【妊婦日記inイギリス】その③波乱の初回スキャン(エコー)

ミッドワイフとの初面談も終えて

いよいよ初回スキャン(=エコー)を待ち望んでいた頃からの話です。

予約できない！？

初回のミッドワイフとの面談の時に、目の前でスキャンの申請をしてもらっていたのにも関わらず、予約の連絡が一向にこない。。

しびれを切らしてミッドワイフに連絡し、もう一度催促してもらう。

それでもこない。。

こちらからも問い合わせてみて、ようやくスキャンの日が決定。
12wでやるはずのものが、結局16wになるとは、、さすがNHSである。

スロースタートになったのは私のミスなものの、その後のアポの取れなさはNHSの問題。
放置されることしばしばなので、遅い！と思ったらすぐに連絡するようにしましょう。
(それでも、なかなか遅いけど。)

遂に初回スキャン！しかし、、

待ちに待った、初回スキャンの日。
(※クリニックでのスキャンはノーカウントとしたら、初回)
遅い！と思ってたけど、結果的に16wと安定期に入った時だったし、まあこれはこれで、と思い主人も大事なお仕事がある日でしたが午前中はなんとか都合つけて一緒にきてくれました。

年齢のことなどなど、何かあったらを想定すると母にはぬか喜びはさせないように安定期に入ったら報告するつもりだったので、ちょうどこのスキャンで確認ができたら報告しよう！と決めていました。

名前が呼ばれ、中に入りイギリス版母子手帳のブルーブックとクリニックから渡された紙一式を担当の超音波技師に渡して、ウキウキしながらベッドに横たわろうとすると、、

｢この紙の他に、採卵日、移植日、予定日が全て載っているレターは？｣

と聞かれ。
全部1枚に載っているのはなくて、もらってる紙はこれが全部です、と伝えると

｢自然妊娠だったらそのままスキャンできるけど、IVFならクリニックから出してもらう全部1枚に書かれたレターがないとスキャンできないから。今日は帰って。受付でアポ取り直して。｣

んん？どういうことだ？
クリニックに連絡したらいいの？このままアポ取っても同じこと？
今日ここまで来たのに、何もなしで帰らないといけないの？
クリニックとそこの産院はNHSの中でもさらに系列だし、情報などは全部シェアされているはずなのに。。
そして、渡されたレターは全て持っているのに。。

ただでさえ、無事に妊娠している状態なのか不安で早くスキャンしてほしかったのに。
母にも早く報告したかったのに。

私はどうしたらいいのか、とかこのレターがそれじゃないのか？とか言っても、私はみられないからの一点張りでさっさと部屋から追い出そうとする超音波技師。
悲しみのまま、追い出されました。

次回のアポ取りは？

言われた通り受付でまずは次のアポを取らないとと思い受付に伝え待ちます。
が、30分以上待っても何も起こらず。

主人には午後の大事な仕事に向かってもらい、私もサポートする予定だったのですが、私はもう少し待ったりとするので合流は遅くなるかもしれない旨を伝えて一旦お別れ。

ようやく受付の人に呼ばれたと思ったら

｢こっちじゃアポ取れないから、来週自分でここに電話してアポ取って。｣

えー、それもっと早くにわかったことじゃないの！？絶対忘れられてた。。

クリニックへ

このままアポを取ったとしても、また追い出されるかもしれない。。
そう思った私は何ができるか？と思い卒業したクリニックへ電話。

事の顛末を説明しても、そんなことはありえないはず！どうしてだ、みたいな反応で。。
とにかく、今からそっちに行ってもいいですか？と伝えてOKをもらったので、その足で向かうことに。

到着するとドクターが出てきてくれて、

｢話は聞いた、こんな事はあり得ない！だけど、正直そこの産院の超音波技師はそういう人が少なくないらしいから、いつでも転院できるから、ここの隣に併設してるとこに来るといいよ。

とにかく、君は何も悪くない。
この1枚で事足りるはずなんだ！
採卵日と胚移植日がここに必要？じゃあ俺が書いてやるよ！｣

と、日付とサインとを書いてくれました。
これを持ってダメなはずはないから！とのこと。
すぐに対応して下さったドクターに感謝感謝です。

ネクストステップ

実はクリニック移動の時に、ブルーブックに載っている、他の連絡先にも念のため連絡してみてました。
話してみてみると、

｢大変だったわね。。
あなた日本人？私の同僚に日本人のミッドワイフいるんだけど、彼女に話を聞いてもらいたいかしら？｣

と、提案してくれて、ちょうどもう転院してしまおうと思っていたところで長年働いていらっしゃる方につないでもらいました。

翌週のアポ取りの時のコツや、PALという投書箱？みたいなサイトを教えて頂き、今回の事を院の方にちゃんとレポートした方がいいと教えてもらいました。

※PALに送ったところ、やはり完全な超音波技師のミスだったとの返事が。ただ、常駐の技師ではなかったため、こんなことが起きてしまったとのこと。
とにかく、もう同じ思いを他の妊婦さんには絶対にしてほしくないことを伝えさせてもらって終了。

翌週すぐに電話して翌日にアポがとれ、出直しで向かうことに。

それまで体調もかなり順調だったし、精神的な不安定さもあまりなかったですが、今回の事ではかなり動揺してしまい、心乱されてしまいました。。

いやはや、今度こそちゃんとみてもらえますように(泣)