見出し画像

#18 デザイン石けん

石けんを作る上で、レシピだけでなくデザインも重要です。
形は丸型にするのか四角にするのか、マーブル模様を入れるか、色をつけるか…。

1.最初の頃はデザイン石けんが楽しかった


石けん作りを始めた当初はとにかく様々な石けんを作りたい欲が溢れていたのでクレイで色をつけてみたりマーブル模様にしてみたり丸型を作ってみたりと材料だけではない創造的な石けん作りが楽しかったです。

色付きと無色の石けんを交互に型に流し、カットするまで出来上がりの模様が分からないのが毎回の楽しみでした。カットする度に異なる模様が現れることに興奮しましたが、この感動を子供たちに伝えても共感してもらえませんでした(笑)。



2.お店でデザインチェック


石けんを製造販売することを決める前から石けんが店頭にあると思わず見てしまうことはあったのですが、最近は特にチェックするようになっています。

成分チェックはもちろん、デザインも豊富なので皆さんのアイディアが素晴らしくて、どうやってデザインを決めているのかお話を聞いてみたいくらいです。

ハワイに行った際にはとても可愛い石けんのお店に出会いました。
石けんのお店というよりもまるでケーキ屋さん。

英語が分からない私はジェスチャーで店員のお姉さんに誘導されるままに石けんの使い心地を試させてもらいました。
せっかくなので幾つか購入しようと思い金額のプレートを確認すると4個買うと1個無料と日本語で記載がありました。
16ドルとも書いてあったのでてっきり4個で16ドルだと勘違いした私は
5個の石けんを選んでレジへ持っていきましたが、お会計が64ドル・・え・・?64ドル・・?4個で16ドルじゃなくて1個16ドル・・?と頭の中はプチパニックです。
そりゃそうですよね・・ここは物価の高いハワイ・・
途中で店員のお姉さんには2個買うと2個無料になるボディスクラブもおすすめされましたが30ドルは高いと思い断っておいて良かったと
思いながら、英語を話せない私は断ることもできずそのまま5個の石けんを買って帰りました・・。

これも石けんの製造販売に向けての一つの参考になると自分に言い聞かせるしかなかったですね・・。


3.一周回ってシンプル


最初の頃はデザイン石けんも積極的に製作し、石けんのデザインコンクールがあると皆さんの素晴らしいデザインを眺めながらどうやって作るんだろうと考えたこともありましたが、10年作って最後に行き着いたのは結局はシンプルなデザインでした。

近年作っているのは本当にシンプルな石けんで
それが私の中で一番しっくりとくるので
恐らく実際に販売する石けんはシンプルなものになるのではないかと思います。

あ、でも形はシンプルだけど刻印は入れたいなと思っています。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?