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火星の開拓者

6/18。こんにちは、CANDY MANです。

梅雨本番と思いきや、晴れが続いて嬉しいね。

さて、先日 MARSBERG SUBWAY SYSTEM(MBSS)の初ライブ "pathfinder"を観に行った。ライブレポ、というより個人的な感想を。

今日のテーマは、「火星の開拓者」です。

MARSBERG SUBWAY SYSTEMはご存知だろうか。

THE PINBALLS のVo 古川貴之が始めた新しいバンドだ。

MARSBERG (マルスベルク)という地名がドイツにあるが、あんまり関係なさそう。

ギターとベースには元Outside dandy、ドラムにはJake stone garageのメンバーを引き連れている。

声、歌い回し、メロディ。どれを取っても「THE PINBALLSの古川貴之」だ。ただリフや曲全体のアレンジは違う。2010年代初頭の下北地下の匂い。ずっとTHE PINBALLSを聞いてきた人は少し違和感を感じるだろうか。

私はTHE PINBALLS原理主義、過激派というわけでもないので「まぁほかバンドになったら変わっていくだろうね」と思うようにしてる。

例えばチバユウスケというレジェンドボーカリストがいる。解散した今もなお人々を魅了し続けるTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT(TMGE)のボーカル。その後ROSSO、今はThe Birthdayとバンドを経ている。

そりゃTMGEが大好きでROSSOやThe Birthdayを聞かない人も中にはいるだろうが、彼らのライブに来ている人のほとんどはTMGEが好きだろうし、TMGEが復活してくれたらこれほど嬉しいことはないと思っているだろう。私も嬉しい。

でも叶わないことが分かってるからこそ、元メンバーがやっている今を応援しているはず。あとTMGE以降の2バンドがどちらも方向性は違えどカッコイイからだ。

だからこそMBSSがダサかったら、皆ライブに行かないだろうし再結成を求めるデモが日本各地で行われるかもしれない。

そんなことを思いながら渋谷はO-CRESTの階段を登った。こんなに長いっけ。もうこれ、登山だろ。

MBSSの前にはfolca、Large House Satisfactionが場を温めてた。両バンドともMCでMBSSのバンド名について触れていた。ラージも十分長いぞ、と思いつつ2バンドとも一緒に戦ってきた戦友なんだなと感傷に浸る。

そしてMBSS。

古川さんの煽りを目を瞑って聞く。そこはもうあの頃のCRESTだった。

MCの途中で自分の言葉にうるうるしてしまうところも、客席を見て笑顔を見せるところも、変わらない。相変わらずだ。

曲を聞くたびに「この曲もしかしたらTHE PINBALLSの新曲になりえたのかな〜」などと考えてしまったが、MBSSでないと出来なかったのかなとも考えられる。物事の見方は一つではない。

とか思ってたらMCで「モリ...他の3人には一緒にいて欲しかったなぁ」とか言っちゃうんだから泣いちゃうよ。他のメンバーの名前を呼ぼうとしてやめてたし。

前を向いて、新しい道を歩もうとしている。誰も聞いたことのない音を開拓しようとしている。

彼らのHPにはこう記されている。

新しい列車を走らせよう
新しい汽車を 電車を 蒸気機関を 銀河鉄道を あらゆる車輪を回転させよう
新しい鉄の塊を
そのとき車輪は激しく悲鳴をあげるだろう
美しくきしむ 命の音がするだろう

沢山傷ついて、それでもなお新しい汽車を走らせる。


向かう先に見える景色が、彼が望んでいたものであれば、嬉しい。


ライブを終えて外出たらSHIFT-CONTROLのベース ザッキーがビラ配ってた。えらい。


以上。


今日の一曲 MARSBERG SUBWAY SYSTEM「0.14パーセントの星屑」

春風の中に。










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