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佐賀インドネシアドリームズ開幕戦シリーズ、ドリームフェス備忘録

はじめに

サムネは武雄温泉駅前の宿泊したホテルにおいてあったチラシです。

4/13、14日にヤマエグループ九州アジアリーグの準加盟球団「佐賀インドネシアドリームズ」の開幕戦シリーズとドリームフェスが佐賀県武雄市にあるひぜしんスタジアムで行われ、自分も2日間参加してみたので、備忘録を書いておきます。

チラシにある通り、野球の試合と体験型スポーツが出来て飲食コーナーもあるドリームフェスが同時開催されています。

佐賀インドネシアドリームズの監督を務めている香月良仁さんは熊本でスポーツフェスを手掛けています。昨年は自分も運営側として少し参加していたのですが、その時の様子は下記にまとめてあります。

香月さんのフェス開催への想いについては2年前にHiVEの企画で90分間の雑談をしています。

また、リーグの公式HPにある通りこの試合は佐賀と対戦する各球団から見ると公式戦のひとつとして扱われる重要な戦いとなります。

2024 年シーズンは、佐賀インドネシアドリームズ、福岡ソフトバンクホークス戦を含む勝率により優勝を決定する。

2024-年度九州アジアリーグ-公式戦ルールから引用

当日の様子

ひぜしんスタジアムは特急と西九州新幹線の乗り継ぎ駅となっている武雄温泉駅からタクシーで15分程度。
山の中にある人工芝の新しいスタジアム。ドリームズは応援団、チアも活躍。
球場敷地内の駐車場や空きスペースで出店、体験型スポーツイベントが行われており、親子連れでの参加が目立っていた
ドリームフェス2日目のストラックアウト体験の様子。
開幕戦は7イニングで0-17での敗戦。しかし安打数なら7-19と打てていないわけではなく、またディフェンスも与四死球6、失策2に留めるなどストライクは取れており、守備も大崩れはしていなかった。翌日の2試合目は7-9と善戦。試合結果の詳細は一球速報ドットコムで確認できる。

まず野球について、投手は球速こそ劣るものの、ストライクが取れていること、野手は相手に引けを取らないスイング速度があること、正面の打球なら守れる守備があるので、繰り返していればそのうち勝てる試合が出てくるなと感じました。

いまのところ選手の年齢は20代後半から30代が多く、すでに出来上がった選手のようではありますが、野球をする場が出来たことで今後有望な若手選手が増えてくると考えると、可能性は大きいと感じます。

また、今回は2日間で約5000人を集客しましたが、ドリームフェスという体験イベントが併設されているため「必ずしも物珍しさに試合を見に来た一過性の集客ではない」という点は興味深いところです。

元々香月さんは熊本で自前でイベントを作っています。もちろん毎試合イベントを併設しているわけではありませんが、今後も定期的にスポーツフェス等のイベントを併設することが想定されるため、野球の試合は「人が集まるきっかけとしての機能」となりそうです。

なお、下記で書いていただいた通り、スポーツには様々な人が集い、文化交流のハブとなる機能が強くあると個人的に感じていますので、この点がとても興味深く感じています。

報道まとめ

今回の開幕戦シリーズは多くの報道陣が詰めかけており、記事も多く出ていたのでまとめておきます。

ざっと見るだけでもこのくらい。自分もイベントの企画、運営側になることも多いのでこの巻き込み力は参考になります。

選手への視点

以上、備忘録でした。

佐賀インドネシアドリームズに限らず、日本にはNPB以外でも様々なプロリーグ、チームが特徴を持った動きをしています。ただ、動きが早いため毎年リーグの加盟チームやレベルが変化しています。

このような状況の中で、独立リーグへ挑戦したい選手への情報提供は個人的に力を入れていきたいことのひとつです。

各リーグのレベルがいまはどのくらいなのか、どのような特徴があるのか、横断的に見られる参考情報があれば、挑戦するリーグを選ぶひとつの基準になるでしょうし、またリーグ側としても競技レベルを合わせることが出来そうです。

リーグ間での移籍もだいぶありますし。

今回、佐賀インドネシアドリームズの試合を観ている中で、自分が短期的なスパンで貢献できる可能性があるとすればそれかな、と感じたところでした。

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