不安定、バンザイ。

5/11。ギタリストのCANDY MANです。
晴れたり雨が降ったり、暑かったり寒かったり、不安定な天気が続くなぁと部屋で唸っている。今日(書いているのは別日)は外出して買い物に行こうと数日前から画策していたのに、雨が降るとなると計画も頓挫。さて、どうしよう。

いや、これくらいの雨なら傘をさせば外に出られる。でも本当は自転車に乗って行きたかったんだよな～とイスに座りながらうだうだしている。この時期の不安定な天気が嫌い。

ということで今日のテーマは「不安定、バンザイ」です。

たかだか晴れだと思ってた週末に雨が降っただけで萎えてしまっている自分が情けない。
別にキャンプやハイキングに行くわけでもない。野外ライブでも雨天決行されるんだから、外に出れば良い。

そう、「外に出て買い物をする」という大きなミッションを達成するだけなのに「晴れている」「自転車に乗れる」といった本質から遠ざかるような無駄な条件をつけるから頓挫しやすい。

人生もそう。思い通り上手くいくときもあれば、全く思い通りにならず悔しい思いをすることも多々ある。不安定なんだよな、と。ずっと続けているバンドが次の月には解散していたり、解散するかと思ったバンドにある日タイアップの話が舞い込んでそこから右肩上がりでうまく行き始める、なんて話はロッキンオンジャパンで沢山読んだ。

不安定であることをきちんと理解し、ずぶ濡れになっても前に進むことを選ぶことも選ぶことも良し、次の晴れの機会を虎視眈々と狙い、途中で止まってたnoteを書き始めるのも良し。
それでもやはり前に進むことにした自分を褒め、玄関に向かい靴を履く。玄関の扉を開けると、先ほどまでシトシト雨だったのが曇りになっている。
しめた、今のうちだと自転車に飛び乗り目的地へ向かう。やっぱりついているな～と調子づき目的地まであと5分というところで急に雨が降り出し、先程より強い。「くそったれ！」と、以前の俺なら思っていただろうが、策士な俺は「折りたたみ傘」という最強の武器を用意していた。ニヤリとして傘をさしながら自転車を押して目的地まで向かっていった。

そうなんだよな、ときには頼っても良いんだよなと。自分1人だけで進める場所なんてたかが知れているから、何かに、誰かに頼って良いんだよなと。完璧じゃなくても、とにかく目的を達成出来れば良いんだよな。

さて、無事買い物も済ませて家路につく。思わぬ出会いもあり、散財してしまうがこれも良し。まだ外はぐずついてはいるが、向こうを見ると曇り空から光が見える。そう、それでいい。前に進み続ければ見えてくる光は必ずあるんだと。

帰ってきて、買おうと思っていたものを買い忘れたことに気がついた。外はまたぐずついて降り出しそうだ。それで良いと独りごつ。俺には経験も武器も味方もいる。雨が振り出さぬよう祈りながら、来た道を進む。

おまけ

昔はCDを買った喜びでワクワク出来たけど、その喜びは今は書籍に取って変わられた。帯やポップを見て自分の琴線に触れそうな本を選ぶ。紙袋パンパンに詰まった本や漫画を見るだけでワクワクする。
でも雨の日に買いに行くもんじゃないなと思うね。

以上。

今日の一曲 syrup16g「生活」

心なんて一生不安さ。