【こまち日記inイギリス】その⑤不妊治療(IVF)スタート編
前回の記事はこちら↓
ということで、スタート編です!
PRIVATE!?(医師面談)
前回ビデオ面談をした医師と実際対面でお会いし、ざっとこれからの流れを説明されていよいよ次回からはFertility Centre(不妊治療クリニック ※以下クリニック)で手続きをしてスタートということに。
事前にしていたテストはお互い問題はないものの、私の年齢を鑑みて体外受精をした方がいいと言われていたのですが、色々決心がなかなかつかず…
実は一時帰国中に一度人工受精を試みたものの残念ながら生理が来てしまったため、ここらへんで腹をくくり体外受精(以下IVF)をすることにします。
この面談のタイミングだけでも、わからない単語が連発。。わからないけど大事そうな単語は一つずつ説明してもらいました。
最後に、改めて無料の治療は受けられずに、あなたはprivate(プライベート)になるけどいいんだよね?と確認をされ、同意。
※この時、private(プライベート)と言われたので、私はてっきりprivate(私立)のクリニックを紹介されるものと思っていました。
次回はここに行くように、と言われてみたものはNHSの施設。
ん?privateな施設じゃないじゃん!と思い聞いてみたら、
医師「privateというのは、NHSのクリニックで有料で治療をするという意味だよ。」
そういうことかーーー!
でもイメージではNHSはすごい遅いし、施設もprivate(私立)のきれいなものとは違って簡素な感じでって聞いてるけど。。
医師「NHSで無料で受ける分にはいざスタートとなっても予約とれるのはずいぶん先になる。君の場合はprivateでお金を払うことになるから、今すぐにでも手続きが進むってことだよ。」
先生の説明通り、確かにこの面談から先は本当にあっという間にスムーズに事が運ばれました。
面談後、治療開始のための入金依頼がメールがきて、治療スタート!
※ここでの入金はIVFの基本治療費。これで払っておけば毎回の診察ではお金はかからない。薬代などは別。ちなみに£4,900でした。
当時のレートでは約80万円くらい?今だと約90万円なのでこのうちにやっておいて本当によかった。
またこの年の4月から日本で人工受精、体外受精に対して保険適応されたことが大きかった。
駐在員は日本と同じ補償が受けられることが前提なので、主人が上長にかけあってくれて日本だと保険で免除してくれる分をサポートしてくれることになったので安心してIVFを有料で受けられる事ができました。
クリニックでの手続き
面談のすぐ後、メールで手続き用の書類が50枚近くメールで送られてきて、詳細記入やサインをして、いざクリニックへ。
内容は、日本で不妊治療をしている友人に聞いてみたらほぼ近しいもののようでした。
こちらならではなものとしては、精子凍結、卵子凍結をいつまで希望するするか。(10年ごとの更新や、永久に、など色々できます。)
精子凍結をしたあと、提供者が亡くなった場合でもパートナーが妊娠を希望していたらその精子を利用することを彼女に許可するか、などなど。
治療スタート!!
その日は血液検査と尿検査をし、このタイミングで妊娠をしていないことを確認して早速治療開始のための薬を飲むようにということで、処方箋を手にNHS施設内にある薬局へ行って薬を購入。
私はprivate患者なので、この後毎回薬や注射の購入の際は自腹を払っていきます。
隣でさっきクリニックにいた患者さんは無料で受けているので、薬も無料で受け取っているのをみたりすると、、若いっていいなーなんて思ったり思わなかったり^^;
この時処方された薬は生理をコントロールするもので、21日以上飲み、自分のタイミングで薬を飲むのをストップすれば、数日後生理がきます。
ストップのタイミングは自分で決めてOK。
生理2日目で内診を受けるのですが、ここから先はまた次回に。
※ロング法、ショート法など点鼻薬を使う方法で生理周期前に準備をするとよく日本のサイトでみかけますが、私の場合はどれも当てはまらなかった?ような気がします。英国の方がこの分野に関しては先進なので、色々なパターンがあるのかな?色々ヒアリングなどはなく、私はクリニックにお任せでこれになりました。
最後までお読みいただき有難うございました。
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