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119 和歌山 山の絶景、海の絶景ドライブ(海編)

和歌山にドライブに来ています。前回はその前半、山編をお届けしました。

今回はその続き。山を有田川沿いに下り海に出てきましたので「海編」をお届けしたいと思います。

白い岩石と青い海のコントラストが美しい白崎海洋公園

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「あらぎの里」から次の目的地である「白崎海洋公園」までは50キロほど。70分で到着します(私は少し寄り道したので実際はこれより時間がかかっていますが、寄り道部分の記事はまた後日)。

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目的地である白崎海洋公園。名前の通り白い岩が織りなす絶景が見ものの観光地です。

観光地なのでそこまでのアクセスは順調かと思ってしまうのですが、今回私が通ってきた広川町経由の道はすれ違い困難な場所も多く狭いので要注意です。片側一車線の道路があるかと思いきやビーチがあって海水浴客が駐車してたりするのでこれまた狭い!運転慣れしていない方は上の地図「由良町」と書かれている方から南を回っていかれることをお勧めします。

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ここは道の駅にもなっています。かき氷やソフトクリームなどで涼を取っている観光客の方がたくさんいました。

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というわけで肝を冷やしながらようやく着いた「白崎海洋公園」。あたり一面の白い岩は石灰岩。石灰岩でできている海岸は日本では珍しく、今から2億5000万年前、ペルム紀(二畳紀)にはこれらの岩石は形成されておりその後隆起したといわれています。岩石からはその時代の化石が発掘されるらしいですよ。

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岩石には基本登れませんが、階段のあるここからは登ることができます。

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白い岩石の向こうに見える青い海。日本離れした景観は日本のエーゲ海とも言われています。ギリシャではありませんが日本の南国、紀伊半島の岬をきれいに望むことができます。

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崖の下で白波が踊っています。今日もかなり厚いんで飛び込んだら気持ちいいんだろうなぁと思うのですが、飛び込んだら溺れると思うので断念します。

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ここは泳ぐことはできませんが、砂浜もあって波と戯れることができます。ちょっと戯れようと思って近づいてみたら意外に大きな波が来て靴がぐしょぐしょになりました。要注意です。

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賽の河原のように石が積まれています。人はなぜ石を見るとこうして積みたくなるのでしょうか。穴の開いた岩も多く見られました。穿孔貝の巣の跡でしょう。石灰岩を酸で溶かして穴をあけて棲み処とする貝がいるらしいです。生きる力ってすごいですね。

和歌の浦は日本のアマルフィ?

日本離れした景色を堪能したあとは紀伊半島を北に登り和歌山市へ。もうひとつ岬を巡ることにします。目的地までは阪和道を通って約1時間です。

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やって来たのは和歌の浦。和歌山市の南部にある雑賀崎(さいがさき)です。和歌山の地名の由来となった和歌の浦はここ。今でこそ和歌山市の郊外になってしまっていますが、かつては紀伊国の玄関口として栄えた場所でした。

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雑賀崎は漁業で栄える町ですが平地が少なく、このように山にへばりつくように家々が並びます。この景観から日本のアマルフィと呼ばれています。アマルフィをよく知らなかったのでググりましたが、本家はこんな感じです。

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町を少し歩くと海辺の町によく似合うアートが出迎えてくれます。

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このアマルフィな家々を抜けて灯台まで13分で行けるとGoogleが教えてくれたので歩いてみたのですがご覧のような道が続きます。これは地元の人じゃないと無理…と思い断念。車で灯台まで向かいました。

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こちらが雑賀崎灯台。和歌山市の南東端にある灯台です。ちなみにここに登る道路も観光客が来る割には道がめちゃくちゃ狭いので運転要注意です。

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灯台から見える島々の景色。傾きかけた太陽の光が海に反射して3つの島々がシルエットとなってとても美しいです。ちなみに右下に延びているのは番所の鼻。かつて見張り番がここから海を監視していた場所で今は庭園となっています。

和歌山の山海の絶景巡るドライブは500キロの強行軍となりへとへとになって帰りました。ホントは疲れた体を日帰り温泉で癒す予定だったのですが帰路激しい雷雨が襲って断念。道の駅で和歌山ラーメンをいただくにとどめました。

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白浜あたりで一泊してゆっくり、というのもいいんでしょうがぎゅっと詰め込んだ旅も充実感があっていいもの。夏休みのいい思い出になりました。

サポートいただけたら小躍りして喜びます! 今後一層フットワーク軽く旅先に向かい、情報提供に努めたいと思います。 よろしくお願いいたします!