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みんなでスライド作る時の役割分担問題

社会人研修を通して、グループワークを通して議論した結論を発表する、みたいな場面が増えてきました。その時に「じゃスライド誰が作る?」みたいな雰囲気になり読み合いにあることがあると思います。そういう時の備忘録。


まずはこの記事でも書いたとおり、どこかのタイミングで一度ストーリーに起こすのが良さそうです。結局議論って叩き台がないと何も話が進まないみたいです。最初は3枚ぐらい、だんだん増やして最後の発表形式に合わせてとったり減らしたりするのが良さそう。

ちょっとお試しに、手元でNotionにまとめて見ていたりしたんですが、ロジック全体像が見渡しづらくいまいちでした。トグルとか使いこなしてみたものの、具体例がどれほど揃っているのかが評価しづらく、ストーリーも見づらかった印象。今のところパワポが結局いいのかも。

基本方針は「情報集める・直す」-> 「外部の誰かからフィードバックを得る」の繰り返し。可能であれば、完成度的には30%->60%->90%と3周分ぐらいできれば最高な気がしています。修正や宿題の方針としては、以下のとおり。

①パートを設けず、好きなテーマで調べてくる。情報が成果物。
②特定のパートをみんなで膨らませるよう役割分担する。情報が成果物。
③各構成パートを膨らませるよう役割分担をする。スライドが成果物。

課題の解像度に応じて宿題・修正方針の自由度も高く、①>②>③で自由度が高くなります。①は設定する課題の探索のため、②はその課題の解像度を上げるための情報収集というイメージ。①の注意点は「考え」ではなく「事実・事例」というファクトを調べてもらうこと。そうしないと抽象論になり話が進みません。

③のあとは発表形式に合わせてトンマナの調整・スライド枚数の調整や情報の圧縮・取捨選択を行います。その際になるべく気をつけたいのが、「各々が作ってくれたスライドが、最後のスライドに生きているか」という観点。気にしすぎかもしれませんが、「このチームならでは」のスライドが作れるのがいいなあと思うので、気をつけてみています。


過去の反省を3つほど備忘録しておきます。

1つ目が「スライドを作る人がリーダー一人になってしまった」という経験。とあるデザイン系の研修での経験です。そうなると、先述の③がなかったために、チームメンバーとしてのみんなの一体感がどんどんなくなってしまいました。役割分担大事。

2つ目が「フィードバックを得ずに進めた」という経験。社内研修での経験。最終的な提案のゴールを見据えた上で、適切な外部の人からのフィードバックは大事でした。フィードバックする人選もしつつ、「ストーリーに違和感はあるか」「具体的か」「もっと知りたいところはどこか」みたいな評価の観点をあらかじめ共有してもいいかも。

3つ目が、「このチームで好きな企画を提案して実行する」みたいな、最強に自由度が高いテーマをやった際に、どんなにアイデア出しをしても「いやあでもそれ面倒だよね」となり議論が進まなかった経験です。企画系の研修での経験。アイデアだしを通して「だめ」となった基準を書き出して、「みんながおkしてくれそうなアイデアの基準」を言語化するのがいいのかも。

いずれにしても、「最初はみんな自由に!」-> 「言語化して叩き台作ったよ、膨らまそう」-> 「ふくらましたのをみんなで手直ししよう」という流れがいいのかも。


むずぅい。


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