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宮本輝に会えるかな⁉️①

宮本輝、林真理子、宮尾登美子

「生きている」作家で好きだったのはこの三方。

宮尾先生は残念なことにお亡くなりになってしまいましたが。

でも、宮尾先生には一度だけお目にかかったことがあります。

お母様の形見のお着物で登場した宮尾登美子先生

「お目にかかった」といっても、まあ、新聞社主宰の講演会に当たって一観客としてですが。

『天涯の花』発売直後、会場は大きなホールなどではなく、カルチャースクールの大講義室の様なところで、宮尾先生に近くはないもののお姿をはっきり見ることができました。

その時、先生は『きものがたり』という、先生の写真集!で紹介されていたお母様の形見の着物をお召しになっていました。言わずとしれた『櫂』の主人公喜和のモデルとなった方です。

その事にも感激しましたが、気品があって、お美しい方にも関わらず退出されるとき少女の様に大きく手を振ってらしたのが、前述の『櫂』の中で宮尾先生がモデルとなったわがままだけど純粋な少女「綾子」を彷彿とさせました。

週刊文春の「桃見の会」でお話しできた林真理子先生

林真理子先生には、会ってお話しさせていただいたことがあります。

週刊文春主宰の「桃見の会」に参加させてもらいました。

これは、どういったものかというと、林先生は折に触れ、故郷山梨名産桃のことを、食べるのはもちろん美味しいのだけれど、花が可憐で素敵とよくエッセイで書いてらして、その後、編集者の方たちとバスをしたてて「桃見の会」をやってらした。

週刊文春の連載が区切りとなるような回数の時に、ファンイベントとして「桃見の会」を開催してくれています。

参加条件は

「林先生への愛♥」

先生の作品の感想を書いて、愛情が深い人から参加できるというものです。

私が参加できたのは平成28年4月。

集合場所は文芸春秋社本社。

二台のバスを仕立てて山梨の果樹園で桃見、その後石和温泉で食事というコース。

参加したファン一人ひとりとお話してくださり、私は、ちょうどその頃出版された先生の小説の主人公がに私の出身大学と同じだったのでそのお話をさせていただいたりしました。

林先生は、私が持っていった先生の初の長編小説『星に願いを』にも気安くサインをしてくださる優しい普通の女性という印象でした。

バスの中で講演会の様に澱みなく面白くお話されるし、小説は他の作家の方がやれないようなことをひょいっとやってしまう。

会うと、ほんとに優しい普通の女性なのに。

天才というのはこういう人をいうのでしょうね。

会えてないのは宮本輝先生だけ

宮尾登美子先生、林真理子先生にはお会いできました。

あと、会えていないのは宮本輝先生だけ。

出来れば、講演会などで一方的にお話を聴くのではなく、お話をしてみたい。

そのチャンスがあるとしたら、一つだけ。

宮本先生が審査員を務める「北日本文学賞」に入選すること。

今年の締め切りは8月31日。

それまでに、コツコツ書いてみます。


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