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日記|20240525〜0531

5月25日
心がずきゅ〜んとするような、そんな日を思い出しちゃったな。

5月31日
感動を覚えるくらい美味しいベーグルが焼けた朝。そんな1日の始まりは心がスキップする。パンを焼き始めてから、2年ちょっと経過した。寄り道がてら、シフォンケーキ、マカロンにもはまってみたけれど、手元に残っているのはやはりパン。

美しさすら覚える。(自惚れ)

はまってみた物に通底しているのは、「膨らむ」ものかもしれない。確かに、焼き上がりが待ち遠しくてオーブンの前で膨らむ様子を伺ってみたり、焼く前からは想像できない焼き上がりの姿に愛おしさを感じてしまう。焼き上がりを待つ時間は、初恋の人からの返事を心待ちにするそれと似た感情を抱いてしまうので、そろそろパンに恋愛感情を抱いてもおかしくないと思う。
もう少しパン作りに没頭している原因を探りだしてみると、「短期的にプチ達成感を得られる」ということもその一つだと考えられる。
ルヴァンの活性化からスタートし、パン生地を生成しはじめてから、焼き上がりまで長くて大体4日間。(冬場は、この2倍かかる。)この4日間で何かしらの達成感に繋がるアウトプットを生み出しているので、自信にもなるし、次回への反省点も得られる。仕事の視点から考えてみると、PDCAサイクルを短期的・恒久的に繰り返しているということになる。仕事と違う点は、金銭的報酬を受けず、自分が好きなことを好きなペースで続けているということ。
ここからは少し自信過剰になってしまうが、私のパンは美味しいと思う。というか、美味しくなってきた。酵母の発酵力が心強くなってきたことと、美味しい粉に出会えたこと、パンの特性を体得しつつあることが、美味しさに繋がっていると思う。
あと、最近はパンを焼くペースが落ちた。強制的な話ではなく、なんとなく焼きたくなったら焼こうかな、という己のモチベーションが屹立してきたタイミングで焼くようになったので。以前はモチベーション関係なく、ルヴァンを活性する回数をとにかく増やしたくて焼いていたけれど、前述の通り、最近はルヴァンの発酵力が安定してきたので、自分が焼きたいタイミングに合わせて焼くようにしている。
呼吸するように何かをコントロールするってちょっと大袈裟だけど、そういう技術とか武器みたいなの少しずつ増やしていきたい。パンみたいに短期的に得られる達成感だけではなく、中長期的に畑を耕すことによって結実する何かに手を出してみたい。具体的に言うと環境や家作りに興味がある。

唯一墓場に持って行きたいもの。

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