず
取っておけば良かったと少し後悔💦

お客様はプログラムの略年表を見ながら、ナレーションと朗読を聴いて頂きました。

ピアノ曲は、このnoteのシューマンの記事で紹介した曲の冒頭部分を弾いてもらったのですが、平川さんのご厚意で最後の《幻想曲ハ長調》は第一楽章を最後まで弾いて頂けることになり、幸運にも譜めくりをさせてもらえたので、間近で響きを聴いたメロディが昨日は寝るまで耳に残っていました♪

第一部の様子

第二部は結婚する年の2月から溢れ出るように作曲された歌曲の中から9曲と、最後はシューマンと共に学び、支え、8人の子育てをし、自らも演奏活動をし、シューマンの作品の普及にも努めたクララ作曲の歌曲を日本語の訳詩の朗読とともにお届けしました。

第二部
実は影の主役は朗読中川さん
一部も二部も出てもらいました

久しぶりの暗譜、途中作詞もしてしまいましたが、皆さんも集中(の空気、多分笑)して聴いてくださった10曲をなんとか全集中!して歌えました。

聴く側もわかりやすくなるように毎曲ごとに訳詩の朗読をしてもらいましたが、歌う側にとっても良かったなぁと思いました。

終演後は出演者全員でお見送りしました。
良かったです、とのお声がけを頂いてホッとしました。

小さなお子さんも結構いたので、通路側の扉は開けて自由に出入りできるようにして、あまり緊張感が張り詰めないように心がけましたが、大丈夫だったかな…?

開演前にピアノの調律をしてもらいました。ピアノを習い出して、家にピアノが来た時からお世話になっている香川さんにお願いできたことが何より感慨深かったです。
しかもさすがの技術で、なかなか厳しい状況だったにも関わらず、ピアニスト平川さんが驚くようなセッティングをしてくださいました。

香川さん調律中
この後、歌とピアノの音量のバランスも
みてもらって、ピアノの蓋は全開に

昨年末、独り言のようにnoteでシューマン回帰!とつぶやいてから、この半年あっという間でした。

歌を磨き上げる過程は地味で苦しい道のりでしたが、終わってみるとその時間も報われます。
今回はチラシの印刷以外は全てセルフだったので、楽しい忙しさでした。

脳内では、もう来年の構想が始まっていますが、まずは11月の生徒さんの発表会に向けてまた楽しい企画を考えます。

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